久々に神戸に帰った。
神戸に帰ると必ず食べるもの。それが「明石焼き」である。
大阪では「卵焼き」と言われているほど、たこ焼きとはかなり違う。
まずその呼び名の通り卵が大量に使われている。そしてダシがたっぷりと生地に入っている。そしてふわふわ。そして最後に熱々のダシにつけて食べるというのはかなり違うところだ。
小学校1年生で埼玉から神戸に引越し、空気の違い、文化の違いにとまどいながら神戸に着い . . . 本文を読む
中国バブルの象徴みたいに何かと言えば画面がテレビに出てくる上海森ビル。
もうすぐオープンという去年の今頃はその賃貸料金の高さをものともせず、入居率が60%を上回ったという豪勢な話が飛び交っていた。何せ高い。自分のオフィスから地下鉄で一駅のところなのだが、うちのなんと3倍ぐらいの賃料である。にもかかわらず日本を代表する大手企業、特に金融方面の会社はこぞって入居していた。
こちらは敷居が高いとはな . . . 本文を読む
「春節」と呼ばれる旧正月がもう1週間ほどでやってくる。
1月1日の様子とはうってかわって、街には赤いぼんぼりのようなものが垂れ下がり始め、そこかしこに「福」と赤地に金文字で書いた飾りが氾濫しはじめ、正月ムードになってきた。
金融危機のせいか、ビルの建築現場の建設作業員の姿が少ない気がする。大学生はつい4ヶ月ほど前までは一流大学卒業であれば売り手市場であったのが、今では「いくらでもいいから雇って欲 . . . 本文を読む
ここ最近食べ物の話ばかりだが、外国に住んでいるとそれほどおいしい食べ物に飢えているのだということをご理解願いたい。
折角のお正月だし、ということで多分輸入物であろう冷凍刺身を買ってきて、出張者にもらった焼き海苔で手巻き寿司ということになった。
刺身は中国語で「生魚片」といいあまり美味しそうに感じない漢字だ。買ってきたのはまぐろ、ほたて、甘エビ、ひらめのエンガワ、いくら、ねぎとろ、更に200円ほ . . . 本文を読む
中国でおせち料理を作ろうとするとどんなもんになってしまうんだろうかと思う。
中国だと食材がとにかく手に入らない。栗きんとんの栗が天津甘栗、全く味のしないまっ黄色でべちゃべちゃのさつまいもで作らざるをえない。数の子?そんなもん見たことない。海老?あるけど小さい河海老。昆布締め?なにそれって感じ。
だからホテルやら通販会社がこぞって高級食材、といっても単に日本から輸入するから高級になってしまうだけ . . . 本文を読む
元旦の朝
2009-01-05 | 中国
写真は元旦の朝の上海の黄浦江川の風景である。
毎年日本に居れば朝早く起きて山に登ったり海辺まで赴いて初日の出を見にいくのだが、旧正月、つまり農暦の正月(いまだに何故農歴にこだわるのかわからん)に重きを置く中国では1月1日の正月ムードがあまり無く、紅白も見ないし、寺に行ってもやっぱり屋台とかがぶわああっと出てくるのは農暦の正月であって、いまいち盛り上がらなく、ついついテレビ鑑賞、DVD観賞、テニス . . . 本文を読む
あけおめ
2009-01-01 | 中国
2009年になった。その瞬間、外では花火があがりまくっている。
2008年になる間際は労働者保護強化のただ企業を悩ませるだけの「労働契約法」の施行の為の準備に追われまくり、声が出なくなるほど風邪を悪化させた忙しい年末だった。
幸いうちの中国グループでは大きな問題は起こらなかったが、小さい問題は大量に発生した。
「労働者保護」をたてに何か不満があると申請費用がただとなった簡易裁判所にかけこむ従 . . . 本文を読む