Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

芋掘り

2022年09月29日 18時08分43秒 | 家庭菜園

 今日は、家庭菜園に行き、芋掘りをしてきました。

 サツマイモにつきましては、先日(9月9日)、お月見様へのお供え用に2株ほど掘ってきたところですが、もうそろそろ全部を掘ってもいい頃なのかな~と思い、行ってきたわけです。

 サツマイモは、長らく作っていなかったものですから、作業方法をすっかり忘れてしまいましたけれど、以外と芋掘りは大変な作業ですね(~_~;)

 もっとも、芋を掘り出す作業そのものはたいした作業ではないのですが、芋の蔓を切り払う作業が大変でした(><) サツマイモの蔓は、もの凄く元気に盛大に這いまわっていますので、それを切り払って、芋を掘り出せるような状態にするまでが大変なわけです(><)

 若ければたいした作業ではないのでしょうけれど、高齢者には堪えます(~_~;)

 芋掘り後は、万願寺唐辛子、伏見甘長(シシトウのようなもの)、ピーマン、ミニトマトなどの収穫をしたり、雑草取りをして帰ってきました。 

 

収穫したサツマイモ


染付 獅子文 蓋物

2022年09月28日 15時30分49秒 | その他の古陶磁

 私は、古陶磁、特に古伊万里を中心にコレクションをしているわけですが、これまでに、そのコレクションをした古伊万里の殆どを紹介してしまい、もう、紹介するものがなくなってしまったところです(><)

 でも、古伊万里を集め出した頃には古伊万里以外にも、少数ではありますが、古陶磁全般を勉強するために、いろんな古陶磁を集めていましたので、それらが、まだ、未紹介のままで残っております。いわば、古陶磁を勉強するための教材として買い求めたものが、まだ、未紹介のままで残っているわけですね。

 このブログは、古伊万里の紹介を中心とするブログですので、それらは、特別な場合を除き、これまでは紹介してこなかったのですが、ブログネタが無くなってしまった現在、これからは、時折、それらを紹介していこうと考えたわけです。

 そのようなわけで、コレクションの対象として集めた物でもありませんから、正にガラクタに属する物の数々ではありますが、今後、折に触れ、幾つかを紹介していきたいと思います。

 先ずは、「染付 獅子文 蓋物」の紹介となります。

 これは、昭和52(1976)年に(今から46年前に)買ったものです。私が古伊万里第1号の「伊万里 染付 草花文 油壺」を買ったのが昭和49(1973)年(今から49年前)のことですから、その油壺を買ってから3年後ということになります。古伊万里のコレクションを始めてからも、古陶磁全般の勉強のために、盛んにいろんな古陶磁を買っていたわけですね。

 

 

染付 獅子文 蓋物

 

正面(仮定)

本体と蓋に4頭の獅子が描かれています。

 

 

正面から約90度右に回転させた面

 

 

正面の反対面

本体にはニューが見られます。

 

 

 

正面から左に約90度回転させた面

本体にはニューが見られます。

 

 

本体から蓋を外したところ

本体の口縁内側には釉薬が塗られていません。

 

 

本体を伏せ、蓋を裏返したところ

蓋の口縁の疵は漆で補修されています。

 

 

底部

高台内には「得合如記」と描かれています。

 

 

 本体にニューがあったり、蓋の口縁には疵があったりと、疵物ではありますが、なかなかの精作です。

 中国清朝中頃に景徳鎮で作られたものではないかと思っています。

 

製作年代: 中国清朝中期

生 産  地: 中国・景徳鎮

サ イ ズ : 口径8.5cm  高さ(蓋共)11.4cm  底径4.7cm


墓参

2022年09月22日 20時09分24秒 | 墓参・法事・葬儀

 今日は、墓参に行ってきました。

 明日が秋彼岸のお中日ですから、明日、墓参に行く方が多いのでしょうけれど、明日は雨との予報でした。

 また、今日も、それほどお天気が良いとの予報ではなく、午後3時ころまでは曇りで、その後は雨との予報ではありました。

 でも、雨の中を行くよりも、曇りのうちに行った方がいいかなと思い、今日、実行することにしたわけです。

 その決断は正解だったようで、今日は、天気予報に反し、午後4時ころまで晴れて、その後に曇りとなりました(^-^*)

 ということで、今朝は、例によって、先ずは、妻の実家の墓地に向かい、そこで焼香を済ませ、続いて、妻の実家に行き、その仏前でお参りを済ませました。

 そこでしばし雑談を交わし、続いて、妻の母方の先祖の眠る墓地や妻の叔父叔母の眠る墓地に向かい、そこで焼香を済ませました。

 いつものことですが、それから、私の実家の墓地へと向かったわけですけれど、途中、昼食を摂って向かいました。

 今日は、お天気も良かったですし、お中日でもなかったので、墓参客も少なかったものですから、いつもよりもゆっくりお参りすることが出来ました(^-^*)

 なお、お寺には、沢山の彼岸花が咲いています。「彼岸花」は、「彼岸花」と言いますように、ちょうどお彼岸の頃に咲くんですよね。毎年、律儀に、ちょうど、お彼岸の頃に咲いてくれるんですよね。

 もっとも、ちょうどお彼岸の頃に咲くといっても、ぴったり、お彼岸の頃に満開となるわけではないようですね。若干のズレがあるようですね。年によっては、まだ、よく咲いていなかったり、或いは、もう盛りが過ぎていたりと、いろいろなようです。その点、今年は、ちょうど、満開を迎えていたようです(^-^*)

 以下に、今日の、私の実家のお寺の「彼岸花」の様子を紹介します。

 

通常は、左側の石段を登って本堂に行きますが、今日は、墓参客が少なく、

空いていましたので、右側の道路を使って車で本堂前まで行きました。

 

 

石段下から本堂を見上げた光景

 

 

石段途中の右側の光景

 

 

石段の頂上付近から本堂を臨んだ光景(その1)

 

 

石段の頂上付近から本堂を臨んだ光景(その2)


栗拾い

2022年09月21日 14時31分08秒 | 山菜など

 今年も、栗のシーズンとなりました。

 それで、今日は、散歩の途中、栗拾いをしてきました。

 この辺は、全国一の栗の産地ですから、散歩の途中で、よく栗の木を見かけるんです。もっとも、それらは、多くは、栗畑の木ではありますけれども、、、。

 でも、そのような状況ですので、野生の山栗の木も散見することができるんです。で、そのような山栗の木から落ちた山栗は、勝手に拾ってもいいのかな~と思い、毎年、ありがたくいただいてきています(^_^)

 ただ、それらの山栗は、小さいので、皮剥ぎ作業が大変なんですよね(><) しかし、普通見られる栗畑で作られている大きな栗に比べますと、甘みがあって美味しいんです(^-^*)

 今日、拾ってきた山栗は、計量してみましたら750gありました(^_^)

 


染付 浮玉 (5個)

2022年09月20日 17時15分32秒 | 古伊万里

 一昨日、骨董市から買ってきた「染付 浮玉 (5個)」を紹介いたします。

 5個のうちの3個は同じ文様なのですが、それらの汚れが酷かったものですから、漂白剤に浸けて綺麗にしてから、紹介することにすることにしたわけです。それで、さっそく、漂白剤の中に、、、。

 

 

漂白前の3個の浮玉(染付 花文 浮玉)

          浮玉A            浮玉B       浮玉C

 

 

浮玉A (直径10.0cm)

 

 

浮玉B (直径7.8cm)

 

 

浮玉C (直径4.0cm)

 

 上の写真から分かりますように、中央付近に酷い汚れが付着していたわけです。これは、多分、水に浮かべて浮玉として実用に供されていたため、水との接触部分に汚れが付着したのでしょう。

 それで、このような汚れなら、漂白剤に浸けておけば、直ぐに綺麗になるだろうと思ったところです。

 それで、一昼夜以上が経過しましたので、先ほど、漂白剤の中から引き上げてみましたら、予想外で、いくらか綺麗になった程度で、ほとんど汚れは落ちていませんでした(><)

 これまでの、経験からすれば、この程度の汚れは、直ぐに綺麗に落ちるわけなのですが、、、。

 でも、これ以上浸けて置いても同じだろうと諦めることにしました。それとも、これは、よほど永らく汚い水の中に浮かべられていたのでしょうかね、、、?

 ということで、以下は、漂白後の浮玉を紹介となります。

 

 

漂白後の3個の浮玉(染付 花文 浮玉)

 

         浮玉A            浮玉B       浮玉C

 

 

浮玉A (直径10.0cm)

 

 

浮玉Aの空気孔部分の写真

空気孔は、上の方に、左右に2個、下のほうに縦に2個開けられたようです。

ただ、上の方の左右の2個の孔は、焼成中に塞がれて窯疵として残り、下のほうの

縦の2個は孔が開いた状態で焼きあがり、その後、その部分は、水に浮かべた時に

水が入り込まないように、接着剤のような物で塞がれたようです。

 

 ところで、陶磁器の浮玉は、中を中空にして作るわけですが、それを、そのまま窯の中に入れて焼成すると、中の空気が熱で膨張し、破裂してしまいますので、必ず、空気孔を作って窯入れするようです。そのため、浮玉には、空気孔が、必ず1個以上は開けられているようです。

 

 

浮玉B (直径7.8cm)

 

 

浮玉Bの空気孔部分の写真

空気孔は、上の方に、横一列に3個、下のほうに1個開けられたようです。

ただ、下の方の1個の孔は、焼成中に塞がれて窯疵として残り、上のほうの

横一列の3個は孔が開いた状態で焼きあがり、その後、その部分は、水に浮かべた時に

水が入り込まないように、接着剤のような物で塞がれたようです。

 

 

浮玉C (直径4.0cm)

 

 

浮玉Cの空気孔部分の写真(その1)

空気孔は、真ん中に1個開けられたようです。

焼成後に出来た孔の部分には、水に浮かべた時に水が入り込まないように、

接着剤のような物が詰め込まれたようです。

 

 

浮玉Cの空気孔部分の写真(その2)

空気孔の部分に詰められた接着剤のような物を爪楊枝で押してみましたら、

詰められた物が浮玉の中に落下し、穴が開いてしまいました(~_~;)

 

 

 一昨日は、浮玉を5個買ってきたわけですが、その内の3個は、以上で紹介しましたように、同じ文様でした。それに反し、他の2個は、以上の3個とは全く文様も異なりますし、それに、それぞれ1個ずつなものですから、特に欲しいとは思わなかったものです。しかし、売主が、是非、5個全部をまとめて買って欲しいと言いますし、全部まとめて買ってくれるなら勉強するということでもありましたので、たいした金額でもありませんでしたから、オマケのつもりで買ってきたものです。

 

 

他の2個の浮玉(染付花唐草文浮玉と染付花文浮玉)

 

            浮玉D             浮玉E

 

 

浮玉D(染付 花唐草文 浮玉)(直径5.0cm) (その1)

 

 

浮玉D(染付 花唐草文 浮玉)(直径5.0cm) (その2)

 

 

浮玉Dの空気孔部分の写真

空気孔は、真ん中に1個開けられています。

焼成後に出来た孔の部分には、水に浮かべた時に水が入り込まないように、

接着剤のような物が詰め込まれています。

 

 

浮玉E(染付 花文 浮玉)(直径4.0cm) (その1)

 

 

浮玉E(染付 花文 浮玉)(直径4.0cm) (その2)

 

 

浮玉Eの空気孔部分の写真

空気孔は、真ん中に1個開けられています。

焼成後に出来た孔の部分には、水に浮かべた時に水が入り込まないように、

接着剤のような物が詰め込まれています。

 

 

 以上で、5個の紹介は終りです。

 最後に、5個全部を並べた、全員集合の写真を次に掲載しておきます(^-^*)

 

 

5個全部の浮玉

        浮玉A        浮玉B    浮玉C   浮玉D  浮玉E

 

 

 なお、これを最初に見たときは、浮玉Eを除いては、生産地は有田で、制作年代は幕末~明治くらいはあるかなと思ったところです。つまり、浮玉A~浮玉Dは、ギリギリ「古伊万里」ではないかと思ったのです。

 しかし、どのような用途のために作られたものか分かりませんし、古伊万里関係の本にはこのようなものは載ってないんですよね(~_~;) 

 でも、古伊万里にはこのようなものもあるのかもしれないな~、伊万里ではいろんなものを作っているようだから、ということで、勉強のために買ってきたものです。

 そのうち、どうも、これは「浮玉」らしいということが分かり、ネットで調べてみました。

 そうしましたら、アマゾンなどで沢山売られているんですよね。しかも、新しいものが、安く、、、(~_~;)

 また、漂白剤に入れておきましたら、空気孔に充填されていたものは、どうも、現代の接着剤のようなものらしいことが判明しました。私は、漆喰のようなものが詰められていることを期待したのですが、、。漆喰のようなものが詰められていたのなら、制作年代が幕末~明治ということも考えられますが、接着剤のようなものではね~。やはり、最近作られたものと考えるのが無難ですよね(><) もっとも、空気孔に詰められたものは、現代になって詰め直されたと考えることも出来ますけれど、、、。

 ただ、一昼夜以上も漂白剤に浸けておいても汚れが落ちないということは、かなり長い間、水に浸っていた、つまり、作られてからかなりの年月を経ているとも考えられるわけではありますが、、、。

 いろいろと考えましたが、やはり、これらの浮玉は「古伊万里」ではないと考えるのが無難なようです。従いまして、これらの浮玉の生産地、制作年代は不明ということにいたします。

 

生 産 地 : 不明

製作年代: 不明

サ イ ズ : 上記のとおり