ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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生きる力を貰った!

2006-12-23 | Weblog
一ヶ月前、母校の中学校で「先輩に学ぶ」と言うテーマの講師に招かれた。

先輩と言われるほど立派な私でないが、頼まれれば断れない性格、引き受けてしま

った。アホな私は「家族の絆!」と題して自分が生れて生きた家庭と人生をあるが

ままに話をした。

先日、事務所に行ったら中学校の校長先生からお礼の手紙と新聞の報道の記事と生

徒の感想文が送られて来ていた。

私はこれを見て感動した。私ごときの話生徒一人一人に真剣に受け止められてる。

子供より早く死ぬ親の自分が死んでも子供に苦労させない何かを残そうと思った

からである。

子供に残せるのは、土地でも家でもお金でもない。消えてなくなるものでない、

心を残すことである。「美しい日本」という言葉でもない。

子供や後輩に残せるのは消えてしまわない人間としての生き方であろう。

日本史、世界史を教えない日本の教育に「日本の将来」があるだろうか?

人は何から学ぶのか「温故知新」である。

先輩から学ぶ中学生の心を掴むのは講師を努める人次第であろう。

講師が駄目と言う評価なら講師の問題と認識すべきである。

後輩に生きる力と夢を与えるのが先輩の役割ではないでしようか?

役所の人は講師に対して気を使うが、聞く人に気を使わない。だから日本がおかし

くなっていると思いませんか?

私は今回まで7回、中学校と高校で講演をしたが、満足したことは一回もない。

日々反省である。

今朝の東京は、晴れ朝焼けが美しい。


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