夫にとって、私より大事な・・・波子

今朝、旦那と手を繋いで出勤している途中の事。

旦那が突然、

「うわぁぁぁ～！！」

と叫びました。

旦那の視線の先には、走って来たタクシーを上手くかわしながら道を横切る猫がおりました。

この猫、私達とは顔見知りの猫さんで、波子と言うのですが、顔見知りなだけで心を許してくれているわけではありません。

ってことで、触ったり撫でさせてはくれないんです。

でも、ウチのおっさんは波子の事がいたくお気に入りでして、

「怪我しなかったかな？大丈夫だったかな？」

といい、私の手を引いて猫の元へ・・・。

「あのぉ～駅はあっちですけど！」

と、反対方向を指す私に

「ドドメちゃんも心配でしょ。波子に挨拶したいでしょ！」

だって！

私はどちらかと言うと今日はお茶当番なので、会社に遅刻しないかどうかが心配だったのですが・・・。

仕方なく旦那について行くと、波子はよそ様の駐車場で、何事も無かったように毛づくろいをしておりました。

「波子、大丈夫だったの？」

って、声を掛けると、

「あら、またあんた達なの？私毛づくろいで忙しいからまたね。」

っと、ケンモホロロな態度でございました。

やれやれ。

夫のドドジはこんなに心を砕いているのに・・・救われない奴。

まあ、そんな一件があり、少し遅れて駅に着いたら・・・電車が止まっているだの大幅遅延だのって！！

本当に会社に遅刻しそうになってしまいました。

今度から、ドドジの猫好きには付き合わないようにしようと、堅く心に決めたのでした。

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ちなみに、上の写真がドドジの好きな波子です。もう少し懐いてくれたら可愛いんだけどねぇ～

ってか、このツンツンしたところがドＭのドドジのハートを射止めたのかもしれません。

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