未明の頃、コンビニに食パンを買いに行ったところ、いつも見かけるホームレスともう一人のホームレスの二人で、空き缶がたくさん入っている服をそれぞれ持って、何やら話しながら、空き缶の袋をチェックしていた。ホームレス同士の交流なのだろう。まあ、そういうこともあるのだろう。それでなくては、この寒い冬にとても生き延びていくことなどできない。少ないながらも、互いに気遣い、そして、たくましく生きていっているのだと思う。
どうもこのコンビニは、ホームレスが空き缶を持っていくのを黙認しているようだ。いつも、ここでホームレスが空き缶を袋に詰めてどこかへ移っていく姿を良く見かける。それはそれで特に問題はないし、推奨はしないが、仕方ないことなのだと思う。ただ、こんなうわさがホームレスの中で広がってしまい、この街にホームレスが押しかけてくるようになってしまうと、それはとても嫌なことだ。
ホームレスがとても嫌いだというわけではない。彼らは、彼らなりに、人に頼らず、逞しく自立しているのだ。施設への入所を希望すれば、恐らく施設入所でき、保護の下で、安穏とした生活が約束されている。しかし、彼らは人に世話になることを頑なに拒んで、自立を確保しようとしている。到底、私にはそれだけの根性はない。むしろ、その根性を賞賛したいくらいだ。ただ、銭湯に行けるくらいの清潔さは保って欲しいと願う。
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