「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

RITA-Congo(リタ・コンゴ)からのお知らせです

2021-03-18 12:34:43 | 情報・イベント紹介
RITA-Congo支援者のみなさま

春の訪れが感じられる時期になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

RITA-Congoの支援者である立山芽以子さんが制作されたドキュメンタリー映画「ムクウェゲ『女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』が、3月20日(土)にTBSドキュメンタリー映画祭で上映され、上映後には立山監督とRITA-Congo共同代表の米川・華井によるトークが行われます。

立山監督はムクウェゲ医師の2度の来日に密着し、また、パンジ病院を含むコンゴ東部での性暴力被害者、加害兵士への取材、日本の高校での開発教育実践、 ムクウェゲ医師への最新のテレビ電話インタビューまでを幅広くカバーして本作品を制作くださいました。

映画とトークは、オンラインでも3月27日まで1300円で視聴いただけますので、ぜひご覧ください。

RITA-Congo 広報

***以下、イベント案内***

【名称】TBSドキュメンタリー映画祭 上映作品「 ムクウェゲ『女性にとって世界最悪の場所』で闘う医師」

【期間・会場】2021年3月20日(土)18:00~ユーロライブにて開催

 ※streaming配信:3月20日(土)18:00~27日(土)

【主催】TBSテレビ

【共催】ユーロスペース

【公式サイト】 www.tbs.co.jp/documentaryeigasai2021/



■チケット情報は、映画祭公式HPをご覧ください。

https://eplus.jp/sf/detail/3386850002-P0030010



【映画情報】

ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師

監督:立山芽以子

撮影:寺尾文人 音声:長谷部全伸 吉良絵里菜 

編集:大生哲司 

2021年/ステレオ/70分(※) © TBSテレビ

■作品概要■

アフリカ中部にあるコンゴ民主共和国。その東部地域は、こう呼ばれている。

「女性にとって世界最悪の場所」。

2018年にノーベル平和賞を受賞した婦人科医のデニ・ムクウェゲさんは、病院に運ばれてくる女性たちを見て驚きを隠せなかった。見たことのない性器の傷。レイプによって修復不能なほど、破壊された女性の体。彼は5万人以上の女性を治療、救済してきた。武装勢力の犠牲になった女性の数は、実に40万人以上。なぜ女性たちはレイプされるのか。

その背景には「鉱物資源」、「犯罪者の不処罰」、「日本をはじめとする先進国の責任」、そして、国際社会の「無関心」があった——。

■出演者プロフィール■

デニ・ムクウェゲ(Dr.Denis Mukwege)

1955年、コンゴ民主共和国東部ブカブ生まれ。婦人科医。1999年、ブカブにパンジ病院を設立、以来5万人以上の性暴力被害者を治療、救済してきた。2018年、イラクのナディア・ムラドさんとともにノーベル平和賞を受賞。

■監督プロフィール■

立山芽以子(たてやま・めいこ)

1973年12月6日生まれ、長野県出身。1997年TBS入社。政治部、社会部、「news23」ディレクターなどを経て、現在「news23」番組プロデューサー。主な担当企画に「棄民 ドミニカ移民たちは訴える」「アフリカ・農村開発の光と影」「世界変えたい系男子の挑戦」など。

■監督メッセージ■

ムクウェゲさんにはじめて会ったのは2016年。東京でのことだった。

2018年にノーベル平和賞を受賞し、ますます多忙を極めるムクウェゲさんだが、女性に対する暖かい視線、正義を追及する厳しい姿勢は全く変わっていない。

「世界はつながっている」

「遠くで起きていることに共感を持ち、他者のために行動する」。

ムクウェゲさんの言葉だ。

他者を思う気持ち、世界で起きていることを想像する力が今こそ、必要だと思う。

少しでもムクウェゲさんのメッセージが伝わることを、願っている。



【上映後トーク情報】

■出演者■

立山芽以子(監督)、華井和代(東京大学講師)、米川正子(筑波学院大学准教授)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3.11メモリアルキャンドル 20... | トップ | 福島の子どもたちとの交流を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

情報・イベント紹介」カテゴリの最新記事