※第9回わかちあい祭り!から
参加者のご挨拶を紹介します
ゲストの皆様ありとうございました!
被災地NGO協働センター
http://ngo-kyodo.org/
みなさんこんにちは。
ただいまご紹介にあずかりました、被災地NGO協働センターの増島です。
私たちは、被災者支援の一環で被災者の方々が手作り品として作っている“まけないぞう”という復興支援グッズを販売させていただいています。
私たちは阪神・淡路大震災から災害救援の活動をしているNGOです。
東日本大震災の被災地では今40名ほどが“まけないぞう”を製作してくれています。
今年で8年になる東日本大震災の被災地では、今も復興住宅やいまだに仮設住宅に住まわれている方もいらっしゃり、
先ほど福島の方からも報告がありましたように、8年が経ったいまでもみなさん不自由な避難生活を余儀なくされています。
被災者の中には高齢で体調を崩されている方や、孤立を深めている方もたくさんおられます。
でもそういうなかで“まけないぞう”を作りながら、人の輪を広げていったり、友達の輪を広げていったりして、“まけないぞう”が心の支えになっています。
集会所に集まって、お茶をしながら“まけないぞう”を作ったりもしています。
「本当に“まけないぞう”があってよかった。おかげでここまでやってくることができた」とおっしゃるのを聞いて、
8年経ってもこうやって“まけないぞう”が被災者の人たちに寄り添って誰かを支えているのだなと、あらためて感じました。
なかには、故郷に戻りたくても戻れなくて、県外に引っ越す方もおられまして、でもそういう中で少しずつではあるけれども前に向かって暮らしを再建しようとしている方もいらっしゃいます。
また、先日地震から3年が経過した熊本の被災地も訪れたのですけれども、まだまだ復興以前に復旧ができていない場所がたくさんあって、
擁壁が復旧しないから家も建てられないとか、まだ工事の発注も決まっていないという方、二重ローンを抱えてこれから先どうしようという方もおられたり、
まだまだ制度の上で被災者の方にとっては十分ではない部分があって、私たちも被災者の方々と一緒に声を上げながら制度面に対してももっと充足できるように活動していきたいと思います。
去年は大阪北部地震だったり、西日本豪雨だったりと、災害が度重なり、本当に悲しいことが多いです。
大阪北部でも屋根にブルーシートがたくさんかけられたままで、屋根の修理に2~3年も待たされるそうです。
未だにブルーシートの応急修理で生活していたり、なかにはやっと声を上げられてボランティアによってブルーシートをかけたという人もいらっしゃいました。
西日本豪雨災害の被災地でも、仮設暮らしがはじまってばかりで、各地で支援を待っている人がいるのですが、みなさんのご協力を頂きながら、できる範囲で被災者の方の復興のお手伝いをしていきたいと
思っていますので、これからもよろしくお願いします。
“まけないぞう”は直接的であったり間接的であったりするのですけれども、
皆さんから頂いた新しいタオルによって、被災者の人が生きがいにつながることができます。
いつもタオルを届けにいくと「あっ、やっとタオルを持って来てくれたのね。心待ちにしていたんだよ」と言って、タオルを受取ってくれます。
被災地はたくさんあるのだけれども、“まけないぞう”を通してそれぞれの被災地にこころを寄せて頂いて、折にふれては被災地のことを思い出してもらえればと思います。
最後になりますが、今回ドネーションシップの立川さんから素敵なご縁をいただきました。
今日この会場に一緒に参加しているネパールの支援をしておられる国際交流の会とよなかの中園さんから、ネパール地震で被災した人たちが手作りされた帽子を、東日本大震災の被災地で”まけないぞう”を作っている被災者の方に届けてくださいました。
こうしてご縁をいただいて、被災地と被災地がつながり合って、その輪が広がっていくことは素晴らしいなあと思って、この場で感謝申し上げます。
ありがとうございます。どうぞこれからもよろしくお願いします。
参加者のご挨拶を紹介します
ゲストの皆様ありとうございました!
被災地NGO協働センター
http://ngo-kyodo.org/
みなさんこんにちは。
ただいまご紹介にあずかりました、被災地NGO協働センターの増島です。
私たちは、被災者支援の一環で被災者の方々が手作り品として作っている“まけないぞう”という復興支援グッズを販売させていただいています。
私たちは阪神・淡路大震災から災害救援の活動をしているNGOです。
東日本大震災の被災地では今40名ほどが“まけないぞう”を製作してくれています。
今年で8年になる東日本大震災の被災地では、今も復興住宅やいまだに仮設住宅に住まわれている方もいらっしゃり、
先ほど福島の方からも報告がありましたように、8年が経ったいまでもみなさん不自由な避難生活を余儀なくされています。
被災者の中には高齢で体調を崩されている方や、孤立を深めている方もたくさんおられます。
でもそういうなかで“まけないぞう”を作りながら、人の輪を広げていったり、友達の輪を広げていったりして、“まけないぞう”が心の支えになっています。
集会所に集まって、お茶をしながら“まけないぞう”を作ったりもしています。
「本当に“まけないぞう”があってよかった。おかげでここまでやってくることができた」とおっしゃるのを聞いて、
8年経ってもこうやって“まけないぞう”が被災者の人たちに寄り添って誰かを支えているのだなと、あらためて感じました。
なかには、故郷に戻りたくても戻れなくて、県外に引っ越す方もおられまして、でもそういう中で少しずつではあるけれども前に向かって暮らしを再建しようとしている方もいらっしゃいます。
また、先日地震から3年が経過した熊本の被災地も訪れたのですけれども、まだまだ復興以前に復旧ができていない場所がたくさんあって、
擁壁が復旧しないから家も建てられないとか、まだ工事の発注も決まっていないという方、二重ローンを抱えてこれから先どうしようという方もおられたり、
まだまだ制度の上で被災者の方にとっては十分ではない部分があって、私たちも被災者の方々と一緒に声を上げながら制度面に対してももっと充足できるように活動していきたいと思います。
去年は大阪北部地震だったり、西日本豪雨だったりと、災害が度重なり、本当に悲しいことが多いです。
大阪北部でも屋根にブルーシートがたくさんかけられたままで、屋根の修理に2~3年も待たされるそうです。
未だにブルーシートの応急修理で生活していたり、なかにはやっと声を上げられてボランティアによってブルーシートをかけたという人もいらっしゃいました。
西日本豪雨災害の被災地でも、仮設暮らしがはじまってばかりで、各地で支援を待っている人がいるのですが、みなさんのご協力を頂きながら、できる範囲で被災者の方の復興のお手伝いをしていきたいと
思っていますので、これからもよろしくお願いします。
“まけないぞう”は直接的であったり間接的であったりするのですけれども、
皆さんから頂いた新しいタオルによって、被災者の人が生きがいにつながることができます。
いつもタオルを届けにいくと「あっ、やっとタオルを持って来てくれたのね。心待ちにしていたんだよ」と言って、タオルを受取ってくれます。
被災地はたくさんあるのだけれども、“まけないぞう”を通してそれぞれの被災地にこころを寄せて頂いて、折にふれては被災地のことを思い出してもらえればと思います。
最後になりますが、今回ドネーションシップの立川さんから素敵なご縁をいただきました。
今日この会場に一緒に参加しているネパールの支援をしておられる国際交流の会とよなかの中園さんから、ネパール地震で被災した人たちが手作りされた帽子を、東日本大震災の被災地で”まけないぞう”を作っている被災者の方に届けてくださいました。
こうしてご縁をいただいて、被災地と被災地がつながり合って、その輪が広がっていくことは素晴らしいなあと思って、この場で感謝申し上げます。
ありがとうございます。どうぞこれからもよろしくお願いします。
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