DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

ウォシュレットと私!

2016-07-17 06:51:18 | 雑感

 ウォシュレットを使い始めたのは、20年以上前の話。出会いは、平成4年頃、たまたま量販店でウォシュレットを見つけ、飛びついて買ってきた。当時、まだ我が家にはあまり金がなく、当時、ウォシュレットはまだ値段も高く、何でそんな無駄な、贅沢なものを買ってきたと不評だった。

 私がウォシュレットに飛びついた理由は、私はずっと地主(痔主)だった。小学生の頃から、痔で悩まされてきた。もっとも、父親も地主(痔主)で、親子並んで痔が痛いといって並んで寝ていたのを覚えている。今では、懐かしくもあるが、当時は、父親と一緒だという一種に安心感もあったのだろう。とにかく、ずっと痔の動向にかなり左右された生活を少年時代送ってきた。学校を休んだこともあった。まさか、痔で休んでいましたとは言い難い。少し恥ずかしいが、私の原点であることには間違いないことだ。

 それがウォシュレットを手に入れたときに、その快適さに魅了され、そして、手放すことができなくなってしまった。以来、転勤を重ねる間も、ずっとウォシュレットは欠かせず、持ち歩いて引越しを繰り返していた。今でも、私の工具箱には、防水テープとパイプレンチが入っている。引っ越して最初にすることは、ウォシュレットを取り付けることだった。これが済まないと、トイレに行くことさえままならない一番大事なことだった。引越し先は、概ね洋式便器で、取り付けが可能だったが、一度だけ和式便器のことがあり、取り付けることができなかった。自費で洋式トイレに改造することも考えたが、改造には十数万円掛かり、それだけの費用を掛けることもできず、用便後、風呂場に行って洗うということで我慢したが、全く悲惨だった。まあ、慣れというのは恐ろしいもので、体もそれに順応し、ウォシュレットを使わずに紙で拭くだけで済ませてしまうと、後で炎症を起こしてしまう。幸い、これは一年だけで、二年目には、新築のところに引っ越することになり、ウォシュレットを取り付けることができ、やっと安心してトイレに行くことができるようになったものだ。

 そんなこんなで、私は、出かけるところにも、ウォシュレットがあるかないかを気にする。セブンイレブン等のコンビニにウォシュレットが入るようになると、どこでも安心してトイレを借りることができるようになったし、最近では高速道路のパーキングにはほとんどウォシュレットが付けられるようになり、安心して出かけることができるようになったことは嬉しいことだ。これは蛇足になるが、最近、高速道路のパーキングには車椅子用のトイレが設置されるようになり、妻と一緒に遠出するとき、トイレの心配をせずに済むようになったことは非常に助けられている。

 日本が他の国に誇っていいところとして、ウォシュレットの普及率の高さは大きいのではないだろうか?外国では一流ホテルと行っても、まだ、ウォシュレットの普及はまだ進んでいない。また、トイレに入るにも、有料のトイレでなくては、汚くて入れる状他にないとも言われている。その点、日本では、安いビジネスホテルでも、ほぼウォシュレットが完備しているばかりか、コンビニでも、綺麗なウォシュレットの付いたトイレを私用できる。日本はこんなにも住みやすいところなのだと、改めて思う。

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