Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
(C)りょんりょん 2004-2007

金米中が泣いた、かも

2005年01月23日 16時32分20秒 | 人生適当語録
さっきまで昼寝してたんですが、そこで見た夢を書いてみます。

私は自分の部屋でテレビで映画を見ています。恐らくアメリカ映画です。ブルース・ウィルスも出ていました。ハートフルコメディみたいな感じで、画面から伝わる雰囲気は1960年代のアメリカのテレビドラマみたいな感じでした。

ある日、ある時、ある場所で。

17歳位の少女がデパートで店員から高価な服を薦められる。少女の着ている服はお世辞にも高級感があるとは言えないし、どことなく薄汚れている感じがする。

少女は、自分が貧乏で買うお金がないことを正直に店員に言って、購入を断る。貧乏であることも恨んでいないし、店員に対しては貧乏である為に購入出来なかったことを申し訳なさそうに言う少女に、その風景をたまたま見ていたある男は興味を惹かれる。

ある男(何故かブルース・ウィルスが演じている)はその少女を尾行し、少女の住んでいるボロアパートに行く。

少女は10歳位の弟との二人暮らしだった。はっきりいって貧乏全開だった。しかし、その姉弟の瞳は希望に溢れていたし、絶望とは無縁のようだった。そして弟も貧乏であることを恨んでいなかった。

ある男は姉弟の部屋に行く。ある男はドアを開けることなく素通りして部屋の中に入った。それを見ていた弟は驚き、すぐに奥に居た姉を呼んだ。

姉は突然の来訪にもさして驚いた風でなく、ある男と話しだした。あなたをデパートで見て、印象に残っていたこと、等を。

弟はドアを開けずに入ってきた場面をなんとか姉に伝えようとするが、ある男が弟の頭を撫でると、弟からその記憶が何故かなくなっていた。

それから、姉弟とある男の奇妙な共同生活が始まった。

白いシーツは明らかに変色していた。姉はそれを洗濯し干す。ある男は不思議な力を使って、元通り以上の真っ白なシーツにした。姉はそれを見て、これは自分のところのものではないと言い、隣のこれまた貧乏なお婆さんにそのシーツをあげてしまった。

また壊れかけた掃除機を新品以上のものに不思議な力を使って変えたある男だったが、姉はこんないい掃除機はうちにはなかったと言い、近所の住民にあげてしまった。

そしてまた布団を干した時、ある男はそれとなく汚れを残した。それでも姉は、こんなに綺麗な布団は自分のものではない、きっとどこかから飛ばされてきたのだと言い出した。とっさにある男は、この前この布団を噛んだので自分の歯型があるはずだと言い、姉はそれを見つけて、不思議がりながらも自分の布団と認めて、それを使った。ある男は、充実した表情を見せた。

そんな生活が暫く続いていた。ある男は自分の持つ不思議な力で、この姉弟をなんとか救いたいと思っていた。しかしそれは自分の奢りであることに気付き始めていた。この姉弟は精一杯生きている。そしてそれを誇りに思っているのを感じ始めていた。

ある男がこの姉弟との共同生活に終止符を打とうとしていた矢先、弟が病気で倒れた。手術しても助かるかどうかはわからないと医者は言う。そして手術費用がもの凄く掛かるということも。

ある男は自分の不思議な力を使って弟の病気を治そうとする。姉はそれを止めた。姉はある男が不思議な力を持っているのを知っていた。

姉は、もし弟が助からなくても、自分自身の力で切り拓くことが大事であることを、ある男に言った。そして、一度あなたの力に頼ってしまうと、ずっと頼ってしまいそうになるような気がする、とも。ある男は、姉の悲しい顔を初めて見た。

ここで目が覚めました。う~ん最後が気になる。こんな映画、実際にあったような気がすんねんけどなぁ。

私が思うに、この姉も弟もある男の力が必要なのではなく、ある男の存在が少しだけ必要だったのかな、と。それをある男は幸せに感じていたけど、自分の使命みたいなものを果たせないというジレンマも感じていた、と。

ある男は、その不思議な力を使わないと、自分自身が存在しなくなっていくという設定のような気がしました。それから、私の夢の中で演じていたブルース・ウィルスはかっこよかった。うん。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これ思い出してもたわー (おまさ)
2005-01-23 23:17:48
おっさんな天使。
返信する
そうか~ (りょんりょん)
2005-01-24 22:07:54
そうそう、こういう映画あったなぁ。あんまし内容覚えてないけど、見た記憶はある(笑)。サンクス。
返信する