また出張で今度は広東省はほとんど福建省との省境にある仙頭市というところにいってきた。ここには創業16年という中国にある子会社の老舗がある。中国の外資への経済開放の歴史とともに歩んできたような会社だ。
出張もいいのだが、出張する度にやらなければならないことが出来なくなり、更にまた新しい課題、宿題を持って帰ることになる。すると更に仕事の量は増え、また仕事が出来なくなる。いやあ、見事な悪循環ですな。こ . . . 本文を読む
今日のAM10:00頃から清華大学で中国を訪れている台湾親民党の宋主席が講演を行った。
何とか講演に参加してみたいものだと注意深く大学のHPを見ていたのだが、苦労してやっと見つけたと思ったら「参加できる200名の教師の抽選会」だった。600名が入れる場所なのに後の400名は部外者かよ、学生は抽選に参加できねえのかよ、と朝ゆっくりおきたらCCTV(日本のNHKみたいな局)でライブ放送をしていた。
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国民党の連主席の中国大陸訪問に続いて、親民党の宋主席もやってきた。
親民党の中台問題についての立場は「一つの中国」「台湾独立に反対」であるらしい。これは西側諸国から見れば台湾独立宣言を滲ませる現政権とは袂を分かつ政策のように思える。ただし現政権の陳総統も選挙の際には「5つのせず」と公言し、和平的解決を念頭に極力中国を刺激しない政策を語っていたようだ。それが急に台湾独立のための住民投票を行う用意も . . . 本文を読む
2年間日本人一人で在籍することとなってしまったのだが、俺の卒業後の学期から入学希望している日本人は3名ほどいるらしい。
そのうちの1名とはメールのやりとりをさせてもらっており、もう一人とは本ブログ上においてちょっとばかりのコミュニケーションをさせてもらっている。
そんな彼らから「MBAオフィスから突然来週の水曜、木曜、金曜のどれかで面接をやるから来いと連絡が来た」との情報をもらった。それが先週 . . . 本文を読む
という会があることを知ったのであった。
北京ではやはり外国だからということで日本人同士助け合いましょう、もしくは一緒に楽しくやりましょうということで、日本人会という2000人(?!)の大所帯の会を筆頭に、各県人会、各出身大学の会、各種スポーツの会、其の他怪しげな会が多数存在し、情報交換、飲み会、様々な催しと和気あいあいとやっている。
自分も人間関係を広げる意味で色々と入ってみたかったのだが、何 . . . 本文を読む
今修士論文を書くべく日々本を読んで過ごしている。
おおよその基礎知識を仕入れた後、清華大学を含め中国の各地にある大学を訪問し大学内部事情についてヒアリングをしたいと思っている。
清華大学のMBAオフィスに「技術方面でこういうことをしている学科や担当者を教えて欲しい」と尋ねた。帰ってきた答えは、
「ビジネススクールのことしかわからない」
更に先日中国語で行われる授業に出席したことを書いた。実 . . . 本文を読む
日本経済の生命線である「モノづくり」を土台とした技術のわかる経営者養成の為の「MOT(技術経営管理)」が日本では熱い。
日本では芝浦工業大学のMOTプログラム開設以降、様々な大学でMBAの技術者版であるMOTプログラムを開設し始めた。アメリカではMBAとMOTの融合が既に始まっているらしい。
果たしてMBAとMOT、どちらを受講すべきなのか。自分は文科系だが製造業出身なのでどちらかというとテク . . . 本文を読む
今日も19:00から21:00までの授業に参加した。何故夜ばかりに選択科目があるのか良くわからない。
今日の課目は「Management Practice」。様々なケースを使い、コーポレートガバナンスはどうあるべきかを議論していくコース。イギリスの大学からの招聘教授のコースということで教室は人で溢れ返っていた。
50名の定員のはずなのに、集まってるのはどうみても70名ぐらい。凍てつく寒さのはず . . . 本文を読む
どこのMBAプログラムにもFieldworkとセットで「オリエンテーリング」という活動が授業が始まる前に執り行われる。
これはグループにわかれて様々な活動やゲームを通してチームワークの重要性を知ると同時に各個人の能力を観察するという目的がある。
野外でのFieldworkで中国語の騒音と騒音を発することの出来ない孤独感の中で清華大学MBAデビューを果たしていた自分は、このオリエンテーションでは . . . 本文を読む
シャワーの水がどうやっても「直接」便器にびしょびしょとかかり(当然トイレットペーパーもびちょびちょ!)「どいう作りなんだこれは」とクビを傾げたくなるような洗面所で顔を洗い、朝食を食べ、体操の場所に集まった。
いきなり音の無いラジオ体操のようなものがインストラクターの兄ちゃんの掛け声と共に始まった。
「△+○*?&¥#!!!」
何言ってるかさっぱりわからんのでやる気の無い高校生の体操のような感 . . . 本文を読む
「Fieldwork」の日となった。何のことだかわからないが、スケジュール表には配ったオレンジのTシャツと運動靴を持ってこいと書いてある。何か運動をしに行くのかと思いつつ、「清華大学」と小さく入ったオレンジのど派手なTシャツを着て集合場所に向かった。
町の中をそのオレンジ色のTシャツを着て歩いてると多くの人がじっと見る。
「じろじろ見んじゃねえよ!!」
電車や街角でおっさんやおばはんがじいい . . . 本文を読む
よくわからないままスケジュール表に記載されていた①留学生入学式、②外国人研究生入学式、③研究生入学式に出席した。
先の2つはまさか中国語じゃあないだろうと思ったが甘かった。中国語を勉強するのが目的の1でさえもだらだらだらだらと偉そうな人が入れ替わり立ち代り演説をする。周りの外国人も呆れている。そりゃそうだ。何言ってるからないんだから。
意味の無さにいい加減腹が立って②は式の終わりの方に入ってい . . . 本文を読む
修士登録に行くよう指示してある紙を、やる気の無い留学生事務局から入手した。中国語で。
「留学生の登録を留学生事務所でしたのに・・・」
また場所がよくわからないままあちこち迷い、色々な人に聞きまくりながらようやく辿り着いたら、そこはグラウンドのようなところ。
ブースがグラウンド一面にたくさん作ってあって、「○○学部」だの「○○学院」などと書いてある手書きの看板が命に飛び込む。さてどれがMBAの . . . 本文を読む
「9月○日から○日の間にForeign Student Officeに行って登録をせよ」
英語で書かれた書類が合格証明書とともに日本に送付されていた。さて、この××の場所がわからない。ええい、とにかく行ってみようと思い、突き刺すような強い陽射しの中そのオフィスを目指して歩いていった。まず正門のガードマンにこれはどこななのかを聞いてみる。通じない。その通知書を見せるが、やはり英語はわからないようだ . . . 本文を読む
成田空港近くのホテルで前泊した。疲れすぎてて食欲がわかず、近くのコンビニに行ってたらことシャケのおにぎりと卵のサンドイッチを買ってホテルの部屋で食べる。
「ああ、この繊細な味とも当分お別れかあ」
よく味わって食べた。北京の自宅周辺ではおにぎりは見かけなかったし、サンドイッチも何か甘い感じのする具がベチャベチャで耳つきのまずいものしか食べたことがなかった。それよりもコンビニが無いのだ。小さい「便 . . . 本文を読む