「ミスト」
デビッド・ドレイトン 画家(パニッシャーの主役)
ビリー デビッドの息子
ノートン 隣人。NYから来た弁護士
カーモディ スーパーの客(マーシャ・ゲイ・ハーデン)
ジム スーパーの客(ウイリアム・サドラー)
オリー スーパーの店員
アマンダ スーパーの客
嵐の翌日、画家のデビッドは、湖に霧が立ち込めているのを目撃。
息子ビリーや、隣人ノートン氏と町へ向かう事に。
停電のため、買い出しに来た客でスーパーは混雑している。
町は濃い霧に包まれ、店の外には、何かに襲われたと言う血だらけの男が。
外は危険だと、客たちは店に留まる事にする。
発電機から異音がしたため、デビッドらが調べる事に。
シャッターの下から、触手のような物が現れ、若者の体が引き裂かれる。
デビッドは客たちに状況を説明するが、ノートンは本気にしない。
デビッドらがバリケードを作る一方、
信心深いカーモディは神へのいけにえを出すべきと言うが、客たちは相手にしない。
そんな中、ノートンらは外へ出る事を決意。
だが、一行は何物かに襲われ、デビッドらが結んだロープをたぐりよせると、
下半身だけが戻り、客たちはショックを受ける。
夜になり、外には大きな虫のような生物が大量に集まる。
生物は店内に侵入して大騒ぎに。何とか撃退するが犠牲者も出る。
デビッドは近くの薬局へ向かい、負傷者のために薬を入手。
カーモディは神の教えを説き、客たちは彼女にすがるように。
兵士が何かを知っていると考えたデビッドは追及。
彼によると、科学者が異次元との窓を開ける実験を行ったが失敗し、
未知の生物が侵入したのだと言う。
それを知った客たちは、兵士をいけにえとして店外へ出して殺してしまう。
デビッドは車で町の外へ出る事を計画。
止めるカーモディは、彼らをいけにえにすると言い出すが、店員オリーが彼女を射殺。
店外へ出るが、現れた巨大な生物にオリーがやられ、
デビッドとビリー、そして客のアマンダ、老夫婦が車にたどり着く。
車で移動するが、町は荒れ果てており、やがてガソリンがなくなる。
車に巨大な生物が近づくが、出来る事はすべてやったと観念する一同。
5人いるが、デビッドの銃には4発しか弾が残っていなかった。
デビッドは息子を含む4人を射殺し、自らは生物に襲われる事を覚悟する。
その時霧が晴れ、軍の戦車隊が現れた。
彼らは生物の巣を焼き払い、多くの住人が救助されていたのだ。
それを知ったデビッドは、絶望のあまり叫ぶ続けるのだった。
と言うわけで、スティーブン・キング原作で、ダラボン監督による映画化3作目。
(ショーシャンクとグリーンマイルね)
どれにもスチュアート大佐ことビル・サドラーが出てる。
そして前2作と違い、本作品はキングの本職であるホラー。
田舎町が濃い霧に包まれ、主人公らは小さなスーパーから出られなくなる。
なぜなら霧の中に、見た事もない怪物がいるからだ。
主人公の隣人は本気にせず、仲間と出ていき、やられてしまう。
(知識を重んじて、常識外の出来事に対応できないタイプ)
続いて、町の変り者とされるおばさんが登場。彼女は狂信的なキリスト教信者で、
この騒ぎは神の怒りで、生け贄を出せば収まると言う。
人々は最初バカにしていたが、チラチラ現れる怪物(小さめな奴)に襲われ、
彼女に答えを求める様に。
実は軍の危険な実験の仕業と判明するが、
宗教の怖い所は、どんな真実が出ても「つまり、神を信じなさいって事よ」と言う
魔法の言葉で片付いてしまう点だ。
結局、たまたま店にいた兵士が、軍の代表のように、生け贄として殺されてしまう。
主人公らわずかな者は、常識にとらわれず、
それでいて冷静で宗教にも答えを求めず、脱出を試みようとする。
この映画は、従来の価値観が通用しなくなった状況で、
人々の行動の3つのパターンを描いた訳。
観客はおおむね主人公に同調してるはずだが、ラストに彼らは最大の試練を迎える。
このシーンは、キングの原作にはなく、ダラボンが追加したものらしい。
主人公はその状況では最善と思われる選択をするが、
数分後にそれが最悪の選択だったと知る。
本作には色んなタイプの人が登場するが、
実際の所、悪人と断言できる人は登場しない。
そんな中でも、最も冷静なタイプに思えた主人公が、最悪の選択をしてしまう。
この手のラストは、ショートホラーによくありそうな落ちなのだが、
2時間主人公に同調してきた観客にはかなりの衝撃。
後味が悪いで片付けるのは簡単だが、
どういう事なんだろうと何日も考えさせられる結末だ。
デビッド・ドレイトン 画家(パニッシャーの主役)
ビリー デビッドの息子
ノートン 隣人。NYから来た弁護士
カーモディ スーパーの客(マーシャ・ゲイ・ハーデン)
ジム スーパーの客(ウイリアム・サドラー)
オリー スーパーの店員
アマンダ スーパーの客
嵐の翌日、画家のデビッドは、湖に霧が立ち込めているのを目撃。
息子ビリーや、隣人ノートン氏と町へ向かう事に。
停電のため、買い出しに来た客でスーパーは混雑している。
町は濃い霧に包まれ、店の外には、何かに襲われたと言う血だらけの男が。
外は危険だと、客たちは店に留まる事にする。
発電機から異音がしたため、デビッドらが調べる事に。
シャッターの下から、触手のような物が現れ、若者の体が引き裂かれる。
デビッドは客たちに状況を説明するが、ノートンは本気にしない。
デビッドらがバリケードを作る一方、
信心深いカーモディは神へのいけにえを出すべきと言うが、客たちは相手にしない。
そんな中、ノートンらは外へ出る事を決意。
だが、一行は何物かに襲われ、デビッドらが結んだロープをたぐりよせると、
下半身だけが戻り、客たちはショックを受ける。
夜になり、外には大きな虫のような生物が大量に集まる。
生物は店内に侵入して大騒ぎに。何とか撃退するが犠牲者も出る。
デビッドは近くの薬局へ向かい、負傷者のために薬を入手。
カーモディは神の教えを説き、客たちは彼女にすがるように。
兵士が何かを知っていると考えたデビッドは追及。
彼によると、科学者が異次元との窓を開ける実験を行ったが失敗し、
未知の生物が侵入したのだと言う。
それを知った客たちは、兵士をいけにえとして店外へ出して殺してしまう。
デビッドは車で町の外へ出る事を計画。
止めるカーモディは、彼らをいけにえにすると言い出すが、店員オリーが彼女を射殺。
店外へ出るが、現れた巨大な生物にオリーがやられ、
デビッドとビリー、そして客のアマンダ、老夫婦が車にたどり着く。
車で移動するが、町は荒れ果てており、やがてガソリンがなくなる。
車に巨大な生物が近づくが、出来る事はすべてやったと観念する一同。
5人いるが、デビッドの銃には4発しか弾が残っていなかった。
デビッドは息子を含む4人を射殺し、自らは生物に襲われる事を覚悟する。
その時霧が晴れ、軍の戦車隊が現れた。
彼らは生物の巣を焼き払い、多くの住人が救助されていたのだ。
それを知ったデビッドは、絶望のあまり叫ぶ続けるのだった。
と言うわけで、スティーブン・キング原作で、ダラボン監督による映画化3作目。
(ショーシャンクとグリーンマイルね)
どれにもスチュアート大佐ことビル・サドラーが出てる。
そして前2作と違い、本作品はキングの本職であるホラー。
田舎町が濃い霧に包まれ、主人公らは小さなスーパーから出られなくなる。
なぜなら霧の中に、見た事もない怪物がいるからだ。
主人公の隣人は本気にせず、仲間と出ていき、やられてしまう。
(知識を重んじて、常識外の出来事に対応できないタイプ)
続いて、町の変り者とされるおばさんが登場。彼女は狂信的なキリスト教信者で、
この騒ぎは神の怒りで、生け贄を出せば収まると言う。
人々は最初バカにしていたが、チラチラ現れる怪物(小さめな奴)に襲われ、
彼女に答えを求める様に。
実は軍の危険な実験の仕業と判明するが、
宗教の怖い所は、どんな真実が出ても「つまり、神を信じなさいって事よ」と言う
魔法の言葉で片付いてしまう点だ。
結局、たまたま店にいた兵士が、軍の代表のように、生け贄として殺されてしまう。
主人公らわずかな者は、常識にとらわれず、
それでいて冷静で宗教にも答えを求めず、脱出を試みようとする。
この映画は、従来の価値観が通用しなくなった状況で、
人々の行動の3つのパターンを描いた訳。
観客はおおむね主人公に同調してるはずだが、ラストに彼らは最大の試練を迎える。
このシーンは、キングの原作にはなく、ダラボンが追加したものらしい。
主人公はその状況では最善と思われる選択をするが、
数分後にそれが最悪の選択だったと知る。
本作には色んなタイプの人が登場するが、
実際の所、悪人と断言できる人は登場しない。
そんな中でも、最も冷静なタイプに思えた主人公が、最悪の選択をしてしまう。
この手のラストは、ショートホラーによくありそうな落ちなのだが、
2時間主人公に同調してきた観客にはかなりの衝撃。
後味が悪いで片付けるのは簡単だが、
どういう事なんだろうと何日も考えさせられる結末だ。