DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

腹八分目とは言うものの・・・

2019-01-12 21:01:21 | 雑感

 良く腹八分目に食べるのが良いとされる。確かに、満腹になるまで食べしまうと、その後の行動に影響しやすいし、眠気を模様し、仕事や学習の効率も下がる。そういった意味では、正しいと思う。しかし、いつもいつも腹八分目で、それ以上食べなかったとしたら、胃はどんどん小さくなり、八分目の量がどんどん下がり、胃は小さくなってしまう。まあ、体重を気にしているような人には良いことに聞こえるだろうが、必要な時にある程度の量をちゃんと食べられるようにしておくことって必要なのではないだろうか?

 妻から良く、満腹中枢がこわれているんじゃないの?と、言われることがある。確かに、食べる量は多いし、食べようと思えば、ラーメン3杯は食べらる。私がこのように胃が大きいのは、子供の頃、農家のせいもあって、ご飯は食べたいだけ食べられたし、たくさん食べることって親からも奨励されていたように思う。そして、親戚で食事を出された時などは、「もうお腹いっぱいです!」と言っても、「男なんだから、もう少し食べられるでしょう!遠慮しないでどんどん食べて!」としつっこく進めてくる。そして、断ろうっものなら、「うちの飯はまずくって食えないというのか?」と言い出し、とても怪しい雰囲気になることがあった。まあ、そういう家に限って、ご飯はあまりおいしくなく、無理して食べるほどのものではなかったように記憶している。そういうことが度重なり、親戚を訪ねる時は、食事の時間にかからないようにするようになった。

 妻は食事の量がかなり少ない方だ。ご飯も茶碗の三分の一程度だった。その妻が病気になり、最近では、食事も喉に通りにくくなってきて、ますます食事量が減ってしまっている。そして、すぐに、「もう良い、後はいらない。」と言い出す。もう少し食べてくれると安心なのだが・・・・。医師や看護師なども、食事は食べられているか、痩せてきていないかといつも心配して問うてくる。まあ、健康な時から少なかったのだから、足りている筈はないのだ。そして、体重もどんどん減ってきた。これは本当に困ったことだ。食べようと思っても、胃がすぐに一杯だという信号を送って来るのだろうと思う。

 かつて、妻が食事を作っていた頃、妻に「ご飯が足りないよ!」と言うと、妻は、「もっとゆっくりと、よく噛んで食べれば、お腹一杯になる。」と言い出す始末だった。食べる時には思いっきり食べないと、食べた気がしない私は、それがちょっと不満だった。でも、まあ、家で食べなくても、外で食べれば言い訳で、しつこく要求するようなことはしなかった。そんな妻だったから、多分、胃も訓練されずに、ちゃんと成長しなかったのだろうと思う。妻は、「量を食べるわけなないから、美味しいものが食べたい。」と言う。全く勝手な言い分だと今更ながらに思う。そんなこんなで、妻の食事作りにはいつも悩んでいる次第だ。

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