ポートランド日記

米オレゴン州ポートランドでの生活模様

ほほえみの都市!?ポートランド

2009年04月13日 | 地元事情
“ほほえみの国”といえば、タイ。今は政情不安で微笑んでいるどころじゃないんだろうけど、ここポートランドではすれ違う人ににっこりと笑顔を返されることがある。

もちろん昨今の経済状態、中にはムッツリしかめっ面して歩いてる人もいるし、目が合わないことだって多い。けれど、例えば通りを歩いていたり、ストリート・カーに乗って向かいに座った人と、偶然にも目が合った時、ある時にはちょっとはにかんで、またある時は、まるで知り合いに遭遇したかのように親しみのこもった特大の笑顔を返されてしまうことがある(夫は屋台で料理を作っている見ず知らずのおじさんにBig Smileを投げかけられてたじろいだことがある笑)。

翻って日本、特に都内の喧騒を思い出すと、この“見ず知らずの人の笑顔”は圧倒的に少なかったように思う。アメリカ人一般がフレンドリーで、日本人はシャイだから、といった文化的な違いもあるかもしれないけど、少なくとも昨夏3日ほど滞在したニューヨークのマンハッタンではこんなことは一度もなかった。

やっぱりポートランド特有な傾向なのか。確かに、気候も比較的穏やかだし、交通渋滞も少ないし、緑や自然は多いし、街並みは広々しているし、消費税もないし(法人税と住民税はかなり高いらしいけど)、他の大都会と比べて生活のリズムがゆっくりしてるし…。

まだ、“あれっこの人知り合いだっけ(もちろん知らない人だから思い出せなくて当然だけど)!?”と思うような人懐っこい笑顔を向けられて、ドギマギしてしまうけれど、これもポートランドの良さってことで(笑)

追伸:写真は大学キャンパス内に咲き乱れるバラ系(?)の花と大学校舎の一つ。都市型大学のため、一般の家屋(しかも大概築年数が100年近い)なども校舎として活用している。

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