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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

いのちと人間の存在を大切にする社会へ

2012-06-18 11:48:20 | 会員日記
※今日、会員ページで書いた日記を転載します。(さき)


◆福井で思ったこと

16日のカラオケ楽しかったです!
企画してくれたにぃ&ちぃさん、ありがとうございました!
たくさん歌って気持ちよく酔いました。
お約束のブルーライトヨコハマも歌いましたよ~。
パワー充電したみたいで元気になりました!

で、その時に、大飯原発の再稼働決定したけど、それでいいわけないし、あきらめられることじゃないし、抗議の意志表示したいので「日曜日やっぱり福井に行こうか」という話になって、行ってきました。
福井の県庁前の公園で再稼働反対「ふくいでつながろう」という集会があったんです。

公園いっぱいでした。
2200人って発表でした。
発言は1人1分アピールで参加者が順番に再稼働反対をアピールするスタイルでした。
全国各地から参加者来ていました。いてもたってもいられなくて来たとか、地元でこんなことしているとか、歌で伝える人もいる。福井各地の地元の方の発言もありました。
ひとりひとりの思いが伝わってきました。

福島の人たちもバスで福井まで駆けつけてました。
再稼働なんてあってはならない。
原発事故で汚染が広がってて
除染してもすぐ元に戻ってしまう
たくさんの人たちがそのなかで暮らすことを強いられている
自分たちは毎日被ばくしているんです
二度と同じ思いをする人たちがあってはならない

ノーモア・フクシマ

福島の方の発言を聞きながら、
せめて今日来られてよかったと思いました。
そして駆けつけられないけど、
どれほどたくさんの人たちが同じ思いでいるかってことも。

人間を大切にする。
そのいのちと存在を大切にする。守る。
それなくして、社会も経済もありません。
成りたちません。
それを形にするのが政治の役割です。

政治家と言われている人たちは何をしているのか。
この国の政治は不在です。
官僚の言うなりになって
既得権益や利権を守るのが政治じゃない。

暫定的な安全基準で稼働していいのか。
事故があったら取り返しがつかない。責任なんて取れない。

年間被ばく限度20ミリシーベルトを基準にして、
その被ばく環境に何十万もの子どもたちが暮らしている。
事故は収束してない。

なのに原発を再稼働するという。
そんな人たちにいのちを預けられない。
預けられるわけがない。
「国民生活を守るため」ってバカにするな!です。

政治家も国も、国民のことなんか考えていない。
そんな人たちの言うなりになってたら、ひどい目にあう。
やられっぱなし。
何かあっても保障もなにもない。
だまってたら、いいようにされるだけ。
やられっぱなしはもうたくさん。
しかも原発で事故があれば取り返しがつかないのだから。

もうだまってるわけにはいかない。
あんな人たちにまかせておけない。
自分の人生を預けるわけないはいかない。
子どもたちの未来を委ねるわけにはいかない。

自分たちの未来は自分たちで決める。
あんまりだから、お上のやることに口出しする。
自分も声をあげる!

おとなしかった日本の人たちが動き出しているのを感じています。
いのちと生存を守るために。
こどもたちの未来をもうこれ以上傷つけないために。

毎週金曜日に首相官邸前で続いている再稼働反対の行動。
ツイッターで呼びかけて仕事帰りのサラリーマンとか
誰でも一人でも参加できるようなスタイルでおこなわれています。
4000人(1日)、7000人(8日)、11000人(15日)と
だんだん集まる人が増えています。
次回22日はさらに膨れる可能性があります。

この人々のエネルギーが、
人間を大切にする。
いのちと人間の存在を大切にする社会への
シフトチェンジとなるように。
あたらしい政治のはじまりとなるように。
私も出来ることをしていきたいです。

本日、被災地NGO協働センターの呼びかけ↓をうけて
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/c968a63f586ee750198b67d032a8047f
ただいま24時間ハンスト中。


*************
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (管理者)
2012-06-20 01:51:52
6月15日の首相官邸前の動画
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=OLD6u151E-Q
返信する
琉球新報の社説 (管理者)
2012-06-20 04:32:47
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192698-storytopic-11.html

2012年6月18日

社説

 この恐るべき安全軽視が、本当に政府による決定なのか、にわかに信じられない。関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を政府が正式決定した件のことだ。

 安全を置き去りにした決定は、政府が国民に恐怖を強いるに等しい。直ちに決定を撤回すべきだ。

 野田佳彦首相は「福島を襲ったような地震や津波が起きても事故は防止できる」と断言したが、科学的根拠が見当たらず、あまりに無責任だ。

 そもそも福島第一原発事故の原因すら分かっていない。東京電力は想定外の津波のせいだと強弁するが、津波が来る前に配管が破損した疑いは消えていない。

 原子力規制庁はまだ根拠法すら制定されていない。福島第1原発にさえ設置されていた免震重要棟が大飯原発には整備されておらず、非常時の指揮所は存在しないに等しい。放射性物質のフィルターが付いたベントは4年後に設置の予定で、津波の経験を踏まえた防潮堤のかさ上げは2年後にしか完成しない。ないない尽くしで、よく再稼働を決断できるものだ。

 大飯原発は地震の巣である活断層の密集地帯に位置し、敷地内を軟弱な断層が走るが、地質の再調査をする予定もない。首相は新安全基準を安全性の根拠にしたが、これをつくった原子力安全・保安院は、福島原発事故を防げなかった当事者だ。しかも、この基準は首相の指示からたった3日でつくった即席の代物である。これで安全だと信じる人はまずいるまい。

 再稼働決定に至ったのは、電力不足の印象が巧みに植え付けられたためだろう。政府の需給検証委員会が、関西電力管内で最大15%の電力が不足するとの予測を発表したのが空気を変えた。

 だが、民間の節電努力もさして勘案しない代物だ。手術中の病院も停電するなどと不安があおられたが、総合病院には自家発電設備があるのが普通ではないか。

 再稼働の結論を誘導するための予測、という印象をぬぐえない。事実、東京電力の経営再建をにらみ、東電の原発を再稼働させるのが政府の本当の狙いとも伝えられる。公正性が疑われる決定と言うほかない。

 政府がなすべきなのは恐怖の強制ではなく、恐怖の除去だ。脱原発を明確に打ち出し、省エネ・新エネ技術立国の道筋を明示するのが本来の仕事のはずである。福島の教訓を無駄にしてはならない。

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