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石巻

2011-04-08 10:10:55 | インポート
 石巻に知り合いがいるので、鍋の材料を持って見舞いに出かけた。最初は、仙台から自転車で40kmを覚悟していたが、4月に入り、バスが開通したので、仙台から石巻行きの直通バスを利用できた。約1時間半であった。
 知り合いの家は、2階建てで1階が被災、2階に逃げて助かったというのだが、道を1本隔てた場所では、2階まで呑まれており、よく家族5人の全員が無事だったと語ってくれた。すでに電気も通じ、水も出始めたので、ガスが出て風呂に入れれば、通常の生活は復旧するので、仕事の心配をしているところだという。肉と野菜は、地震以来口にしていなかったと喜んでくれた。



 石巻中央一郵便局。営業を休止しており、脇のポストもガムテープで投入口が塞がれている。石巻市の海岸に近い所にある繁華街の中にある郵便局だ。屋上まで津波に包まれたらしく、窓は覆われていて中が見えないが、がれきと化しているようだ。周辺の店舗も、かろうじて使えそうな建物もあるが、半壊の建物も多い。この近くに日和山という小高い山があるが、その向こう側は、町の原形を留めていなかった。



 この郵便局のすぐ近くの道に乗り上げた船。テレビでは、もっと凄まじい情景も報道されているが、これはこれで、目の当たりにすると愕然とする。



 石巻市立中里小学校に設置された車両型郵便局。郵便局とは言っても、1人20万円の非常払出しと被災者の住所の届け出が専門で、車内にローソン内に設置されているような小さなポストはあるものの、切手の販売も、郵便物の窓口引受も行っていない。オフラインなので、通帳の出し入れも行っていない。
 もっとも、市内のいくつかの郵便局が復旧しており、徒歩10分のところに石巻郵便局もあるので、通常の業務を希望する人は、そこまで出向けばよい。



 その車両型郵便局のポストに投函した郵便物。4月6日の午後に差し出して、7日のお昼に配達された。被災地発の郵便物は、正常に運ばれている。消印は、たまたま満月になっているが、ポストに投函しただけである。




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1 コメント

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Unknown (アパパネ)
2011-04-16 19:46:26
レポート見させてもらいました。郵便も再開できて良かったです。確かに不謹慎かも知れないのですが津波をみて映画かCGをみているようでした。被災地の切手マニアの方は切手をながされて切手どころではありません。生きていることで精一杯なんでしょうかね。民主党が政権とってから菅さんの行動力のなさにはあきれています。日本人は自民党政治じゃないといけないんですかね。切手と関係ない話でごめんなさい。
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