島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

お別れ

2012-02-03 22:31:08 | Weblog
人生、出会いと別れの繰り返しというがホントにそうだと思う

一昨日、島ちゃんと共に血液のガンと闘ったEBNONさんが亡くなられた。

EBNONさんと島ちゃん、病気がきっかけで知り合い、病室でベッドを並べ、まるで研究員のように二人で病気の事を調べ上げ情報交換し

医者でもないのにあ~でもないこ~でもないと治療について論議する。

そして自分たちより後から入院して来られた方に対しては今度は部活の先輩にでもなった気なのだろうか、「病院での過ごし方」「病気との

向き合い方」などなど、頼まれてもないのに二人はお節介が始まる。

EBNONさんと島ちゃん。いいコンビだったな。悪友なのか、親友なのか、なんなのか???

島ちゃんが亡くなってオロオロしてる私にまるでお父さんのように、優しく気遣ってくださり、笑わせてくれたり、時には真剣に話してくれたり

時には、人生の先輩としてたくさんの事を教えてくださった。

たった、数週間前にお話したばかりだったのに。。。

先ほど、EBNONさんにお別れをしてきた。

長い闘病生活から解放され、ホントに気持ちよさそうに眠っていた。


人とのつながりは、出会ってからの長さではないような気がする。

毎日顔を合わし、会話していてもそこに心が無ければ、印象に残らない。

たった、数時間の会話でも、たった一言、二言、言葉を交わすだけでも心からの会話であれば、絆が生まれる。


出会いと別れ。

明日、EBNONさんは島ちゃんのいる、お空にのぼってしまう。

私はEBNONさんとお別れ。そして島ちゃんはEBNONさんと再会する。

二人で再会のうまい酒、あびちゃってください。




出会い

2012-02-01 00:02:55 | Weblog
本日は、兵庫県の私学会館でまじょんなこと「島田妙子」の講演会が行われた。

講演会には兵庫県下の各幼稚園教論の方々、約120名の方がお越しくださいました。


島ちゃん兄妹が幼少期お世話になった幼稚園の園長先生もお越しいただいていて、まじょんなはそこで涙の再会をしていた。

園長先生は、当時のアルバムを持ってきてくださっていて、それを見たまじょんなは涙がポロリ。

私も島ちゃんに幼稚園の頃の話を聞いていたので、アルバムを見せていただいた時に幼稚園児のパパの顔がそこに見えた気になった。

この感動的な再会の裏にはたくさんの方との出会いがあり、エピソードがあります。

その一つ一つの出会いは小さな出会いなんですが、そのささやかな出会いが多くを語らなくても通じ合える感動的な再会になったのです。

違う場所に住んでいて、仕事内容も違う。

それなのに人から人へ繋がり、出会いがある。

同じ思いを持つ人は出会うべくして出会うようになってるのかもしれない。

今日の感動的な再会に立ち会う事が出来て良かった。

きっと島ちゃんは、その場所にいたと思う。

なぜなら、私が通った幼稚園では無いのに、見せて頂いた想い出のアルバムの園舎をみてずいぶん懐かしく感じた。

島ちゃんはどんな子どもだったのだろう。

本日、お会いさせて頂きました皆様は、まじょんな同様ホントにパワフルでステキな方ばかりでした。

「同じ波長の人は引力でひかれあってるんだな。」

本日もまた、「人間って素晴らしい」を発見しました。