今日の朝日新聞でWGの議事録が公開されたが、加計学園幹部の発言は記載されていなかった旨を報じている。
議事録とは如何なるものか?オブザーバーの出席の記録も、発言は記録もないというのでは、いったい何のための議事録なのだと言いたくなる。出席者の発言内容やそれに対する他の委員の反応等が記載されてこそ議事録と言えるのではないか?自分たちに都合の良いように、議事録の性格を決めたり、オブザーバーの発言を記載しなくても良いと勝手に決めたりするのでは議事録の意味はないと思う。安倍首相は、専門家の皆さんが決めたこと、私は直接関与していない等々の発言をしばしばしてきた。しかし、その諮問委員会の会議録がこんな状態では何を信じて良いか全く分からなくなってきてしまう。
野党は、速やかに議員立法で、議事録の要件をきちんと定め、また、議事録のもとになっている会議の録音の取り扱いと保存期間等について具体的に定める法律を制定して欲しいものだ。そして、議事録を改ざんを防止するために、違反した場合の罰則等もきちんと定めておいて欲しいものだ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます