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獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

神戸ライトセンター(神戸アイライト協会、中山視覚福祉財団) @神戸新開地 に行った。点字ブロックルート調査。

2022-01-15 23:21:17 | 網膜色素変性症と私
トラスコ中山

今日は土曜日。ハロプロは広島でハロコンみたいだね。たぶん、段原瑠々のもみじまんじゅうが今日もハロメンに配られたんだろうね。もう一人の広島出身の広本も負けじと何かくばったんだろうね。おたふくソースせべいとか売っていそうだね。

そんな今日、私は、朝から、ガイドヘルパーさんと一緒に点字ブロックルート調査。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。行きたい場所にいくためには、最寄り駅から、その生きたい場所までちゃんと点字ブロックがつながっていることが大事。それがつながっているかの確認。そして点字ブロックの距離、どのように分岐しているかの調査。

今日、調査したのは、神戸アイライトという視覚障害者支援施設。東の日本点字図書館、西の日本ライトハウスというのが、もっとも有名な視覚障害者支援施設。民間の施設。そこにいけば、いろいろ相談にのってくれたり、視覚障害者のための便利グッズなども実際にさわって試すことができる。

そんな施設が、神戸にもあるということで調査。行ってみてびっくりしたのはとってもきれいなビルの中にあるということ。

デスペア的はじめての神戸アイライトのポイント
1、最寄り駅は新開地駅

阪急と阪神と山陽電鉄と神戸電鉄のターミナル駅の新開地駅。西改札を出て、1番出口をめざす。西改札は地下にあるので、1番出口から地上にでる。

地上に出たら、左右にのびる歩道、その向こうに左右にのびる大きな車道。この歩道を、右へあるく。点字ブロックにそってあるくと、大きな交差点にたどりつく。その交差点の手前の右手に神戸アイライト協会がある。

とってもおしゃれなビルで、ガラス張りで、そのガラス張りの壁にパイプが横にずっとはっているおしゃれなオフィスビル。なぜこんなにおしゃれかというと。このビルは、中山記念会館というビルで、その中に、神戸アイライトセンターなど福祉施設が同居している。

どうやら中山さんというお金持ちが、つくったビルなのね。去年できたばかりのビル。

中にはいってみようと、自動ドアの前にたつ。あかない。木製のおしゃれな自動ドア。なぜかといえば、オートろーっくで、このビルに入るあtめには、呼び出しボタンをおして、行きたい部屋番号もおして、ドアを開けてもらわないといけない。私の前にも、何人かの視覚障害者が、このインターホンをつかって、自動ドアをあけてもらっていた。セキュリティー対策万全だね・ただ、気楽に入るっていうことはできないね。原則事前連絡が必要みたいだね。

神戸アイライトセンターの部屋番号をおして、神戸アイライトセンターとインターホンでしゃべる。大阪からきた視覚障害者ですと伝えると、ドアをあけてくれた。しばらくして、2階からそのアイライトセンターの人がおりてきてくれて対応してくれた。

自動ドアをはいると、開けた空間で、丸井大きな6人ぐらいがすわれるテーブルが5つぐらいある。ここはレセプションスペースということで、自由に座って、休めたり、お話できるスペース。そのテーブルの奥に、ちょっとしたカフェがある。食べ物の提供はなしで、飲み物だけ、コーヒーとかラテとか。

せっかくなので、このカフェでホットこーひを飲む。いれたてのコーヒー。150円というとっても安い値段。おぼんの上に、紙カップと、ミルクと佐藤、それと木製のマドラーをカフェスタッフの女性が運んできてくれた。11時からだけども。もう準備はできていますのでいいですよということで10時45分ぐらいでもコーヒーをだしてくれたありがたいね。
椅子もゆったりとした、すわりごこちのいい、椅子で落ち着くね。ガラス窓からは太陽がさしこんできて、ぽかぽか。南壁と西壁は一面ガラスで、とても雰囲気のいいカフェ。

そこのカフェのスタッフに話を聞くと。ここは去年オープンした。中山さんというのは、トラスコという企業のの創業者で、もうけたお金をこうやって慈善活動、福祉施設のためのビルをつくってくれた。もともとこの敷地は神戸市の建物がたっていたけど、そこに、中山記念会館があたらしくできた。以前は、中山記念会館は別のところにあったけど、ここにビルをつくって移転してきたとのこと。

コーヒーを飲みながら、ネットで、トラスコ中山の株式譲歩を調べてみる。優良企業で東証1部上場企業のよう。本社は東京。株主構成をみたら、株式の6パーセントを、公益法人中山視覚福祉財団が保有している。

そういうことなのね、株式配当をつかって、財団がいろいろな福祉事業をやっているのね。名前を見ると、視覚障害者に特化した福祉財団なのかな?

カフェのスタッフの人が、ちらしをみせてくれた。この中山財団は、毎年、盲導犬を2頭、視覚障害者に授与している。その授与式コンサートを10月ごろ神戸会館で行っている。かつては、有名演歌歌手がまねかれてコンサートをしていた、なんと無料コンサート。でもコロナのためここ2年は盲導犬授与式コンサートはおこなわれていないとのこと。残念。

お金儲けに成功して、そのお金を、福祉につかうってなんてすてきなんでしょう。ありがたいね。

2、神戸アイライト協会

このビルの名前は神戸ライトセンターという名前が正式なのかな?2階には、神戸アイライト協会という、視覚障害者施設がはいっていて、グッズとか販売していたり、会議室もあった。今日は1月15日ということで1月17日の震災関連イベントがおこなわれているとのこと。

施設を案内してもらって、そのフロアの一角には、就労支援B型作業所もあって、視覚障害者がパソコンなどのITの訓練をうけているとのこと。

せっかくなので、いろいろグッズを見せてもらった。小さな便利グッズを中心に見せてもらった。白杖にとりつけて、白杖を机やカウンターにたてかけてたおれないように置くことができる、転ばぬ杖という小さなグッズをみせてもらった。便利そうなので買ってみる。あとは、爪やすり、署名ガイドカードも購入。180CCと90CCのプラスチックカップもほしかったけど、在庫なしとのこと。お米1合と半合をかんたんにはかれる便利グッズ。

白杖もいろいろな長さ、太さの白杖が50本以上つきさしてあった。意外とちゃんとそろっているのね。
大阪肥後橋の日本ライトハウスだけじゃなく、神戸にもとっても便利な施設があるのね。

3、同行援護要請研修がなんと無料

一番びっくりしたのが、神戸アイライト協会では、年に3回。それぞれ定員20名(コロナのため現在は16名)の同行援護資格取得研修を実施しているとのこと。4日間の研修をうければ、なんと同行援護ガイドヘルパーになれて、事業所に登録すれば、ガイドヘルパーとして働ける。

しかも、この受講料が無料。テキスト代金の5500円ぐらいはかかるけども、受講料は不要とのこと。さすが中山福祉財団だね。どうやら中山福祉財団が援助してくれているよう。

2月からの同行援護研修は、すでに申し込みはしめきったので、次回はおそらく5月ごろに申し込み開始するとおもうので、興味ある方はぜひ申し込んでね。なお、聞いたところ今回締め切り分は、50名の申し込みがあったとのこと。結構当選確率低いね。

私も、定年退職したら、同行援護の資格をとって、同行援護事業所をたちあげてみたいな。大学生とか若い人たちに、もっとバイト感覚で同行援護ガイドヘルパーをやってほしいよね。コンビニのバイトより、数百円ぐらいガイドヘルパーの時給はいいので、大学生にすすめたいね。

なお、建物の1階は、点字ブロックが、案内板や、エレベーターにはつながっていたけど、トイレにはつながっていなかった。

あそうそう、トイレの近くに、自販機がこっそりおかれていた。この自販機も安い。500ミリ6ペットボトルが100円とかだった。缶コーヒーも100円とかだった。カフェの商売敵なので、ちょっとみつけにくいところにおいてあるのかな?

あそうそう、カフェで思い出したけど、このカフェのスタッフもいつかは、視覚障害者にも働いてもらおうとおもってますとのこと。弱視の人とかがどうやらここで働けそうだね。食べ物はなく、飲み物だけなので、意外と資格視覚障害者でもはたらけるかもね。

ぜひ、近くの方はいってもらいたい施設。

神戸ライトセンター(神戸アイライト協会、中山記念会館など)はこちら

公益財団法人 中山視覚福祉財団のホームページはこちら


PS
私もトラスコ中山の株買わなきゃ。
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