空港のある島からBoracay島にボートで渡る。
ぼろぼろのボートに乗り、時々吹き込んでくる波しぶきを受け、真っ青な海を進みながら真っ青な空を見ているうちに白い砂浜に囲まれた島が見えてくる。
「ああ、やってきたなあ・・・」と思いつつ近づく桟橋を見ながら、ボートの上に放り投げられたトランクを引き摺り下ろして上陸の準備を始める。
ボートがエンジンを止めてスピードを緩める。一気に広がる静けさと耳に . . . 本文を読む
驚いたのは、マニラからBoracayに向かう飛行機の大半が中国人だったことだ。いつもなら白人と韓国人だらけなのだが・・・
大体ファッションから中国人とわかってしまう。大体こういう特徴がある。
・男が何故か皮のビジネスシューズを履いている
・男が角刈りか丸刈り
・女がパリジェンヌのようなつばの広い帽子を被っている
・サンダルに靴下
・男がシャツのすそをズボンに入れている
・女の顔に化粧っ気がない
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マニラのマニラベイのサンセットも素晴らしいと聞く。
しかしBoracaiのサンセットはもっと凄いような気がする。椰子の葉の間から覗く夕陽とオレンジ色の水平線と濃紺の海、そして濃紺の空の入り混じる風景はなんとも言えず神聖な雰囲気だ。ここに風の音、波の音、そして陽気な音楽と海辺で遊ぶ子供達の声。たまらんですなあ。
まさに楽園だ。 . . . 本文を読む
典型的なフィリピンの定食である。
ご飯、豚肉のグリル、ソーセージ、卵にコーラ。そして豚肉と野菜の酸味のあるスープ「シニガン」である。
この「シニガン」の微妙な酸っぱさと野菜の歯ごたえ、そしてチキンと野菜のベースのしっかりした味がたまらない。フィリピンの人たちにとっての味噌汁である。
このシニガンをご飯の上にかけ、グリルした豚肉やチキンと一緒に食べるのがこれまたうまい。これでしめて150円。安い . . . 本文を読む
現地の人である。ということにしておこう。
昨年に較べ金融危機の影響か、白人が非常に少なく感じた。そしてそれが影響してか、人気のあるビーチはいつも結構芋を洗うような感じになっていたのだが、今回はかなりゆったりしていた。
そして韓国人も少なかった。彼らも結構道徳面で日本と隔たりがあり、道のど真ん中で道端会議ならぬ道のど真ん中会議を平気で行なう。そして集団で行動するのですれ違う時は通行が非常に面倒で . . . 本文を読む
農暦つまり旧暦だが、中国の正月は旧暦の正月である。
西暦の1月1日は何となく日本で言えば感謝祭とかハロウインにあたるだろうか。何となく冷めている感じだ。
ということで旧暦の1月1日は大変な盛り上がりだ。
12月31日から親戚一同が集まり、どんちゃん騒ぎ。1月1日になった瞬間に花火をうちあげたり、爆竹をうちならしたり、そりゃあ大変な賑わいである。そして大人たちは酒を飲みながらマージャンを始め、子供達 . . . 本文を読む
食べ物に目がなくなってしまうことはおわかり頂けたと思う。
時々目がなくなってしまうと同時に思考回路も停止してしまうことがある。
東京駅地下で買った半熟卵ののったオムライスを一気に食べた後、成田に向かおうとして様々なおしゃれな弁当屋が立ち並ぶところを通り過ぎようとして、「アボガドねぎトロ丼」という旗が目に飛び込んできた。
上海はアボガドが何故か安く買え、あの濃厚な感触とわさび醤油との相性に非常に . . . 本文を読む
海外に居るとどうしても食べたくなるのが和食だと思うだろう。
しかし、上海には和食の店はうまい、まずい関係なしにすればそこら中にある。
イタリアンもサイゼリヤとサイゼリヤもどきがあるので結構チープなイタリアンであれば食べれる。
そこでいつも夢にまで思うのが「洋食」なのだ。ハンバーグ、ナポリタン、カレーライス、グラタン、リゾット、蟹クリームコロッケ、そしてオムライス。
日本に来るたびに食べたいと . . . 本文を読む
やっぱ海外に居ると無性に実家に実家の味が恋しくなることがある。
うちの親は岡山の兄弟、親戚が多い家出身でやたらと「○○の××叔父さん」みたいな人たちが入れ替わり立ち代り家に来ていたからなのか、家を訪れる人に「とにかく食べさせる」もてなし文化がある。
よって学生時代も離れて暮らしていたが、たまに実家に帰ると「食べねえ、食べねえ」ととにかく色々なものを食べさせようとする。「ああ、お腹いっぱい」と言 . . . 本文を読む