清華大学でMBAをとってきた変わり者

中国TOP「清華大学」で中国語ゼロ、唯一の日本人でMBA取得。現在会社側の「中国語完璧」の勘違いで上海で仕事中!

Boracay⑥-桟橋

2009-02-27 | フィリピン迷
空港のある島からBoracay島にボートで渡る。 ぼろぼろのボートに乗り、時々吹き込んでくる波しぶきを受け、真っ青な海を進みながら真っ青な空を見ているうちに白い砂浜に囲まれた島が見えてくる。 「ああ、やってきたなあ・・・」と思いつつ近づく桟橋を見ながら、ボートの上に放り投げられたトランクを引き摺り下ろして上陸の準備を始める。 ボートがエンジンを止めてスピードを緩める。一気に広がる静けさと耳に . . . 本文を読む

Boracay⑤

2009-02-23 | フィリピン迷
驚いたのは、マニラからBoracayに向かう飛行機の大半が中国人だったことだ。いつもなら白人と韓国人だらけなのだが・・・ 大体ファッションから中国人とわかってしまう。大体こういう特徴がある。 ・男が何故か皮のビジネスシューズを履いている ・男が角刈りか丸刈り ・女がパリジェンヌのようなつばの広い帽子を被っている ・サンダルに靴下 ・男がシャツのすそをズボンに入れている ・女の顔に化粧っ気がない . . . 本文を読む

Boracai④

2009-02-19 | フィリピン迷
マニラのマニラベイのサンセットも素晴らしいと聞く。 しかしBoracaiのサンセットはもっと凄いような気がする。椰子の葉の間から覗く夕陽とオレンジ色の水平線と濃紺の海、そして濃紺の空の入り混じる風景はなんとも言えず神聖な雰囲気だ。ここに風の音、波の音、そして陽気な音楽と海辺で遊ぶ子供達の声。たまらんですなあ。 まさに楽園だ。 . . . 本文を読む

Boracay③-シニガン

2009-02-16 | フィリピン迷
典型的なフィリピンの定食である。 ご飯、豚肉のグリル、ソーセージ、卵にコーラ。そして豚肉と野菜の酸味のあるスープ「シニガン」である。 この「シニガン」の微妙な酸っぱさと野菜の歯ごたえ、そしてチキンと野菜のベースのしっかりした味がたまらない。フィリピンの人たちにとっての味噌汁である。 このシニガンをご飯の上にかけ、グリルした豚肉やチキンと一緒に食べるのがこれまたうまい。これでしめて150円。安い . . . 本文を読む

Boracai-②

2009-02-15 | フィリピン迷
現地の人である。ということにしておこう。 昨年に較べ金融危機の影響か、白人が非常に少なく感じた。そしてそれが影響してか、人気のあるビーチはいつも結構芋を洗うような感じになっていたのだが、今回はかなりゆったりしていた。 そして韓国人も少なかった。彼らも結構道徳面で日本と隔たりがあり、道のど真ん中で道端会議ならぬ道のど真ん中会議を平気で行なう。そして集団で行動するのですれ違う時は通行が非常に面倒で . . . 本文を読む

春節

2009-02-12 | フィリピン迷
農暦つまり旧暦だが、中国の正月は旧暦の正月である。 西暦の1月1日は何となく日本で言えば感謝祭とかハロウインにあたるだろうか。何となく冷めている感じだ。 ということで旧暦の1月1日は大変な盛り上がりだ。 12月31日から親戚一同が集まり、どんちゃん騒ぎ。1月1日になった瞬間に花火をうちあげたり、爆竹をうちならしたり、そりゃあ大変な賑わいである。そして大人たちは酒を飲みながらマージャンを始め、子供達 . . . 本文を読む

神戸帰省-④東京駅地下-2

2009-02-04 | 中国
食べ物に目がなくなってしまうことはおわかり頂けたと思う。 時々目がなくなってしまうと同時に思考回路も停止してしまうことがある。 東京駅地下で買った半熟卵ののったオムライスを一気に食べた後、成田に向かおうとして様々なおしゃれな弁当屋が立ち並ぶところを通り過ぎようとして、「アボガドねぎトロ丼」という旗が目に飛び込んできた。 上海はアボガドが何故か安く買え、あの濃厚な感触とわさび醤油との相性に非常に . . . 本文を読む

神戸帰省-③東京駅地下

2009-02-02 | 中国
海外に居るとどうしても食べたくなるのが和食だと思うだろう。 しかし、上海には和食の店はうまい、まずい関係なしにすればそこら中にある。 イタリアンもサイゼリヤとサイゼリヤもどきがあるので結構チープなイタリアンであれば食べれる。 そこでいつも夢にまで思うのが「洋食」なのだ。ハンバーグ、ナポリタン、カレーライス、グラタン、リゾット、蟹クリームコロッケ、そしてオムライス。 日本に来るたびに食べたいと . . . 本文を読む

神戸帰省-②実家の味

2009-02-01 | 中国人事労務
やっぱ海外に居ると無性に実家に実家の味が恋しくなることがある。 うちの親は岡山の兄弟、親戚が多い家出身でやたらと「○○の××叔父さん」みたいな人たちが入れ替わり立ち代り家に来ていたからなのか、家を訪れる人に「とにかく食べさせる」もてなし文化がある。 よって学生時代も離れて暮らしていたが、たまに実家に帰ると「食べねえ、食べねえ」ととにかく色々なものを食べさせようとする。「ああ、お腹いっぱい」と言 . . . 本文を読む

神戸帰省-①明石焼き

2009-01-24 | 中国
久々に神戸に帰った。 神戸に帰ると必ず食べるもの。それが「明石焼き」である。 大阪では「卵焼き」と言われているほど、たこ焼きとはかなり違う。 まずその呼び名の通り卵が大量に使われている。そしてダシがたっぷりと生地に入っている。そしてふわふわ。そして最後に熱々のダシにつけて食べるというのはかなり違うところだ。 小学校1年生で埼玉から神戸に引越し、空気の違い、文化の違いにとまどいながら神戸に着い . . . 本文を読む

上海森ビル

2009-01-15 | 中国
中国バブルの象徴みたいに何かと言えば画面がテレビに出てくる上海森ビル。 もうすぐオープンという去年の今頃はその賃貸料金の高さをものともせず、入居率が60%を上回ったという豪勢な話が飛び交っていた。何せ高い。自分のオフィスから地下鉄で一駅のところなのだが、うちのなんと3倍ぐらいの賃料である。にもかかわらず日本を代表する大手企業、特に金融方面の会社はこぞって入居していた。 こちらは敷居が高いとはな . . . 本文を読む

23億人が移動

2009-01-13 | 中国
「春節」と呼ばれる旧正月がもう1週間ほどでやってくる。 1月1日の様子とはうってかわって、街には赤いぼんぼりのようなものが垂れ下がり始め、そこかしこに「福」と赤地に金文字で書いた飾りが氾濫しはじめ、正月ムードになってきた。 金融危機のせいか、ビルの建築現場の建設作業員の姿が少ない気がする。大学生はつい4ヶ月ほど前までは一流大学卒業であれば売り手市場であったのが、今では「いくらでもいいから雇って欲 . . . 本文を読む

手巻き寿司@上海

2009-01-08 | 上海生活
ここ最近食べ物の話ばかりだが、外国に住んでいるとそれほどおいしい食べ物に飢えているのだということをご理解願いたい。 折角のお正月だし、ということで多分輸入物であろう冷凍刺身を買ってきて、出張者にもらった焼き海苔で手巻き寿司ということになった。 刺身は中国語で「生魚片」といいあまり美味しそうに感じない漢字だ。買ってきたのはまぐろ、ほたて、甘エビ、ひらめのエンガワ、いくら、ねぎとろ、更に200円ほ . . . 本文を読む

おせち@上海

2009-01-06 | 上海生活
中国でおせち料理を作ろうとするとどんなもんになってしまうんだろうかと思う。 中国だと食材がとにかく手に入らない。栗きんとんの栗が天津甘栗、全く味のしないまっ黄色でべちゃべちゃのさつまいもで作らざるをえない。数の子?そんなもん見たことない。海老?あるけど小さい河海老。昆布締め?なにそれって感じ。 だからホテルやら通販会社がこぞって高級食材、といっても単に日本から輸入するから高級になってしまうだけ . . . 本文を読む

元旦の朝

2009-01-05 | 中国
写真は元旦の朝の上海の黄浦江川の風景である。 毎年日本に居れば朝早く起きて山に登ったり海辺まで赴いて初日の出を見にいくのだが、旧正月、つまり農暦の正月(いまだに何故農歴にこだわるのかわからん)に重きを置く中国では1月1日の正月ムードがあまり無く、紅白も見ないし、寺に行ってもやっぱり屋台とかがぶわああっと出てくるのは農暦の正月であって、いまいち盛り上がらなく、ついついテレビ鑑賞、DVD観賞、テニス . . . 本文を読む