ここのところ東京新聞を読んでいる。これまでずっと朝日新聞と読売新聞を交互に読んでいた。朝日新聞の記事の取り上げ方を見ていると、共感できる部分が比較的多い、しかし、この感性で良いのか、政府を批判するような内容がたくさんで、少し偏っているような、もっと違う見方もあるのかもと思う一方、読売新聞を読むと、「なんだこりゃ、政府からの情報の垂れ流しじゃないか?これって、安倍政権を擁護する特集か?」とか思えるような内容が散見された。どちらを読んでも、今一、確信が持てないような、違和感を感じてきた。
次に選ぶ新聞として、毎日新聞が目についたのだが、販売店が近くにないらしい。きちんと調べれば絶対あるのは分かっていたのだが、そこまでの熱意はなく、時々コンビニで購入して目を通していた。
朝日新聞の配達員とおしゃべりしていて、東京新聞も自分が配達しているというので、試しに購読してみることにした。かつて地方に勤務したときは、できるだけ地元の新聞を取るようにしていた。それはなぜかというと、地元のこまごまとした情報が多く掲載されているからだった。その経験から、東京新聞もそうした類の情報が多いのかと思っていたら、それほど地元の情報に詳しいということもない。やはり東京は広い、そんなに地域の情報を取り上げているスペースもないのだろうと思う。
東京新聞を読んでみると、朝日新聞よりも、政治関係の記事では、具体的で、かつ、詳しく、かなり熱の入った記事が多いように思うし、社説も時々の話題を比較的わかりやすく論じている点に好感を抱いた。記事の内容を見ても、切り口が分かりやすく、かつ、丁寧な記事が多いように思う。
ただ、こうした好印象は、読み始めて間もなくで、新鮮さから来るものかも知れない。まあ、少し続けて読んでみて、じっくり確かめてみようと思う。
本当は、3紙、4紙を読み比べ、比較検討していくのが一番良いのだろうが、それだけのエネルギーも金もないのが現状だから、時々、購読紙を変えるということで、自分の立ち位置を確認することにしようと思う。
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