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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

7・10冨田江里子さんお話会~フィリピンの小さな診療所から~

2011-06-02 01:43:42 | ドネーションシップ
◆お知らせとお誘い◆

~フィリピンの小さな診療所から~
 冨田江里子さん<お話会>

日 時:2011年7月10日(日)
  午後2時より(1時半開場)~4時半
場 所:京都・呉竹文化センター 
http://www.kyoto-ongeibun.jp/kuretake/map.php
(京阪本線、近鉄電車「丹波橋」駅、下車すぐ前)

参加費:500円
主催:NPO法人ドネーションシップわかちあい
(連絡先 075-621-3128)

冨田さんは助産師であり、看護師です。
フィリピンのスービックで貧しい人たちのための診療所を開設、運営しています。
2010年度、診療を受けた人の数は6千人近くに、
診療所で生まれた赤ちゃんは288人にのぼりました。
小さな診療所は、地域の人々のいのちの、よりどころとなっています。

一時帰国される冨田さんをお招きしての「お話会」をおこないます。
診療所の活動について、診療所を訪れるフィリピンの人たちの暮らしについて、
貧困について。お産について、いのちについて、、、
現場からのありのままのお話を聞かせてもらいます。

フィリピンの人たちの姿や、
貧しさから病院に行けない人たちがいることの現実を知り、
自分たちにできることや
私たち自身の生きることや幸せの意味を、一緒に考えたいと思います。
申し込みなどは不要です。どなた様もご参加いただけます。
皆さま、ぜひお誘いあわせてご来場下さい。

――ー――ー――ー――ー――ーーー――
*冨田江里子さんプロフィール
1997年からフィリピン・スービック市に滞在。
無料診療所(助産所)を開設、運営。助産所業務のほか、
現地の人が医療を求めて訪問するので医療援助もおこなっている。
活動が認められ、2003年に保健所として認可される。
「助産雑誌」(医学書院)に『バルナバクリニック発ぶつぶつ通信』を連載。
2007年1月ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で活動が紹介。

(冨田さんのブログ↓)
http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/17134957.h
是非ご覧下さい。診療所の日常がつづられています。
冨田さんから、2010年度診療所の報告書が届きました。
昨年度も6千人近くの方が診療を受けておられます。
「最後に」と書いておられたメッセージを紹介します。

****************
◆冨田江里子さんのメッセージ(2010年度活動報告より)
2010年度も診療、お産と関わり、
多くの貧困で病気に苦しむ人たちのそばに居られましたこと、
貧しい中も幸せなお産に多数立ちあえましたこと、ひとえに皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

世界中でいろいろな支援活動がある中でも、
日本人の助産師が直接診療を続けているものは珍しく、
私自身でもこれで本当にいいのだろうかと、
重症患者に向き合うときやお産で異常になった時に、立ち止まって考えます。

反対に、ここにクリニックが存在しなければ、
これらの重傷者は行き場がないまま、
病苦を運命として受け入れる以外の選択肢がないのだとも言えます。
異常になったお産などはそのまま母体死亡という形で命を終えていたのだと思います。

貧困とともにいるから見える問題はいろいろと根が深く、
根本解決は難しいですが、少しでも多くの方にご理解いただけ、
適切な支援が彼らのもとに届く世界になってほしいと切望しております。

いつも報告書などが滞って本当に申し訳ありません。
今年は年に数回でも現地の様子をお伝えしたいと考えています。
活動に関していろいろな助言、ご意見などをいただけましたらありがたいです。
皆様のご支援のおかげで多くの命に寄り添えたこと、
活動を続けられたことに深い感謝を添えて、心よりお礼申し上げます。
皆様のご活躍、ご健康をフィリピンよりいつもお祈りしております。
本当にご支援ありがとうございました!

2011年5月21日 
乾季でたまらなく暑いフィリピンの自宅にて
冨田江里子

*******************
※2007年、ドネがNPOとしてスタートした時に、
フィリピンから一時帰国されたいた冨田江里子さんと出会いました。
現場のお話を聞き、冨田さんの生き方に触れて、心動かされました。
厳しい診療所の運営を少しでも支えられたらと、
ドネーションシップとしての最初の「寄付」(わかちあい)をさせていただきました。
(“わかちあい”の報告↓)
http://www.donationship.org/project.html
今年、こうしてまた帰国報告会をおこなえること、
冨田さんと再会できることを嬉しく思います。
今回は1歳の息子さんもご一緒です。楽しみです♪
(さき)


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各地のお話会の日程 (さき)
2011-06-23 21:21:05
京都以外でも各地でお話会が開催されます
冨田江里子さんのブログから
http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/33278290.html


お話会の日程がある程度決まりました。
詳細がまだ決まっていない所も多々ありますし、また変更があるかもしれませんが
連絡方法、時間など決まり次第順次アップします。
会場になっている大学や施設等へのお問い合わせはご遠慮ください。
会場を貸してくださっているだけですから!!

お時間が合う方、そこでお目にかかれればうれしいです!また、その日の周囲で他にお話会、企画してくださる方がおられればご連絡お願いします。

期間:6月17日~7月20日
連絡先:erikobarnabas@hotmail.com

主催してくださる方に合わせてお話の内容が変わります。ご了承お願いします。


6月18日:東京 夕より、調布WAT
19日 三鷹、ピナット内、はちのこ保育園にて
 2時から4時 詳しくはこちらへhttp://www007.upp.so-net.ne.jp/hachinoko/pinat/news.html#110619tomitasan

20日 東京

21日 奈良天理看護学院 13時20分から15時20分・天理看護学院内、無料
   参加希望の方は 天理看護学院事務室にご所属、ご氏名をご連絡ください。
   ℡:0743-63-3400 もしくは、梶間先生のほうへメールで申し込みお願いします。
     jyo-kaji.a@tenrikangogakuin.jp 

23日 北九州・福岡 
   社団法人小倉法人会女性部会主催:18時から19時リーガロイヤルホテル小倉4階、ロイヤルホール
   参加費無料、事前申し込みお願いします。電話かFAX,℡093-511-5283、Fax093-511-5259
   問い合わせ:(社)小倉法人会 小倉北区紺屋町13-1 毎日会館9階

25日 大阪・バイパシー協会 場所:大阪駅前第3ビル17階。時間13時30分から16時30分 参加費:500円
  バイオ・ノーマライザーに関しての報告になります。クリニックにも来てくださった星野トチローさんのお話も聞け  ます!連絡先:三旺インターナショナル 058-264-6221 info@bio-normalizer.com
     
28日 金沢大学医学類、宝町鶴間キャンパスG棟:第4講義室、19時から 無料・外部参加可です。

29日 もしかしたら福井

7月1日 京都大学医学部人間健康科学科 会議室 17時から19時 外部参加可
    問い合わせ:中川さん mail:makiko_n19880615@yahoo.co.jp

2日 京都・佛教大学
6日 兵庫 岡本寺 10時30分から12時
8日 伊丹 いたみホール、中和室 11時15分から お母さんなど対象
9日 大阪 
10日 京都・ドネーションシップ主催 場所 京都・呉竹文化センター・会議室・京阪、近鉄「丹波橋」駅前 
   http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/5aa0c3c68cf50391796bbaed8e1cb2e1

お話会には1歳児の京志が同行します。ご理解いただければ幸いです!
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