Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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エースと言われれば否定出来ないけど

2005年11月12日 01時02分39秒 | 人生適当語録
阪神タイガースの井川投手が今年もメジャーリーグへ挑戦したいという希望を持っているらしい。星野SDのサイトでも、星野氏がいかせればいいのではという趣旨の発言をされておられた。私も行かせてあげればいいと思う。

去年もそう思った。行きたい時に行かしてあげればいいではないかと。三年前、優勝した時の井川投手であれば行かせたくないという球団の気持ちもわかる。けど、昨年や今年の井川投手では、確かにエースではあるし、あれだけのイニングを投げるっていうのは、巨人の上原投手、西武の松坂投手位でしょうし、勝敗とは別の価値があるのはわかっているつもりだけど、それ以上のマイナスをチームに持ってきているようにしか思えなかったからというのもあった。

そう、諦めみたいなもの。それにしても何故皆メジャーに行きたがるのか?なんか皆して日本のプロ野球はメジャーの二軍ですよっていう宣言をしているみたいだ。確かに金銭が違うっていうのもあるんでしょう。注目度も違うかもしれない。

私には現状に我慢出来なくて、安易な方に逃げているだけでしかないと思う。逃げるのは悪くないし、安易な方に行くのも悪くはないけど、そういう行動が日本のプロ野球というものの質を下げていくだけっていうのは、誰かが考えないと、そして行動に移さないと駄目なんじゃないかと思う。

プロはお金を貰ってナンボなのは当然だ。高いお金を出してくれるところに行くのも当然だ。それを非難、否定する方がおかしいと言える。でも金額(給与・年俸)を比較するのは自分と同じチームの選手、或いは同じリーグの選手でいいのではないだろうか。

お金が欲しかったら、どんどん球場に観客を呼べるようにすればいいし、そうすれば(単純だけど)球団の収入が増えて給与も上がるでしょう。野球のレベルが低ければ、どんどん鍛えればいいではないですか。

プロになるということは観客を相手にして、自分の野球を魅せるっていうことでしょう。それを放棄するのはプロではないと思う。

まぁ、メジャーに行く動機の中で日本のプロ野球というものにも注目をさせたいからっていう理由もあるかもしれないですけど。

で、井川投手ですけど、メジャーに行って頑張って欲しい。正直に言えば、今の日本球界では最高レベルの素晴らしい投手なので、是非とも成功して欲しい。

ここらでもう一度選手契約の事項を見直す必要があるのではないでしょうか。選手としては意中の球団に入ることが難しいし(ドラフトとかは憲法違反だと思うし、自分に球団を選ばせればいいと思う)、それなら三年位で選手が別の球団に行きたいという希望があれば行かせてあげるとか(相手側の都合もあるけど)っていうことにすればいいと思う。

七年、十年、長すぎますよ、選手からしてみれば。球団は簡単に戦力外通告って出来るんでしょ?持ちつ持たれつなんかなぁ。

こういうのってコミッショナーがビシっと規則を策定すればOKでしょうに。出来ないのなら私がやりますよ。私をコミッショナーにして下さい(←出た、根拠のない自信)。

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