「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

3.11メモリアルキャンドル 2021 の写真です

2021-03-12 08:04:27 | 原発・放射能
昨日の写真です



311のあと
初めて出会った時に中学生だった
避難者のお子さんが
社会人になっておられて
この10年の重みを感じました

コロナでなかなか出会えなかった
避難者の皆様や地域の方々と
久しぶりにお会いして
互いの無事を確認しあいました

ともにあることを感じながら
そしてきっと
それぞれの思いがよみがえるなかで
きれいなキャンドルの光を
いっしょにずっと見つめていました








◆追記
3.11メモリアルキャンドルの動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=CEbDEAMg3bQ

「潮の匂いは」という詩の朗読がありました。
311を経験した当時高校生がつづった言葉です。
その一節です

・・・・・・
潮の匂いは 一人の世界を連れてきた。
無責任な言葉、見えない恐怖。
否定される僕たちの世界、
生きることを否定されているのと、同じかもしれない。
誰も助けてはくれないんだと思った。
自分のことしか見えない誰かは
響きだけあたたかい言葉で 僕たちの心を深く抉る。
"絆"と言いながら、見えない恐怖を僕たちだけで処理するように、
遠まわしに言う。
"未来"は僕たちには程遠く、"頑張れ"は何よりも重い。
お前は誰とも繋がってなどいない、一人で勝手に生きろと、
何処かの誰かが 遠まわしに言っている。
一人で生きる世界は、あの日の海よりもきっと、
ずっと冷たい。
・・・・・・
(以上一部抜粋)

避難して私が初めてあった時はまだ中学生お子さんが
この詩が心に刺さると
泣いていた
あの時言葉に出来なかったこと
あの時飲み込んだ思いがそこにあると
泣いていた
よみがえる出来事やその思いを語り続けていた
311は終わっていない

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