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Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

(色鍋島写) 色絵 更紗文 皿

2021年07月09日 12時28分06秒 | 古伊万里

 今回は、「(色鍋島写) 色絵 更紗文 皿」の紹介です。

 これも、前回に紹介しました「(色鍋島写)色絵 花文 小皿」と同様、古伊万里の収集を始めて20年以上が経ち、「色鍋島」の本歌が欲しくなったものの、その収集は極めて困難なことを悟り、そこで、「色鍋島」の本歌を手に入れることは諦め、せめて、その写しなりとも手に入れたいものよと思うようになってきていた平成10年(今から23年前)に手に入れたものです。

 

表面

口縁の9時の方角にホツがありますが、私が補修しました。

 

 

側面

 

 

底面

高台畳付き部分にホツ(写真の9時の方角)、高台底面に鳥足があります。

 

 

底面の拡大

高台畳付き部分にホツ(この写真では10時半の方角)、高台底面に鳥足があります。

 

生 産 地 : 肥前・有田?

製作年代: 明治時代

サ イ ズ : 口径;16.4cm 高さ;4.2cm 底径;8.5cm

 

 

 なお、この「(色鍋島写) 色絵 更紗文 皿」の本歌は、栗田美術館にも所蔵されていますので、次に、参考までに、それを紹介いたします。

 その写真は、「伊万里・鍋島」(栗田美術館開館10周年を記念して昭和60年に発行された図録)のP.143に掲載されています。

 

上の図録のP.143から転載