きれいと元気のお手伝い 元気ステーションドラッグわちのブログ担当の和智です。
カルシウムの話しの続きです。
今日は 問４ カルシウム不足で怖いのは 骨粗鬆症だけ？
いえいえ カルシウムは 動脈硬化にも関係してるんですって。
コレステロールは 動脈硬化の引き金になる！というのは常識ですよね。
でも 実際に 引き金になるのは コレステロールじゃなくてカルシウム
ええ～～～～そうなの？
そのわけは
血液中のカルシウム濃度が低いと 副甲状腺ホルモンが分泌されて 骨から大量のカルシウムが溶け出して それが血管壁について 動脈硬化の引き金になるのです。
次に糖尿病
膵臓の ランゲルハンス島のベータ細胞は 血糖値が高くなると インスリンを分泌します。インスリンが必要だよ～～と教えるときに カルシウムが大切な役割を果たしているのだそうです。
カルシウムが信号を送らないと インスリンが出ない！ってことです。
カルシウムはメッセンジャーなのです。
次に 脳の老化にもカルシウムが関係しています。
細胞レベルでのカルシウム代謝異常が 記憶障害を起こします。
認知症の方は ほとんどの方がカルシウム不足になっているってよ。
あらら 大変
次に高血圧との関係
カルシウムの不足は 副甲状腺ホルモンの分泌を促しますが
その状態は 骨の金庫が開いている状態と同じだそうで
骨からカルシウムがどんどん出てしまい 体の中はカルシウムで溢れます。
そのカルシウムが血管の壁の細胞にはいると血管が 縮んで 高血圧の原因になります。
いやぁ カルシウム不足は怖いわ。
でもね。
勘違いしないでね。
私たちの身体はチームワークで動いています。
バランスの良い食事が基本です。
そのバランスの中でカルシウムを意識しましょうね。
ということですよ。
