ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/10/27「リンカーン/秘密の書」

2013-10-27 00:00:00 | 日記
「リンカーン/秘密の書」

エイブラハム・リンカーン 後の大統領。バンパイアハンター
ヘンリー バンパイアハンター
ジャック・バーツ 母を殺した男
スピード 雑貨屋の店主
メアリー・トッド リンカーンの妻(ダイハードの娘)
ウイル・ジョンソン リンカーンの幼友達
アダム バンパイアのリーダー

起:エイブ・リンカーンは母の仇であるバーツを倒す。
承:バーツの仲間であるバンパイアを追う。
転:大統領となり、バンパイアを味方にした南軍と戦う。
結:戦争に勝利する。

 エイブ・リンカーン大統領は若い頃を思い出す。
エイブ少年は奴隷制度に反発。彼の母はバーツに殺される。
 青年になったエイブは母の仇だとバーツを撃つが、
なぜか倒せず、怪力で投げ飛ばされる。
エイブを助けたヘンリーは、バーツはバンパイアだと告げる。
ヘンリーはバンパイア狩りを趣味にしているのだ。
エイブは復讐への協力を求めるが拒否され、
やむなく自らがハンターとなる事を決意する。
 エイブはスピードと言う男の店で働く事に。客のメアリー・トッドと知り合う。
アーロンと言う男がバンパイアと知り、これを何とか倒す。
バンパイアはいろんな職業に入り込んでいたが、次々倒していく。
一方で、正義の戦いをすべきだと人々に訴える。
メアリーを婚約者から奪って親密に。
メアリーを襲ったバーツを倒すが、さらに背後にはアダムと言う親玉がいると知る。
 ヘンリーは恋人がバンパイアにされ、倒せずに自らもバンパイアになってしまう。
エイブはヘンリーのもとを去り、メアリーと結婚する。
 バンパイア一味は友人ウイルを捕らえ、エイブを舞踏会に招待する。
スピードと共に急行するが、舞踏会はバンパイアだらけでエイブは捕らわれてしまう。
操られたヘンリーがウイルの首を切ろうとするが、
かけつけたスピードが一同を救出する。
 エイブは、奴隷制が国家を分裂させると主張。
斧を置いて、政治の世界で戦う事を決意。大統領に就任する。
 1861年南北戦争勃発。
エイブは息子ウイリーを持つが、メイドに噛まれて殺されてしまう。
エイブを訪ねたヘンリーは、バンパイアの目的は君を苦しめる事だと告げる。
死者を蘇生する方法があると言い、メアリーはこれを求める。
生き返っても魔物だと言うが、エイブのせいで死んだのだと責められる。
 南軍のデイビスはアダムに支援を求める。バンパイアは不死身な兵士となるのだ。
エイブは撤退を考えるが、それでは無駄死にになるとメアリーが口出しする。
 武器が届かねば北軍は敗れる。
銀を使った武器が列車で運ばれ、バンパイアが襲撃するが、エイブらが次々と撃退。
列車は掌握されるが、運んでいたのは石だった。スピードがエイブらも欺いたのだ。
エイブはアダムを銀の武器で倒し、脱線する列車から脱出する。
 メアリーも戦地で指示を出し、現れたバンパイアは銀のネックレスで倒す。
戦争は北軍が勝利し、バンパイアの生き残りは世界各地へ逃げた。
ヘンリーは永遠の命を与えると言うが、これを断ったエイブはメアリーと出かける。
 そして現代。生きていたヘンリーは、酒場にいる男に声をかけていた。。

 と言うわけで、リンカーンが実はバンパイアハンターだったと言う話。
歴代でも知名度の高い大統領を題材に、奇想天外な設定で描くと言うもの。
若きリンカーンは母親をバンパイアに殺され、その復讐心からバンパイアハンターに。
バンパイアを倒すために大統領になったとか、
バンパイアが南軍と手を組んだために南北戦争になったとか言う秘話が描かれる。
史実的には、リンカーンはそれほど人道主義的ではなく、
奴隷制度によって国が分裂した事に終止符を打とうとしたと言うのが正しいらしい。
意外にも、この映画にもそういうセリフが登場。
なお、リンカーンの有名なエピソードと言えば、
終戦時の演説、暗殺された事、そして妻が悪妻だった事。
(彼女と結婚した事に比べれば、
リンカーンにとって、暗殺された事はさほど不幸な出来事ではないと言われたらしい)
この映画でも演説は登場するが、暗殺と悪妻の方は、チラリと匂わせる程度。
実はそこにもバンパイアが絡んでたなんて話があっても良かったが。
コメント
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