DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

野党は真面目すぎる!もっと戦い方を学ぶべし!(加筆修正しました)

2017-06-06 05:28:33 | 雑感

 民進党等野党は、加学園計問題で、安倍首相追及すれば、安倍内閣が崩壊させることができると本当に思っているのだろうか?この問題、確かに最初はインパクトがあって、国民も関心を持った。そして、野党の追及に感心しただろう。しかし、その後の戦い方に、問題が多すぎるように思う。

 例えば、ボクシングに例えてみよう。ボクシングの勝敗は、ノックアウトを取るか、判定にも持ち込み、判定で勝つかの二つある。ジャブをいくら出しても、ガードを固めてしまえば、そう簡単にノックアウトは取れるものではない。必殺のパンチ、特に、カウンターパンチのようなものが必要なのだ。安倍首相と野党の戦い、確かに、野党が先に仕掛けて、インパクトはあった。しかし、必殺パンチを欠き、安倍首相は、ガードを固めてしまった。その後は、ジャブばかりを繰り出して、安倍首相は、ガード固めているので、それ程身に応えないでいる。このラウンドではノックアウトはなしだった。

 この試合を見ている国民の心の動きはどうだろうか?最初は、野党に期待感を持っただろう。しかし、ジャブばかりを繰り返し、必殺パンチを欠いている野党に対して、期待を持たせ、期待に応えてくれない野党に、批判の目を向け始めているのも事実だ。

 国会の論戦は、観客(国民)がそれを受け止め、判定を下すかが一番重要なのだということを野党は忘れているのではないだろうか?加計学園問題の追及に必死になっている野党に対して、他に論議するべき重要なことは他にもあるだろう?今、一番問題なのは何なのか分かっているのだろうかと批判が集まっていることを認識して、戦術を変えていくべきなのではないだろうか?観客が関心を持続できる時間も、計算に入れておく必要があるし、観客がどう判定するかが一番重要なのだということをしっかりと認識するべきだろう。

(以下を加筆しました。)

 加計学園の獣医学部を作るというプロジェクトが地方創生国家戦略特区の事業として行われたというのであれば、文部科学省に圧力を掛けたということは、考え方によっては容認できる話だ。ただし、この地方創生国家戦略特区の対象事業の選定が適正に行われていればという条件付での話だ。大体、地方創生の国家戦略特区の構想が公示され、応募締め切りはいつだったのか?そのときの募集の要綱はどんなものだったのか?応募締め切りまでにどれくらいの応募があったのか?これを丹念に調査し、適正だったのかを検討する必要があろう。これらの手間を省いて、ネット上で話題になった記事に飛びついて、すぐに国会で追及を始めてしまうから、きちんと追及できずに二の足を踏むことになるわけだ。国会議員の政策調査費?なるものはこうしたところに使うべきもの、やれ会議だ、視察だ、飲み食いだといったところに使うものではない。

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