島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

あぢかったぁ(;一_一)

2012-08-25 21:49:56 | Weblog
今日は朝から、長男坊が所属するチームの体力測定があった。

母たちは記録の記入等のお手伝い。

この体力測定は専門の方が来られて、かなり本気の測定。毎年、この時期に行われる。

昨年より長男坊の体は人周り大きくなり、体力もついた。

どのくらい、成長しているのか楽しみ。

8がつも残りわずかだというのにまだまだ空は青く、雲はもくもく、そして暑い。

その中で7種目の測定をこなしていく。








子どもたちの体を気遣い、「見守り隊」というのを母たちが当番で行っている。

テントを張り、氷を準備し、お茶を準備する。

そしてそれらを利用するのは子どもたち・・・のはずなのになぜか母たちの利用頻度のほうがはるかに高い(--〆)

本日にいたってはテント内は完全に母たちで支配されていた。

ただ子どもたちの記録を記入するだけのお手伝いなのに、どんだけお茶飲むねん!って位にバテバテ。

2時間ほどのお手伝いで母たちの出番は終わり、子どもたちはその後野球の練習。

やるな~。子どもたちの体力のは感心させられます。

驚異的やね。

明日も朝から頑張れよ~。

母も頑張る!

そして、母達、お疲れさまm(__)m

しかし、あぢぃ~(;一_一)



一緒にいかがですか?

2012-08-23 23:31:00 | Weblog
がん患者(サバイバー)、患者家族、遺族、がん経験者に対して勇気と希望を与え、一緒に「がん」を理解し乗り越えていきましょう。

リレーフォーライフ(RFL)というイベントが世界各国で行われております。

パパが白血病という血液のがんになるまで、全くこのようなイベントは知りませんでした。

パパが闘病中に病院で闘病仲間に誘われたのをきっかけにパパと2年前の夏にRFL芦屋に参加した。

「ガンは24時間眠らない」つまりガンは24時間眠ることが無い。したがって患者さんは24時間、病気と闘っている事になる。

RFLにはがん患者さん(サバイバー)、家族、遺族、経験者、また治療に携わる医療関係の方、企業、多数のかたが参加し24時間歩いたり(ウォーク)走ったり(ラン)する。


辛い治療には、体の辛さだけでなく、精神的にもかなり苦痛をともない孤独感、恐怖感もある。

RFLは同じようにガンで闘ってる方と互いに励まし合ったり、共感したりすることで勇気が出たり、生きる希望がもてたりします。

実際、サバイバーだけでなく、家族も「なぜ、家だけがこんな辛い思いをしなければならないのか」と卑屈になったりもします。

ここでもまた体験を語りあう事で情報交換が出来たり、一緒に頑張ろうと一体感がわいたりします。

2年前、パパとRFL芦屋に参加した。仕事で抜けられない私の代わりにパパの車いすを押してくださったJIMEさん。

JIMEさん(JIMEさんもサバイバー)とはRFLがきっかけで知り合いになったのだが、サバイバーとは思えない程のパワフルさ。

遅れて参加した私に笑顔いっぱいにパパは私にJIMEさんを紹介した。その時のパパの生き生きした顔は今でもよく覚えている。

RFLに参加してからのパパの闘病生活はガラリと変わった。

治療が辛くなると無口になり、閉鎖的になり時には、やり場のない気持ちを私にぶつけ、私もまた頭では分かってるつもりでもパパに対して

辛くあたったりして受け止めてあげることが出来なくパパと病室で本気でケンカして看護師さんに心配されたり、治療にも投げやりになって

大学病院の教授回診の時間になると必ず、病室から抜け出したり・・・荒れてる時期もあった。

でもRFL参加後からまるで今までのパパとは違って「元気になったら家族で旅行に行こう」とか「元気になったら、自転車で全国を回って

オレと同じ病気の人の助けになりたい」とか言って積極的に治療をするようになった。

「来年は車いすでなく自分の足でRFLに参加しウォークする。」といっていたパパだけど、実現することなく、パパは逝った。

そして、昨年、パパと一緒に闘病してきた方と「オレンジフェニックス」という血液がんのチームをたちあげ参加した。

他府県の方も参加し、たくさんの方と交流し仲間が出来た。

JIMEさんにいたっては私のお父さんのような存在で、子どもたちもおじいちゃんと思っているほどだ。

昨年一緒にオレンジフェニックスを立ち上げたサバイバーのEBNONさんも今年に入り突然パパのいるお空に逝ってしまった。

パパもEBNONさんも年に一度芦屋で行われるRFLをとても楽しみにしていた。

なぜ、RFLを心待ちにするのか・・・?答えは「そこには勇気と生きる希望がある」から。

先進医療がすすみ、新薬もどんどん開発されている。体の中の病気はそうやって治療されていく。でも精神的に元気になるには気持ちだったり

する。協力する人がいてくれたり、一緒に泣いてくれたり、励ましてくれたり、勇気づけられたり、はたまた希望を与えたり。

人とかかわり、助け合い「絆」が生まれる。

今年も9月8日㈯・9日㈰のリレーフォーライフ芦屋が開催されます。

歩いたり、走ったりするだけでなく会場ではバンド演奏やゲームなど催しものもたくさんあります。

たくさんの方に参加していただき、又、寄付を募り今後のガン治療に役立つ研究費や新薬の開発などがん撲滅の為に役立てて頂きたいと

思っております。

興味のある方、お時間がある方一緒に参加してみませんか?

24時間参加してください。というものではありませんからね。

一度、「リレーフォーライフ」と検索してみてくださいね。



祭りのあと

2012-08-18 20:44:49 | Weblog
思いっきり遊んだ夏休み。

休み中は仕事もわすれ散々遊んだ。

その甲斐あって、休みから戻れる仕事がある。

仕事が出来る事は幸せな事だと、パパは言っていた。その通りだと思う。

私はONとOFFが無いとガンバレな~い。

一緒に夏やすみをた~っぷり遊んだ子どもたちの夏休みもあとわずか・・・。

「早いとこ宿題やらなアカンよ」と長男坊にジャブを打っていたにも関わらず未だ、終わっていない。

と、いうことで・・・ついに「ホンマに宿題終わらせんと、野球やめさせるからな!!」ストレートパンチ。

仕事から帰ると一目散に走ってきて「宿題終わったからな!」とドヤ顔<(`^´)>

当たり前のことなんですけど・・・・と心の中で思いながら「よっしゃ、野球して良し!」とあっさり許可した。

それほどまでに野球が好きなんやと、とても分かりやすい長男坊でした。

私が小学生のころは夏休み終了3日前までほとんど残ってたなぁ。

そんな私の幼少期に比べれば、長男坊は優秀なのかも(^_^;)

仕組まれていた?!

2012-08-06 23:15:08 | Weblog
このお盆休みに知人とゴルフに行く約束をした。

パパとの初デートはゴルフの打ちっぱなし。

そして結婚して誕生日プレゼントはゴルフクラブセット。

二人が仕事の休みの時はゴルフへ。

パパはいつも「オレはゴルフに行く為に仕事をしているのだ」と言い切る位ゴルフ大好きな人。

パパが病気なってから全くわたしはゴルフをしなくなった。パパは病気になってからも体調がいい時は外泊してゴルフに行くような人。

わたしが止めたところで聞くわけではなく・・・わたしもそれは分かってはいた。

パパが亡くなる前とてもお天気のいい空を病室のベットから眺め「オレが死んだらゴルフシューズを同僚のEさんにあげてな。Eさんはいつも

ゴルフに行くメンバーやから、Eさんが履いてくれたら一緒にゴルフに行ける」と言った。

パパが亡くなり一周忌を迎えた時に、パパの靴をEさんに渡した。


今回、ゴルフに行く約束を何故受けたのか良く分からない。今までも誘われてはいたけど、コースを回るどころか打ちっぱなしすら行ってない。

なのになんで、今回「行く~」なんて言ったんやろ。だからといって、行くと言った事に後悔も全くしてない。

埃をかぶったゴルフバッグを開けクラブのチェックをした。そしてシューズの準備。

あれ??あるはずのゴルフシューズが無い。家中、かっちゃんと長男坊と汗だくになりながら探しまくった。

何処にもない。

そしてパパがいつも持参していたシューズケースが出てきた。

あれ?Eさんにまだ渡してなかったっけ??

かっちゃんに電話してみたら?と言われEさんに電話した。

「あの~わたし、Eさんにパパのゴルフシューズ渡したっけ?」と聞くと「うんもらったよ。アディダスのやで。今日もそれ履いてゴルフ

行って来たわ。それで今打ち上げ中で島ちゃんの話ししてたんよ。お盆やしお線香もあげに行きたいしな」と。

「ごめん、Eさん、それ私のやわ。パパの靴、家にあるわ・・・」というと「と、言う事は今まで島ちゃんとゴルフに行ってると思ってたのに

島ちゃんじゃなくて、ゆみちゃんを連れて行っとたんや!!」と私もEさんも電話で大笑い。

そっか・・・すべてパパが仕組んだんや。

お盆で帰ってきてるから、私にゴルフに連れて行ってもらおうと仕組んだんや!間違いない!!!

かっちゃんが「なんか鳥肌たったわ~。絶対、パパの仕業やで。パパがゴルフに行きたい!言うてるんやで」と言った。

そうか、そうか。わかったよ。ちゃんとゴルフ連れてくよ。

と、言うわけで、パパの大きめのゴルフシューズをはいて今回の超久々ゴルフに参戦しようではないか。