Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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イングヴェイのJはヨハ~~ンのジェイ そのに

2006年01月06日 02時30分00秒 | お・ん・が・く
久々に「バーン」という雑誌を買った。そう、初めてイングヴェイの名前を知ったのもこの雑誌だった。この雑誌、イングヴェイをちゃかしてるんか応援してるんかわからんけど、そういうスタイルだったからこそ、なんかイングヴェイのありのままを受け入れてファンになることが出来たような気もします。

イングヴェイのファンになる前から、彼に対する悪口とかは雑誌のインタビューとかでさんざん読んでいたので、ファンになってからも、イングヴェイの悪口があったとしても、余り悪い気にはならなかった。これがエリック・ジョンソンとかの悪口だったら滅茶苦茶気分を害しているだろうなと思うと、本当に自分はイングヴェイのファンなんかなぁ?とは思いますが。

でも、ファンになってからもっとびっくりしたことがありました。そう、イングヴェイのインタビューで、彼の他人に対しての悪口でした。もう、凄い。そりゃ嫌われるわって感じです。

特に辞めていったっていうか、辞めさせたバックバンドのメンバーに対しての口撃なんて酷いを通り越してます。呆れます。

稀に他人を褒めることもあるのですが、最後には、それでもやっぱ自分が一番だぜ、いぇ~いって感じで纏めちゃうところも、なんか慣れると可愛いもんです。

まぁ、悪口言われているファンからしたら鬱陶しいだけだと思うのですが、なんかイングヴェイのファンからすると、また言っちゃってるよ、この人、って感じで、他人に対しての悪口と捉えないようになってきちゃうんですけどね。

それにイングヴェイの発言は、自分に対する絶対的な自信。揺るぎない自信。常に今が一番。自分に不利なことは直ぐに忘れる。自分の意見こそ正しい。自分流解釈の他人への押し着せ。過去は振り返らない。美化された過去や現在、未来。これぞ我が道を行くということを身を以て証明してくれてます。これは正直言って羨ましいくらいです(少し嘘…)。

それが、「バーン」という雑誌での最新インタビューを読むを、なんか微妙に変わってるんですよね。悪口言ってないっていうか。他人を気遣っている素振りがあるとか。そんなのイングヴェイじゃねぇ~っと思っちゃった自分は、暗黒面にどっぷり浸かっていたんでしょうね。

なんかこれをきっかけに小さく纏まらないで欲しいんですけどね(by本城裕二)。アメリカで再び成功したいっていう気持ちだけで、今までの自分を否定するとか、音楽性を変えるとかしないで欲しいなぁ、と。ちょっぴり不安に思っちゃいました。

そう書いていて、私はイングヴェイのギタープレイや曲とかの音楽面が好きなだけではなくて、彼の生き様って言ったら大袈裟ですけど、彼の言動や行動も含めて好きになっていたのかもしれません。

確かに他人の悪口を吐きまくるのは良くないとは思いますが、今の時代に、自分に多大な自信があって、自分の力だけを信じている人ってそうはいないと思うんですよね。それに実際に彼が紡ぎ出す音楽は素晴らしいですしね。有言実行、言うだけ番長(by前田日明、長州力を評してこう言ってました、第二次UWFの時やったかな)ではないところは認めないといけないと思います。

それから、アルバム「セブンス・サイン」の頃からイングヴェイの体系は達磨系統になってきていたんですが(まぁデブですな)、「バーン」誌の表紙になっている彼を見て、結構痩せていたのにびっくり。

昔はスリムで、北欧の美少年って感じでしたが、まぁ年齢的にもそこまではいかないですが、外見上の格好良さも少しは戻ってるやんかと思いました。

と言うことで、次回は在籍していたバンドや、ソロになってから雇ったボーカルの人達の感想を書いていこうかなって思います。

(いつの間にか連載ネタにしている自分)