電源ファンとHDDが起動しないのは、パソコンとしては致命的です。
いや、厳密にはパソコンとは呼べない、単なる『箱』以下です。
私はデジタル技術成分が不足している脳内の記憶をなんとか検索し、解決方法を探ります。
「あ、そう言えば電源ファンの『ピンアサイン』が違うって、誰かのサイトに書いてあった気がするなぁ…、でもピンアサインってなんだ?」
仕方が無いので、携帯電話のフルブラウザ『ibis』を立ち上げて、ググってみます。
「ふーん、ピンの配置の割り振りのことね、これが違ってるってことかもなぁ、でもこのコネクター、どうやってピンの位置を変えるんだ?」
一瞬頭の中で、配線をぶった切って無理やり接続するというイメージが過ぎりますが、さすがにそれではスッキリしません。
技術的な独り立ちを計画していましたが、やむを得ずデジ物師匠のTさんに電話をします。
「ピンアサインが違っていて電源ファンが回らないと、HDDも起動しないの?」
「そうですね、そうなります」
コイツの『ピンアサイン』が原因
「コネクターのピンってどうやって変えるの?」
「精密ドライバーで押してやれば抜けるはずですよ」
またまた電源ユニットを分解します。
早速チェック
二つのコネクターを並べてみます。
「やっぱり違うよ…」
上が新規ファンのケーブルコネクター、下が既存の物です。
『白・赤・黒』と『赤・黒・青』の配置です。ここでは白色と青色のケーブルは同じ役目をしていますが、どちらにしろ全ての並びが間違っています。
コネクター内部のケーブルと端子
画像はありませんが、コネクターの背部に金属端子が見えていますので、精密ドライバーで軽く押し込みながらケーブルを引くと、簡単に抜けて来ます。
この順番を入れ替えて『赤・黒・白』に変更し、正確なピンアサインのコネクターを作成します。
ちなみにマザーボードのファンは、そのままのピンアサインで大丈夫です。
再度挑戦
パソコンを起動すると、今度は電源ファンが回転し、HDDが立ち上がって来ました。
「カリカリカリカリ…」
HDDがプログラムを読み込んでいます。
「カリカリカリカリ…」
期待して待ちます。
「カリカリカリカリ…」
「?」
「カリカリカリカリカリ…」
「・・・」
いつまでたってもWindows XPが立ち上がりません。いや、やっぱりBIOSの見慣れた画面も出てきません。
「何でやねん…」
強制的に電源を切り、再度原因を調べます。
そしてついに全ての元凶を発見
画像では見えていませんが、IDEケーブル二本の下側に、何も刺さっていないコネクター受部が見えています。
犯人(緑色の楕円の中)
コイツがマザーボードに刺さっていませんでした(笑)
判れば非常にくだらない原因です。
このコネクターを刺して電源を投入すると、お馴染みの画面が立ち上がります。
「おおっ、Windows XP!」
感動の再開です。
完全復活!
大した作業じゃないのに、大いなる達成感を感じます。
さすがに新品のファンは静かで、当然電源ファンからはまったく異音がしません。HDDのカリカリ音が良く聞こえるほど静かです。
今回のコスト
X-FAN RDL7015S 820円×2個=1,640円
X-FAN RDL8015S 760円
部品送料 590円
合計 2,990円
約三千円のパソコン延命処置でした。
いや、厳密にはパソコンとは呼べない、単なる『箱』以下です。
私はデジタル技術成分が不足している脳内の記憶をなんとか検索し、解決方法を探ります。
「あ、そう言えば電源ファンの『ピンアサイン』が違うって、誰かのサイトに書いてあった気がするなぁ…、でもピンアサインってなんだ?」
仕方が無いので、携帯電話のフルブラウザ『ibis』を立ち上げて、ググってみます。
「ふーん、ピンの配置の割り振りのことね、これが違ってるってことかもなぁ、でもこのコネクター、どうやってピンの位置を変えるんだ?」
一瞬頭の中で、配線をぶった切って無理やり接続するというイメージが過ぎりますが、さすがにそれではスッキリしません。
技術的な独り立ちを計画していましたが、やむを得ずデジ物師匠のTさんに電話をします。
「ピンアサインが違っていて電源ファンが回らないと、HDDも起動しないの?」
「そうですね、そうなります」
コイツの『ピンアサイン』が原因
「コネクターのピンってどうやって変えるの?」
「精密ドライバーで押してやれば抜けるはずですよ」
またまた電源ユニットを分解します。
早速チェック
二つのコネクターを並べてみます。
「やっぱり違うよ…」
上が新規ファンのケーブルコネクター、下が既存の物です。
『白・赤・黒』と『赤・黒・青』の配置です。ここでは白色と青色のケーブルは同じ役目をしていますが、どちらにしろ全ての並びが間違っています。
コネクター内部のケーブルと端子
画像はありませんが、コネクターの背部に金属端子が見えていますので、精密ドライバーで軽く押し込みながらケーブルを引くと、簡単に抜けて来ます。
この順番を入れ替えて『赤・黒・白』に変更し、正確なピンアサインのコネクターを作成します。
ちなみにマザーボードのファンは、そのままのピンアサインで大丈夫です。
再度挑戦
パソコンを起動すると、今度は電源ファンが回転し、HDDが立ち上がって来ました。
「カリカリカリカリ…」
HDDがプログラムを読み込んでいます。
「カリカリカリカリ…」
期待して待ちます。
「カリカリカリカリ…」
「?」
「カリカリカリカリカリ…」
「・・・」
いつまでたってもWindows XPが立ち上がりません。いや、やっぱりBIOSの見慣れた画面も出てきません。
「何でやねん…」
強制的に電源を切り、再度原因を調べます。
そしてついに全ての元凶を発見
画像では見えていませんが、IDEケーブル二本の下側に、何も刺さっていないコネクター受部が見えています。
犯人(緑色の楕円の中)
コイツがマザーボードに刺さっていませんでした(笑)
判れば非常にくだらない原因です。
このコネクターを刺して電源を投入すると、お馴染みの画面が立ち上がります。
「おおっ、Windows XP!」
感動の再開です。
完全復活!
大した作業じゃないのに、大いなる達成感を感じます。
さすがに新品のファンは静かで、当然電源ファンからはまったく異音がしません。HDDのカリカリ音が良く聞こえるほど静かです。
今回のコスト
X-FAN RDL7015S 820円×2個=1,640円
X-FAN RDL8015S 760円
部品送料 590円
合計 2,990円
約三千円のパソコン延命処置でした。
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