DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

自民・公明の幹部、安倍首相の意向を忖度し過ぎて、判断ができないのか?

2017-07-14 11:02:04 | 雑感

 昨日、民進党を中心とする野党の臨時国会開催要求を拒絶したかと思ったら、3時間後、急遽要求受け入れに転じたという茶番劇があった。自民・公明の国対が協議して決めたことが安倍首相の一言で覆ってしまう。これでは、安倍首相が強くなっても仕方ないだろうと思う。

 だいたい憲法に基づく臨時国会開催要求を、安倍首相に相談せずに決めてしまう辺りが、どだいおかしな話で、本来ならば、要求の内容や根拠を安倍首相に伝え、拒絶した場合、憲法違反の謗りは免れないこと、内閣支持率は地に落ちることなどをきちんと進言し、その上で、最終判断を安倍首相にうかがうのが筋だろう。そういった極単純な判断もできなくなっている自民・公明の幹部は、相当重症な病に罹っているとしか言いようがない。

 ところで、安倍首相ははたして臨時国会での野党の追及に、どれほど真面目に答えるつもりなのだろうか?ここで今までのように、知らぬ存ぜぬばかり繰り返しているならば、開催を拒否した以上に、内閣支持率は落ちることだろう!

 臨時国会を召集してまで追及しようとする野党は、どれだけの準備と心積もりがあるのだろうか?今まで出ているような資料だけでは、また、知らぬ存ぜぬを安倍首相は押し通すだろうことは十分予想できる。これを打破する手立てはあるのだろうか?

 いっそのこと、森友学園・加計学園問題の関係者(昭恵夫人、財務省関係者を含め)全員を証人喚問し、真相を糾していったらどうなのだろう!そうしない限り、真相はうやむやの状態が続き、国民が抱いている疑惑は消えることがないだろう。

 自民党、公明党、民進党、その他野党全て、今が正念場と心得るべきだと思う。ここでの動き次第では、国民は離反し、その政党は、一気に支持率を減らすことだろう。

 平成最大の面白い国会中継が見られそうだ。質疑応答は全くの茶番であっても、その後の影響を考えると、非常に興味深いことだ。

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