DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

住み替えを考えよう!

2015-12-18 23:13:03 | 雑感

 小春日和の日中は、街中を行き来する老人の姿が目立つ。一人でバランスをやっと保って歩いている人、夫婦で手に手をとってゆっくりと歩いている人、買い物に来たのだろうか、ちょっとめかし込んで、気取って歩いている人、どこかの医院から出てきたのか、ふらつきながら、薬局に入っていく人、買い物籠を重そうに持って歩いている人、それはそれは様々だ。

 この辺は、大小様々な病院が集まっているし、駅ビルもある。飲食店の数も多い。だから、日中は散歩がてらの買い物客も多い。そんな中に、お年を召して体が少し不自由な人も、かなり見かける。近所のマンションに入っていく人も居れば、バスに乗って帰宅する人もいる。この辺は少し駅から離れると、坂も多く、年取った人にとっては移動に大変なところも、多い。ビルの上から見ると、かなり高台の方まで住宅が立ち並んでいる新興住宅地だ。

 その住宅地に住んでいる人の多くは、30年、40年前に住宅を購入し、移り住んできた人がほとんどだ。今、70~80になろうという年齢で、そろそろ足も弱ってきている人、運転していたが、高齢のため、運転があやしくなってきた人も、少なくない。高台は結構見晴らしが良く、車を利用しさえすれば、快適なところなのだが、いったん運転をやめてしまうと、とても住みにくいところになってしまう。バスも、一時間、二時間に1本しかないというところも、有るやに聞く。そして、バス停までの坂道を昇り降りするのも、かなり大変そうだ。

 このままの状態で推移していくと、そう遠くない将来、限界集落があちこちにでき、廃墟と化してしまうのではないだろうか?若いうちは郊外の少し広い部屋を求め、高齢になったら、駅近くの中心部に住めるような、そんな住み替えのシステム作りを積極的に行っていく必要がありそうだ。

コメント
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