Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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キョンシーは吸血鬼の夢を見るか

2006年01月10日 21時46分08秒 | 映画・DVD・テレビ番組
というわけで、またまたDVDレンタルしました。
いっぱいネタバレありますんで注意して下さい。

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キョンシーvsくノ一

どうも、最近はこの映画のキャラクターのようにおちゃらけたキャラが出てくるコメディタッチっぽいのは生理的に受け付けなくなってきてます。内容は支離滅裂っていうか、キョンシーものって大体はそうやったと思うけど、まぁ、面白かったねで終わるような感じのものでした。

もうちょっとストーリーを練って、アクションをふんだんに入れてくれれば尚良かったのになぁ。

くノ一役で出てくる女優さんは結構気に入ったのは内緒あるよ。そうあるよ。

って感想それだけかよ……。

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ヴァンパイアvsゾンビ

タイトルはごっつそそられるのよね。なんてったって、吸血鬼と生ける屍が戦うんですよ。こんな楽しいことはない(何か間違ってるけど、気にしない)。

これって自主制作だよね?作ってる人や関係者は楽しく観れるだろうけども、関係ない人は???マーク炸裂だと思う。アイデア一発っていうか、取り敢えずアイデア詰め込みましたってノリは好きなんやけど、これに関してはどうも合わなかったなぁ。

もしかしてこれには前作みたいなもんがあるのかなぁ?これは知ってて当たり前だよっていう流れが多々あるんよね。吸血鬼の存在とか、ゾンビ発生の理由とか。それとなく物語や会話の中に理由付けみたいなのはあるんやけど、それを餌に後は脳内補完よろしくってことなんやろうか。

それから、もっと恐怖感を出して欲しかったし、神秘的な雰囲気も欲しかったなぁ。主演の女優さんがまぁその、それなり以下レベルで、演技もからっきし駄目だったのが痛い。

何度も書いちゃうけど、アイデアは買うんやけど、それに実力が伴ってなかったっていう典型的なものかな。残念。

てかさ、これをレンタルじゃなくて買ったって人は、どういう思いを今抱いているのかを知りたい。

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T-X

「ターミネーター3」に出ていたクリスタナ・ローケン主演のターミネーターっぽいSFアクション映画。とジャケットやパッケージの説明からは連想してしまいますが、実際にはアメリカ(かな)の「モータルコンバット」っていう(映画もありました)テレビドラマの中から、クリスタナ・ローケンが活躍している話(2話分)を収めたものです。

クリスタナ・ローケンは可愛いし、お臍も出して頑張ってるけど、アクションもしょぼいし、主人公グループのアクションはスタントマンに変わってるの丸わかりだし、話もしょーもないしで、苦痛に満ちた時間を過ごせます。

1話目は、対して強くもないクリスタナ・ローケンが頭の弱さを炸裂させる話。そして頭が弱いくせに自分勝手という、本当に鬱陶しいキャラです。まぁ、可愛いからまだ許せるけど。

2話目は、仲間になりたいとやってきたゲストキャラと恋に落ちるけど、最後は悲惨っていうお話。こっちのクリスタナ・ローケンはまだましやった。一途な感じやったし。

でもこのモータルコンバットのテレビ版、主人公グループが対して強くもないのに、何故敵のラスボスみたいな奴が恐れているのかっていうのが観ていて滑稽だった。ライデンもしょぼいし。

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吸血家族

これは結構拾いものかも。なかなか面白いです。吸血鬼なんやけど、ゾンビっぽく人間をお食事なされます。なかなかグロいかもです。でも鶏肉っていうか牛肉っていうか豚肉っていうか、まぁそういう肉丸出しではあります。

一旦吸血鬼に咬まれても、意思の強さっていうかなんちゅーか、吸血鬼になりたくないよって強く思えば吸血鬼(の状態)にはならへんかったり、一度吸血鬼状態になっても人間の気持ちを取り戻せば人間状態に戻れたりするんですが、この設定が結構当たりなんちゃうかなと思いました。常時人間よりは感覚が鋭くなるけど、ちゃんと吸血鬼の弱点も引き継いでるっていうのがポイントですね。咬まれてしまうとどう足掻いても普通の人間には戻れないという縛りを残しているのは悲壮感が出ていて良かったっす。

ちょっとネタバレ。
だって最後は人間状態に戻ったのに、太陽光で自殺ですからね。

てか、お前ら、人間に戻るのはええけど、つい数秒前まで人間の肉を喰ってたことは忘れてるやろ。ってところが気にはなりましたけどね(多分、気にするポイントが違うと思う)。

話自体もテンポがあって良かったかな。内容は、ボスニアから来た吸血鬼?に咬まれた浮気上等の家族を放ったらかしにしていた冷徹ビルオーナーの親父さんが、家に戻って来て家族に誕生日を祝ってもらうんやけど、その家族を吸血鬼にしてしまい、それが波及して周りの住民も吸血鬼になっちゃったよママンっていうものです。こう書くと面白なさそうだ(笑)。底辺には少しコメディテイストも流れているような気もします。

もうちっと主人公二人(黒人青年と親父さんの長女)の絡みを描いてくれてれば、もっと面白かったかなぁ。いらない登場人物の描写があったりするのに、主人公グループの描き方が少ないように思えてしまったのは勿体なかったと思う。親父さんと主人公の因縁をもうちょびっとだけ詳しく描くだけで、より悲壮さが出たと思うけどなぁ。

続編を観てみたいですね。映画の世界では吸血鬼自体は全滅してないしね。つか、あの街の殆どは吸血鬼になったまま生き残ってるし。ガクガクブルブル。