海辺の町から

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ストレフリーの暮らし

2024-06-17 13:37:05 | 日記

  湿度100%に近い世界です。


  茗荷が顔を覗かせていました。


   採れそうで採れないプラム


雨が降る前に菜園の草引きをしている。
少しばかり手抜きをしていると草は勢いを増し正直なものである。

都会に住む長姉が暇を嘆いていた。都市近郊の一軒家に住んでいたが
車の小さな自損事故を起したのを切っ掛けに長姉夫婦が免許を返納した。
娘の近くの高層マンションに引っ越して幼かった孫娘の面倒を見ていたが
孫に手の掛からなくなった今張り合いを失ってしまったのか
この頃物忘れが酷くなったと訴える。

目の手術をしてからと言う物読むことから遠ざかり 今散歩と共に一日五番の詰め将棋が楽しみという。
一軒家に住んでいた頃野菜作りを楽しみにしていたけれど今はマンションに住み
土と触れ合う機会が無くなった。

そんなことを思いながら草と格闘し思いのまま暮らせる海辺の町の暮らし
病院通いに買い物と不便を数えればキリが無いけれど手立てを怠らなければ何とかなる。
ストレスの無い生活は病院を遠ざけ海気浴は心身の健康を取り戻す。

風通しの良くなった菜園を眺めながら満更でも無い暮らし方
太陽がでた後に起きて眠たくなったときに床に入る 人間は原始に戻ろうとしているのかも知れない。

六角精児

2024-06-14 16:25:50 | 日記

  5時前というのに 明るくなりました。


  左側 戴き物のスモモ  右側 棒で突いて落としたプラム


  硝子がガタガタと 障子を開けるとシチビンショウが蛾を加えていました。


小5女の子の孫誕生に植えたプラムの木が大きくなって来た。
3年も剪定を放っていたため伸び放題となり 日に日にプラムは色付いて来た。
皆無関心 食べ頃のプラム目掛けて棒で突いて見るも届かないもどかしさ。

JAに電気柵を頼んでいたがひな壇に立つ細長い土地 内側に1メートルグルリと張り巡らさねば為らないという。
トマトをやり過ごせばどうにかなるだろうと仕方なく電気柵を諦めた。
ハクビシンは今山にある枇杷のみを食べている 無くなればプラムを食べにやって来て其れが済むとトマトを食べてしまう。
放っておけばハクビシンを呼んでいるようなもの 2階から手を出しても届かない。

最近ラジオが面白い。日中の番組は「聴き逃し」を布団の中で聴いている。
「呑み鉄本線日本旅」は知っていたが「ふんわり」の木曜日MCをしている六角精児。
見てくれはけして良いとは言えないが彼の引き出しの多さに驚いている。
下積生活で培った生き様が人としての強みに感じてしまうのは私だけか。

音楽にも造詣が深く自らのバンドを持ち 美しい声で無くダミ声のそれが良い。
何時までも聴いていたく為るような自然な語り口。山地悠一郎が父親と知り又驚いた。


免許更新

2024-06-11 21:04:31 | 日記

  梅雨入りして二日目晴れてはいるものの湿度が高いです。


  春まで収穫していたレモン もう実がなっています。


その日が近づくに連れ行こうよコールを何度も聴いている。その日がやって来た今日は高齢者免許更新の講習日。
陶芸教室に通っていた当時長いこと待たせた思いもあって一緒に出掛けた。
市の中心部から少し離れた場所に在り朝刊持参で待合室にて待つ事3時間。

職員の方が電気を付けに来てくれたり まだ講習は呼ばれていませんかと心配してくれたり
気を遣わせてしまい小さくなっていた。

高齢者ともなると若いときと違ってあちこちガタが来ている。足も悪いオマケに耳も遠くなっている。
朝飯前と粋がっていたクセに認知症検査では年号が思い出せず 運転技能検査では一時停止を見落とし
老化が確実に進んでいることを思い知らされた。

杖の必要な夫 同じ受講生の中には両の手に杖を持っていたお婆さん。車が足代わりに為っているのが見て取れる。
免許を持たない私に取って夫の免許返納は切実で 外の世界から一層遠ざかってしまう気がする。
交通機関の定期船も高齢者にとって足として利用できるものの乗り降りは容易ではない。

3年後の免許更新は78歳 なんとしてももう少し先まで元気でいて貰わねばならない。
  

四国は梅雨入り

2024-06-09 15:38:46 | 日記

  雨足も弱くなって来ました。


  クチナシの花が次々と咲いています。


  竜門早生 息子学生時代友人の親御さんから。

夜半から降りだした雨にもうソロソロ梅雨入りを感じながら
お昼のニュースで平年より4日遅い四国地方の梅雨入りを発表していた。
此れからひと月ジメジメとした日が続くのかと思うと気が重いけれど
それでも梅雨の果たす役割は作物の生長には欠かせない。

お米を主食とする日本人にとって沢山の水を必要とするお米作り
夏場の水問題も恵みの雨として自然界には必要不可欠である。
自然の摂理に逆らったとき時として大きなしっぺ返しが待っているけれど。

昔気仙沼の牡蠣養殖者 畠山重篤の「森は海の恋人」という講演を聴いた。
海の生き物が育つためには栄養豊富なプランクトンを含んだ水が川から海へと注ぎ
海の生き物を育てている。その為に山の保全を訴えていた。

高度成長期開発が荒廃を生み山が荒れていた。人間のエゴが災害を生みだしていた。
もう30年も前の事 南予の山に植林に出掛けた。
急傾斜地の多い土地にも照葉樹の森はダム湖の役割を担ってくれている。

魚類養殖アコヤガイの養殖と時代を経て生活は梅雨の恩恵を受けてきた。
澱みきった海に海底をかき混ぜてくれる小さなウネリは養分を魚たちに与えてくれている。
雨足の弱まった海を眺め霞んだ先を見つめている昼下がり。




  

ガザを忘れない

2024-06-07 21:58:29 | 日記

  真っ青な空 気温は高いが爽やかな浜風が吹いています。


  息子家族に食事に誘われて街まで出掛けました 日没間近でした。


  小学校5.6年のクラスメートhideさんから。


昨晩寝ながら「ジャーナルクロス」の聴きのがしを聴いていた。
 ー ジャーナルクロスとは最新のニュースや世の中の動きに焦点を当て 様々な角度から
情報をクロスさせ深く掘り下げる50分番組である。ー

ボブディランの「風に吹かれて」がバックグラウンドに流れていた。反戦歌だ。
未だ止む事の無いイスラエルとパレスチナの戦い そんな中長年にわたって子供達の支援を続けている
日本人医師桑山紀彦61歳とかつて彼の支援を受けて大人になったジャーナリストのモハマッド。
モハマッドは彼を父と呼び彼は息子と呼んでいる。

ハマスとイスラエルの軍事衝突が始まって8ヶ月3万5千人以上の多くの市民が犠牲になり
今日も又イスラエル軍の空爆で子供を含む40人が死亡したと報じられている。
桑山はNPOを立ち上げ現地スタッフとしてモハマッドは活動している。
弱音を吐くことの無かったモハマッドが今悲痛な叫びを声を上げている。
 
夜通し続く空爆 逃げ惑う人々 ドローンが飛び交い食べる事もままならず150万人の市民は砂の上まで追いやられ
充分な水を得られず汚れた水を摂取その為疫病が蔓延しA型肝炎によって亡くなって飢餓で亡くなって
空爆によって亡くなり 人がバタバタ音を立てて亡くなっていく現実。
極限状態に追い込まれた市民の声をモハマッドは教えてくれている。

絶望と失望の日々 モハマッドはいう 飢餓殺戮空爆を止めて欲しいと。
そして今起こっていることを忘れないで欲しい 忘れ去られることが一番恐ろしいと
外の世界で繋がる事が明日への力になっていると言う。
私に出来ること ガザを忘れない。