島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

野球&空手

2011-11-14 22:32:56 | Weblog
この週末は大忙し。

土曜日は長男坊の、野球の試合。日曜日は空手の試合。

野球の試合は遠方に遠征しての試合だったので朝早くに起きて出発。

試合相手は「ホントに低学年なのか?」と言うくらい体格もよく「野球」になってる。

かたや我がチーム・・・相変わらずの珍プレー続出。・・・と、いうわけで6対0の惨敗。

そんな試合帰りの車中では「あのチーム、もっと強いかと思ったわ。大した事なかったな。俺ら相手に6点やったら大したことないわ。」と

真剣に話合ってる。

まるで、他チームの分析してるか、自分たちが勝ったかの様な会話。

思わず、噴き出してしまった・・・。

なんとも平和なチームであります。 ただ、どの子も野球大好き野球小僧なのだ。

大きくなったら何になりたい?って聞くと「プロ野球選手」「メジャーリーガー」とみんなが答える。そしてその後に「なられへんかったら

サッカー選手」とか「EXILEのメンバーになる」と副業も考えてるが、どちらも難易度が高い。

そんな会話も彼らは全て本気のマジなのだ。この子たち、大物です。


そして日曜日は空手の試合。

昨日は「阪神タイガースの選手になる」と答えた長男坊。この日は「キックボクシングの選手になる。」とあっさり夢が変更されてる。

空手なのになぜキックボクシングかと言いますと長男坊が教わってる先生が最近プロのキックボクサーになり、先週デビュー戦の観戦に長男坊

と行ってきたんです。

長男坊はかなりの割合で私のDNAを引き継いでおり、熱しやすく、自分が良いと思ったものに影響されやすい。

長男坊、先生がプロになったというだけで、自分があたかも強くなった気になり自信満々。

1年前は「怖いよ~」って泣いてたのに・・・。

いざ試合が始まるとこれがとっても凛々しい。たった1年でパンチもキックもかなりパワーアップしていて我が子ながらかっこいい!!!

昨年は幼稚園児で、空手というより子供の喧嘩。みたいやったのに・・・。

小学生にもなると体も大きくなって体力もついている。試合結果は3位。昨年より順位が下がった。負けた時に長男坊は泣いた。

泣いてる長男坊に「泣いたらアカン。泣くほど練習してるとは思われへん。泣くことで自分を慰めてしまって今より強くはなられへん」といった。

長男坊、泣くのをやめた。長男坊は1年生でも体が大きくいつも4年生位に間違われてしまう。体も大きいので力も強い。だから野球にしても

空手にしても同級生のなかでは出来るほうになる。その状況に長男坊は甘えてしまうので油断してしまう。

長男坊よ、「ウサギとカメ」を忘れるな!


空手の試合に長男坊が年長の時にお世話になった幼稚園の先生が来て下さった。

長男坊の卒園と共に、先生も幼稚園を退園された。

その先生の事は長男坊はもちろん次男坊も島ちゃんも私もかっちゃんも島ちゃんファミリーは、大好きなんです。

長男坊の試合の時に大きな声で応援してくれた。 試合に付きっきりの私の代わりに次男坊の相手をしてくださって。まるで専属の先生でした。

そんな先生に次男坊はすっかり甘えてしまって「ぼくは、しぇんしぇいと結婚するんだ~」だって。

毎度、毎度ですが、我が島ちゃんファミリーはたくさんの方に支えられ、愛されてます。」

先生にその事を話すと「きっとパパその時その時、誰かの体を使ってそうしてるんだよ。」と言った。

「映画のゴーストみたいやね。」

そんな風に思うと、いつも近くで守ってくれてるんだと安心しました。