予てから思っていたのだが、我が家にも火災報知器を設置することにした。
キッチンにはすでに安物の『煙検知式』の物が一つ付いているのだが、この報知器、私がハードに中華鍋を振り、
「ジョバァああああああ!」
などと湯気が立ち昇るような調理を行うと、
「ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!」
と騒々しい音で作動してしまうという問題のある(実際には正常な・笑)反応を起こす代物です。
もっとも、換気扇の能力を瞬間的に超える湯気が発生するのだから、報知器が作動するのは当然のことなのだが、安物が故に一旦作動すると電池を本体から引き抜かない限り警報音が鳴り止まないという、非常に面倒な報知器でもあるのだ。
「やっぱりキッチンには『熱検知式』だな…」
と言うことで、購入に踏み切ることにした。
今回も色々と商品を比較検討した結果、またしても『Panasonic社』製品をチョイスすることになった。
けむり当番『SH4903』を購入
煙検知式の親器が1台、子器が2台の合計3台セットの商品で、今回もネットで購入しました。家電量販店の店頭価格と比較して8,000円も安いのが決定打です。
ちなみにこの手の商品に『長期保証』なんて必要ありません。壊れたら即座に買い替えが正解です。
ここがポイント
大切なのは『ワイヤレス連動型』ってところです。
一戸建て住宅(特に二階建て以上)に住んでいる方には、重要なポイントです。
火災発生をワイヤレスで報知
他の部屋で発生した火災を、一斉に他の端末に報知してくれます。
実際、火元の部屋と寝室などが離れている場合、鳴っている報知器に気づかないことが十分にあり得ます。
「おいおい、本当かよ?」
と思う方も居るかもしれませんが、地方の戸建住宅は無駄に広かったりしますので、結構大切なことです。
親器を中心とした電波の到達距離は直線で約100m、この『SH4903』は親器1台に対して子器を7台まで追加登録が可能です。同梱されているリチウムイオン電池の寿命は約10年です。
中身
きっちりとパッケージングされています。
「おお、電池が足りねぇ!」
と一瞬思いましたが、電池は2本×3台の合計6本で正解です。慌ててお客様相談センターに電話をしたりしないよーに!(笑)
親器
親器には「電波確認」というボタンがあります。
さて、これだけでは子器の数が足りませんし、キッチン用の熱検知式子器もありません。
購入したショップでは独自のセット販売を行っており、子器を特別価格でセット購入出来ます。
子器追加購入
左:ねつ当番(子器)『SH22127』 ×1台
右:けむり当番(子器)『SH22427』 ×2台
実はこの型番、住設機器の工事業者用製品の型番です。家電量販店で購入する場合は、
ねつ当番(子器)『SH4620』
けむり当番(子器)『SH4420』
となります。
どちらもネット販売の最安値はほとんど変わりはありませんし、上記の『SH4903』への子器追加登録も可能なので問題ありません。
ちなみに住設機器用の親器は、
けむり当番(親器)『SH22417』子器7台追加登録用
けむり当番(親器)『SH22717』子器14台追加登録用
となります。
これらの親器を単体で購入すると『SH4903』の3台セットよりも割高になってしまいますので、要注意です。
シンプルな梱包
さすがに業者用だけあって、非常にシンプルです。一般販売用には付属していた石膏ボード用の取り付けビスも付属していません。
けむり当番(子器)
煙が報知器内に入った場合、光の屈折が変化して検知します。
ねつ当番(子器)
こちらは細かい穴が空いていません。中心部の穴から黒い物が見えます。
マッチ棒みたいな物体
これが感熱センサーらしい…。
余談ですが、『ねつ当番』に親器は存在しません。親器は『けむり当番(親器仕様)』になり、『ねつ当番(子器仕様)』を子器として登録するようになっています。
さて、次回は実際に住設機器用の子器と、量販店用の親器がきちんと連動するのかどうか、登録作業を行ってみたいと思います。
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「この裁判の意味を教えて下さい!」
by祝ちゃん
「ハイ、ご職業が○○のカミヤミさん!」
って感じなんでしょうか?
でも訴状の回し読みってのも凄いなぁ、しかもそのタイミングでそこにいるカミヤミさんも…(笑)