犬の散歩

母が歯医者の帰りに、小学生の姉弟が犬を抱っこして歩いているのに遭遇した。母は「お散歩？抱っこでお散歩なの？」と聞いたら、歩くのが嫌いなんだと言う。でも～犬はお散歩で歩かせないと運動不足になっちゃうよ～と言ったら、道に降ろして見せてくれたと・・・２．３歩歩いて、すぐ回れ右して抱っこ～とばかりに足に絡みついて本当に歩くの嫌いみたい、母はびっくり(◎_◎)

今度は妹の話。こちらもおじいちゃんが犬を抱っこしてお散歩・・・その犬は歩くの大好きなのですが、年で歩けないのだと言う。だからせめて抱っこででもお散歩をしているのだと・・・

犬の話をしていてうちの讃良を思い出した。お散歩大～好き、良く歩いた、駆け出した。目が悪くなってほとんど見えないんじゃないかと思うのだけれど、階段から落っこちても壁にぶつかっても、ひたすら前に進む。それで迷子になったこともある（首輪が抜けてどんどん歩いて行ってしまった）

先日新聞に、ペットを最後まで看取るのは家族にはとても負担がかかるが・・・最後まで面倒をみましょう・・・みたいな記事が載っていた。その記事の犬は老いてからが長く何年も大変だったらしい。寝たきりになってからも何ヶ月も夜鳴きして家族の方がノイローゼになったと書いてあった。

讃良ちゃんは歩けなくなっても散歩に行きたいと立ち上がり、よたよたと何歩か歩いてはこてんとひっくり返って・・・ほんの数日後、元気ないねぇ～となでてやるとちろっと人の顔を見上げて動かなかった。その夜、くう～ん、くう～んと鳴いていたのだけれど・・・・母は今でもあの時部屋に入れてあげれば良かったと悔いている。次の日亡くなった。

人も犬も猫も・・・一緒にしたら不謹慎かもしれないけれど、寝たきりにだけはなりたくない。母も延命治療はしないでくれとはっきり言った。

写真は石の間に伸びてもぐって冬が越せた？ベビィーティアーズ。成せば成る(*^▽^*)ガンバ！