ブローニングM1910はベルギー・FN社で製造された小型拳銃である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c9/71827bc259915c1233cf1752ffdabfb7.jpg)
設計は後年コルトM1911「ガバメント」を手がけることになるジョン・M・ブローニング。
これより前に開発されたブローニングM1900を改良したのがこのモデルだ。
グリップ・パネルにはFN社のマークが入っている。
同社は現在でも軍用銃を中心に銃器を製造する老舗銃器メーカーだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/46/0b9696d173355edc780ad6d856b21314.jpg)
口径は32口径(.32ACP)と380口径(.380ACP)のモデルがあり、
それぞれ装弾数は7+1発、6+1発(+1は薬室内)。
写真のマルシン社製モデルガンは380口径をモデルアップしている。
小型で携帯性を重視したためか各部は引っかかりにくいように設計されており、
ハンマー(撃鉄)もストライカー方式(直動式)のものが内蔵されている。
また、M1900と異なりグリップセイフティがついているのも興味深い。
これはコルトM1903から装備されているもので、コルトM1911にも引き継がれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/26/01aa7b59af1bdcb29e5511974dcc47c6.jpg)
スライド上面。
携帯性は徹底され、照準器はスライド上部に切られた溝の中に収められた。
小型でひじょうに見難いが、護身用として考えるとこれで十分なのかもしれない。
溝に反射防止のために波模様の溝が掘られるなど、細かい配慮が伺える。
このあたりを上手に再現したマルシンの技術には驚かされる。
この拳銃、戦前には多くの数が輸入されて旧日本軍将校やパイロットが一部使用した。
そのため、戦後には警察で使用され、現在も一部が使用されているらしい。
意外と息の長い銃である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c9/71827bc259915c1233cf1752ffdabfb7.jpg)
設計は後年コルトM1911「ガバメント」を手がけることになるジョン・M・ブローニング。
これより前に開発されたブローニングM1900を改良したのがこのモデルだ。
グリップ・パネルにはFN社のマークが入っている。
同社は現在でも軍用銃を中心に銃器を製造する老舗銃器メーカーだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/46/0b9696d173355edc780ad6d856b21314.jpg)
口径は32口径(.32ACP)と380口径(.380ACP)のモデルがあり、
それぞれ装弾数は7+1発、6+1発(+1は薬室内)。
写真のマルシン社製モデルガンは380口径をモデルアップしている。
小型で携帯性を重視したためか各部は引っかかりにくいように設計されており、
ハンマー(撃鉄)もストライカー方式(直動式)のものが内蔵されている。
また、M1900と異なりグリップセイフティがついているのも興味深い。
これはコルトM1903から装備されているもので、コルトM1911にも引き継がれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/26/01aa7b59af1bdcb29e5511974dcc47c6.jpg)
スライド上面。
携帯性は徹底され、照準器はスライド上部に切られた溝の中に収められた。
小型でひじょうに見難いが、護身用として考えるとこれで十分なのかもしれない。
溝に反射防止のために波模様の溝が掘られるなど、細かい配慮が伺える。
このあたりを上手に再現したマルシンの技術には驚かされる。
この拳銃、戦前には多くの数が輸入されて旧日本軍将校やパイロットが一部使用した。
そのため、戦後には警察で使用され、現在も一部が使用されているらしい。
意外と息の長い銃である。
今と違って一つ一つ職人が加工してるはずで、
そういった点も銃の魅力の一つです。