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DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

だめ亭主!だめオヤジ!

2015-09-06 02:51:57 | 雑感

 いつも母に叱られていた父だった。俺はそんな父が何となく好きだった。そうそう。好きだったのだ。そりゃ、母が怒るのも無理はないわなぁ。仕事をやっているとき、ちょっと目を離せば、近所に出かけていって、話し込んでなかなか帰ってこないわけだから、仕事が捗らない。父は母に叱られても、反撃したりすることはほとんどなかった。本当にだめ亭主、母の言いなりで、威厳なんてあったもんじゃない。だから、けんかなどはほとんど見たことがなかった。

 父母がけんかしたのを見たのは、唯一、選挙のときだった。父は、「が推薦する候補に入れろ!」と母に迫った。母はきっぱりと、「誰に入れるか入れないかは私が自分で決める!」ときっぱり言い張り、一歩も譲らない。そりゃ、父は怒るは怒る、ただ手を挙げることはなかったように思うが、実際はどうだったのだろう。母の言うことに利があるのは当然だが、一方、父の気持ちも分からないではなかった。母も相当の頑固で、いったん言い出したことは絶対に曲げない人だった。そんな母を見て、俺は「こんな人は絶対に嫁にはしないぞ!」と内心思っていた。

 しかし、現実は?何としたことか、母の性格は、妻にそっくりだ。妻からがみがみ言われたとき、ふと、父母のかつての姿を思い出してしまう。そして、俺もやっぱり父と同じだ。ところで、息子たちには、俺はどう映っているのだろうか。まあ、嫌われてはいないと思うのだが・・・・・・・・、そう思うのは私だけかも・・・・・・・・。

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家族介護者教室に行ってきた。

2015-09-06 01:57:31 | 雑感

 昨日、家族介護者教室に行ってきた。介護について、2級介護ヘルパーの訓練や介護師養成の訓練はあちこちで職業訓練で盛んに行われ、訓練を受けることができる。しかし、仕事としてではなく、家族を介護するためにそのノウハウを学ぼうとすると、なかなか教えてくれるところがない。ケアマネージャに相談し、教えてもらって参加したのが昨日だった。

 講義は30分程で、後は、グループに分かれ、実際に被介護者をどのように介護すれば、被介護者を動かすことができるかを実習した。一昨日、妻がソファーから立ち上がろうとして立ち上がれなかった。どう手助けすれば、立ち上がることができるのか、一瞬、混乱して戸惑ったことがあっただけに、実習は、力の入れ具合を教えてくれ、ためになった。

 教えてくれたのは理学療法士のみなさんだった。「理学療法士がこういうことをするのだ・・・・」と、初めて分かった。これまで妻に付き添って、理学療法は何度か見てきたし、どんなことをやっているのか知っていたつもりだったが、介護みたいなこともするんだということが分かっていなかったんだ。実は、長男が理学療法士をやっている。しかし、その実体については、ほとんど聞いていなかったし、理解していなかったということなのだ。ほんと「いったい俺は何者?」と自分が分からなくなった。

 実を正せば、妻はかつて2級介護ヘルパーの講習会に参加し、介護ヘルパー2級を取得し、その後、これまでケアーマネージャーをしていた。だから、妻が一通りのことは知っている。妻に聞けば良いのだが、なかなか妻に聞く気にはなれないでいた。そういう私を見て、「本当に私を介護する気あるの?」、「やる気あるんだったら、どこかでちゃんと勉強して、安心して介護を受けられるようにして!」と妻は言った。それで、今回の参加となったわけだ。

 要するに、問題は、介護のノウハウではなく、夫婦関係を根本から改善していかなければならないということなのだ。それは分かっているつもりだったが、本当には分かっていなかったということ、呆れるばかりだ。悔しいが、妻が言う「あんたは自己中だ!」は当たっていた。

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