ここは、東京郊外の私鉄駅近くのマンション、下に駅の出入り口が見える。したがって、下を通過する人は、時刻とともに、変化していく。
早朝3時 人通りはほとんどなく、閑散としている。
早朝4時 駅のシャッターが開く、でも、駅に入っていく人、通行していく人はほとんどいない。
新聞配達の人が忙しそうに方々のマンションに出入りし、新聞を配る。
早朝6時~7時 駅まで送ってきた車が止まっては人が降りて、駅に入っていく。犬を連れた人が小走りに通過していく、日課の運動なのだろう。
朝7時半~8時 駅から大勢の人が出てきてバス停に並ぶ、学校や会社に向かうのだろう。バスが停車し、人をたくさん乗せて、通過していく。子どもを乗せた自転車が人の間を縫って走っていく、保育園に子どもを預けて通勤するのだろう。
朝8時~8時半 会社員や高校生がコンビニに入っていく姿が目に付く。
朝9時 人通りが落ち着き、バス停に並ぶ人が減る。
朝10時 年配の人たちが目立つようになる。
昼12時 会社から弁当を買いに出た人、食堂に入る人が大勢通過する。
昼1時 会社に戻る人が早足に通過する。
午後3時 ベンツやBMW、フォルクスワーゲンなど高級車が駐車、小学生が駅から出てくるのを待っている。
午後4時 高校生が大勢通過し、駅に入っていく。
午後5時 会社から大勢出てきて駅に向かう。
午後6時~7時 駅から出てくる会社員、高校生を出迎える車が目立つ。
午後8時~10時 ほろ酔いの会社員が目立つ。
午後11時 通行人が減り、静けさを取り戻す。
かように人は目まぐるしく移動していく。しかし、私はこれといってやることがなく、眼下の様子をタバコを吸いながら、眺めている。なんか世の中の動きから取り残され、どんどん速い動きについていけなくなってきている自分に愕然とする今日この頃である。