普段はのっち派だけど、ライブDVDを見るとあーちゃん派になる用務員です。
どいなはかしゆか派です。前にも言ったっけー?
先日、生意気にもネットサーフィンなるものをしていたときに見つけちゃいました。
「ブルー」というカラーのワイマラナー。
(写真はgoogle画像から拝借しています)
いわゆる「グレー」とか「シルバーグレー」とか呼ばれている茶色っぽいワイマに比べると明らかに随分黒っぽい。
実は以前にクマルのトレーナーさんのブログでこんなチャコールグレーのワイマを見たことがあったんです。
トレーナーさんがアメリカだかどこかで撮った写真だったんですが、そのときは「この仔めっちゃ濃いなぁ。光の加減かなぁ?アメリカにはこういう仔もおるんかなぁ?」くらいに思っていたんです。
今回改めていろいろ調べてみるとアメリカには結構この「ブルーワイマ」と呼ばれる仔たちがいるらしいということが分かりました。
ブルーワイマはAKC(アメリカンケネルクラブ)では認められていません。
アメリカのサイト Blue Weimaraner Today や Blue Wemaraner Club によると、ブルーの遺伝子はどうやら優性遺伝らしく、ゆえに日本にいるグレー同士の掛け合わせではブルーが生まれることはないのですが、ブルーが片親にいるとパピーは下の写真のように両方生まれます。
アメリカのサイトを読んでいただければお分かりになるのですが、アメリカのブルーワイマの歴史は1949年、一頭のTellというブルーワイマがドイツからアメリカに連れてこられたことから始まります。Tellは当時きちんとワイマラナーとしての血統書がついていたそうでそれを受けてAKCもTellをワイマラナーとして認めたそうなんですが、のちにドイツがそれを変更したとか。どうやら色の濃いTellはドーベルマンとのクロスではないかという話なんですが、Tellがドーベルマンとのクロスという証拠になる書類も存在しておらず、その後60年に渡りブルーワイマとグレーワイマはクロスして繁殖されてきました。AKCは1971年にブルーワイマの純血の資格をはく奪しました。それにより、ブルーワイマを繁殖するシリアスブリーダーは減少し、パピーミルにレアものとしてターゲットにされたという悲しい歴史がありますが、それでも少数のシリアスブリーダーが現在まで身体的にも精神的にもまったく問題のないブルーワイマを作り上げてきたそうです。
ブルーワイマの遺伝子は発見されましたが、それがドーベルマンとのクロスによるものか突然変異によるものか昔からただワイマの中に存在したものなのかというのは謎のままだそうです。ブルーワイマクラブの主張としてはたとえTellがドーベルマンとのクロスだったとしてもその後60年間も純血のワイマラナーと繁殖してきているのだから、もうそろそろブルーも純血として認めても良い頃ではないか?ということです。(そもそもほとんどの“純血”が何かのクロスからできているのですから)
と、ゴタゴタとうんちくを並べてしまいましたが、と・に・か・く!ブルーワイマかっこええわー!!!ということが言いたいだけだったのであります。
暴れん坊のクマルのせいでワイマはこりごりな我が家でもブルーワイマ飼いたい!と色めきたったのでありました。アタシのほうがかっこええわ(怒)!!!
「犬」もいいけど「映画」もね。という方はこちらもヨロシクです。用務員の「シネマ日記」
グレーの方が神秘的で好きだけど~
飼ったらいいじゃん、飼ったらいいじゃんー(o>ω<o)
確かにワイマのグレーはすごく神秘的。
単色だけど見ていて全然飽きないもん。
>飼ったらいいじゃん、飼ったらいいじゃんー(o>ω
あいつらが死んだらなー。って日本には入ってきてないっぽいけど。