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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

昔はよかった・・・

2009-12-12 22:36:55 | ドネーションシップ
ドネーションシップわかちあい
http://donationship.org/
「ハートフルレター」より、スタッフ日記を紹介します。
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◆昔は良かった…

こんにちは! 風彩です。
これからはエコの時代なのでしょうが、やたらエコエコと言っている。
企業は「当社は地球の未来、環境を考えています!」と謳っているけど、
本当にそうなん?て思ってしまう。
ほんまに環境の事は大事だし、
これからは環境を重視して企業も個人も考えないといけないとは思うけど、
何か違う、ただ便乗して儲けたいだけ…。
ちょっと、ひんまがった考えかも…(笑)

この間エコバックのことを考えていたら、
私が子供の頃は、必ず家に買い物かごがあった事を思いだした。
今のようなコンパクトに持ち運びは出来なかったけど、
母は籐のかごを持って市場に買い物に行っていた。
子供の頃に私が住んでいた家のすぐ側には公設市場があった。
公設市場は隣接している商店街とも繋がっていて、
通り抜けができ、入り組んだ造りになっていたので、
子供たちにとっては、絶好の遊び場にやった。

かくれんぼや友達のお店に行って商売の勉強をしていた。
うそ!(かくれんぼをしていたのは本当!)
公設市場には八百屋、豆腐屋、乾物屋、花屋、肉屋、お総菜屋etc、
たくさんのお店が軒を連ねていた。
八百屋さんへは、
くずの野菜(白菜やキャベツ、人参などの切れ端や傷んでいる葉)
を貰いに行き、それを小学校で育てていたウサギや鶏のえさにしていた。
お豆腐屋さんは友達のお店だった。
店に入り込んで、
豆腐やがんもどき(ひろうす)を作っているところを見ていた。
冬のお豆腐作りはとても手が冷たそうだった。
水につけたおっちゃんの手がみるみる赤くなっていった。
がんもどきは手作りで、練ったお豆腐に
銀杏、きくらげ、人参などを入れて丸めてお店で揚げていた。
花屋さんも友達のお店だった。奇麗な花を見るのは嬉しかった。

たまご屋さんは今みたいに10個入りのパックではなく、1個から売っていた。
売るときは卵を1個ずづ裸電球に照らしてから、新聞紙に包んで売っていた。
電球に卵を照らして何を見てたんやろう…?
知っている人はコメントください!
肉屋さんにはよくコロッケを買いに行った。
今でも味は覚えている。
おやつ代わりによく食べた。美味しいコロッケやった!
商店街の端の方のお店はひやしあめを売っていた。
これも程よい甘さと生姜が効いて美味しかった!
その隣は友達のお店の呉服屋さんで、隣にはストリップ劇場があって、
友達の家に遊びに行くと劇場からは音楽だけが聞こえてきた。
興味津々やった。
おませな子供時代でもあった(笑)

いろいろと昔の事が思い出される…楽しかった時代。
「あの頃は良かったなぁ…」つい口に出して言ってしまう。
何か一気に歳をとった感じやけど、
のびのびと遊んでいた子供の頃を懐かしんでしまう。

私から見れば今の子供たちは何か窮屈に見えてしまう。
最近、小学校2年生の女の子と話す機会があって、
学校にウサギ、鶏は飼っているけど世話はしない。見るだけだという。
衛生上、好くないということなのだろう。
生き物を世話して、育てることにはとても勉強になるんやけどなぁ…。

今は何をするのも便利で効率よくなった世の中だけど、
エコとは逆行していると思う。
結局は原点に戻って考え直しなさい!という事になるんやろう。
言いたいことは他にもあるけど、言い出したらきりがないし、
文章にする自信もないので、今回はこのへんで失礼します。

皆さんの子供のころの話も聞かせて下さい。
卵のコメントもよろしくお願いしますね!!

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※「ハートフルレター」では、スタッフが交代に日記をかいてゆき、
参加者同士の交流がより活発になることを応援しています。

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