Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

INAZUMA SUPER SESSION ’87

2006-03-23 23:47:17 | Live 1985-1989

1987年5月10日&11日、インクスティック芝浦ファクトリー。

Jack Bruce(ex CREAM)
Anton Fier(THE GOLDEN PALOMINOS)
Kenji Suzuki

鈴木賢司、と書くとご存じない方も多いかもしれませんが...SIMPLY REDのギタリストKenji"Jammer"Suzukiがまだ22歳でソロでやっていた頃のセッション・ライヴです。
ギター、ベース、ドラムスの3人編成とくればCREAMやるっきゃない、と(笑)。
お仕事抜きで両日行きました。

2日目(11日)のライヴを収録した同名アルバムの収録曲は以下の通りです。

1. Generation Breakdown
2. White Room
3. Out Into The Field
4. Working Harder
5. A.P.K.
6. Sittin' On The Top Of The World
7. Sunshine Of Your Love
8. Crossroads
9. Spoonful

 

 

何といっても元クリームのジャック・ブルース本人が「White Room」や「Sunshine Of Your Love」を歌ってくれたので、クリームをリアルでは知らない私など「ホンモノだー!すごーい!」と単純に喜んでしまいました
鈴木賢司はクラプトンとはかなり違った忙しい弾き方をするギタリストなので、リフの部分はともかくソロになるとかなり頑張っちゃってました...うるさいほどに(笑)。

5月14日に44歳の誕生日を迎えるジャック・ブルースのためにアンコールの冒頭で観客も一緒に「Happy Birthday」を歌ったりと、会場全体がとても良い盛り上がり方をしたライヴで、ジャックも上機嫌でした。

「Crossroads」は鈴木賢司のギターだけでなく、ジャックのヴォーカルにもちょっと違和感を覚えましたが、クラプトンを一度も観ていない私がとやかく言うことはできません

個人的には「Spoonful」が特に良かった!
意識せずとも体が自然に横揺れしちゃったほどでした。
ジャックのベースと鈴木賢司のギターの掛け合いも、火花が散っているのが見えるんじゃないかと思うほどのバトル状態!

音的にも小さなハコならではの良さを堪能できた、「行ってヨカッタ!」ライヴでした