元々私は、あまり睡眠を取る方ではなく、睡眠時間は短かったのだが、それでも、不眠症だと悩んだことはなかった。眠らなくて済むのならば、同じ日数生きたとして、睡眠時間を普通に取る人よりも、より長い時間生きられるのだと思っていたからだ。しかし、それもこれも眠るときに集中して眠れるということがあってのこと。最近は、大分事情が違ってきて、睡眠不足が溜まりに溜まって、にっちもさっちも行かなくなってきてしまった。
それというのも、妻が寝返りを打てなくなり、寝返りを打つ必要が生じたときに、私を起すようになった。そうなってくると、私の意識はどうしても、起されたら起きることに向き、寝ているときでも、妻の声に敏感になってくる。そうすると、どうしても、眠りが浅くなるらしい。それに、一時間か一時間半毎に起こされるという状況が続くと、どうしても、睡眠不足が溜まってきてしまうのだ。まあ、それでも、人間というものは良くしたもので、横になると、一瞬にして眠りに落ちる。そうやって脳は睡眠時間を要求し、体がそれに反応するのだろう。先日、パソコンのキーボードを打っていて、手を止めたとき、体が前に大きく揺れ、頭を机にぶっつけそうになった。一瞬にして意識が飛んだのだろう。また、このところ、午後9時過ぎると、眠気が取れなくなり、何もやる気が起きない、ぼうっとしていて、食器の後片付けが一向に進まなくなってきてしまった。そうそう、9時から12時くらいがピーク、それを過ぎればまた復帰して意識はしっかりとしてくる。しかし、この時間帯は、食器の後片付け、入浴、洗濯、洗濯物干しと結構家事が集中する時間帯なのだ。結果的に、一時仮眠を取るという時間も減ってきてしまう。
そんなこんなで、睡眠不足はピークに達してしまったということなのだ。まあ、年金生活者の私は仕事をするわけでもなし、家事と妻の介護をする程度のことしかないし、車も処分したことであるし、居眠りしたからといってそれ程大事に至るようなこともないのだが、それでも、見たいと思うテレビ番組があって、テレビを付けて見始め、ちょっと横になると、その後は、爆睡してしまい、結果的に見たいテレビ番組が見れなかったという惜しい経験が増えていることは非常に困ったことだ。
こんなことを言っておきながら、今は、午前1時半、眠気も無く、パソコンに向かっている。睡眠をとる時間帯が相当すれてきてしまったということもあるのだろう。しかし、まあ、こうやって考える時間帯は確保して起きたいものだとも思う。相当矛盾していますよね!
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