見えないものは、ないのと同じ
去年の6月から日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した私。目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。
1年たって、やっと、月のうりあげが100万円をこえてきてうれしいね。利用者からも感謝の声をもらえるようになってきたね。
その利用者の中には、ADHD、ASD、発達障害の方もいて、部屋がかたづけられないそんな利用者もいる。ごきぶり、古新聞などが散乱。どこになにがあるかわからない状態。
そこにも、ヘルパーさんを派遣して、いまでは、ごみを集めることもしなくなったヘルパーさん。ようやく、寝る場所が確保できましたと感謝の声。
そんな利用者さんがいるということで、今日は、オンラインの講演会を聞いた。ADHD、発達障害当事者で、整理収納アドバイザーをやっている人のお話。
とてもためになった。
盲人ウエカジ的ADHD整理収納アドバイザーのおはなしのポイント
1、物を分類すること
者がかたづけられない、五味屋敷の住人の特徴としては、いるものといらないものが混在していて、それを分けられないということ。
たとえば、大事なコレクションの電車の時刻表や、アイドルのサイン色紙などが、いらないチラシ、ポストにはいっていたチラシとまざってしまう。そうすると、発達障害の人は、どうするかというと、全部をいるものとして、保存してしまう。
まずは、この物の分類をすることが大事。
それも、こちら側が、勝手にするのではなく、その利用者によりそい、利用者に判断させる。このまざった、チラシはいりますか?有効期限がきれているチラシですよ、この時刻表はいりますか、これも昔の時刻表ですよ。すると利用者は、チラシはいらないけkど、その時刻表はいると答える。
これが、物の分類。
2、可視化
物を分類したら、そのよりすぐったものは、段ボールにいれて、その段ボールに、時刻表いれと書く。こうすることで、可視化される。これが大事。
発達障碍者の中には、見えないものはないものとおもいこんでしまう人がいる。
私も、発達障碍者の人とスーパーにいって、商品をみつけてもらおうとするも、わかりません、ありませんという。でも、絶対あることを私はしっている。なので、足元のタナにないですか と再度聞くと。ありましたと答える。
つまり、見えてないものはないものととらえてしまう。段ボールの中の雑貨のなかからあるものをとりだしてといっても、ないですと答え。これも、奥のほうにあって見えないから、ないといってします。
発達障碍者には、そこに物があるということを、目でみてわからせるようにしてあげないといけない。
物を分類したら、クリアボックスの中にいれて、さらに、表面にラベルをはって、目で見えるようにしないといけない。
3、床をみせてる
物をかたづけられない人は、床の上も散乱している。まずは、床をみせてあげる。スペースをつくってあげる。山のようにごみがつみあがっていても、まずは、床をみせてあげて、達成感、できるということをおしえてあげるということが大事。
ごみの山を目の前にして、どうしていいかわからない状態の利用者に、まずは床をみせてあげる。これが大事。
4、業者におねがいしても・・・
ごみ屋敷専門の業者もいるけども、業者は、利用者の医師によらず、一般的にごみとおもわれるものをごみとしてしまう。たしかにそうだけども、それでは、利用者が不安になる。勝手にすてられる、大事なものも捨てられるのではないかと不安になる。
ひとつひとつ確認しながら、物を分類、可視化させて、整理するので、とても時間がかかる。これは、五味屋敷業者ではできない。
一方、行政も手助けはできない。大掃除はホームヘルパーの対象外。なので、ごみはどんどんたまっていくばかり。
だけど、ヘルパーに週1日でもはいttもらって、ごみがたまってないか確認してもらうのは大事。人の目がはいることは大事。
いい講演会だった。さすが、ADHD当事者なので、よくわかっている。
五味屋敷の利用者さんのところに、ヘルパーと一緒にいくと、まずそのヘルパーさんが言うのは、これは、業者にはいってもらわないとだめです、私たちではどうすることもできません。必ずヘルパーさんはそういう。でも、私は、そうじゃないんです、業者ではなく、ヘルパーさんが利用者によりそって一緒に考えていくことが大事ですという。これが大事。
ヘルパーさんが入ることで、これ以上ごみをためなくなる、それだけでもいいんです、まずは、寝る場所を確保してあげましょう。そういう私。
ただ、講演会の最後で、一緒に整理整頓しても、半分の利用者は、またごみいをあつめてしまう。やはり継続的な行政の力が必要と講演者。そのとおりだね。
ちなみに、整理収納アドバイザーに家にはいってもらうのは6時間30000円とのこと。それでもお客の予約は2か月先までいっぱいとのこと。需要はあるね。
あと話の中で印象的だったのは、かたづけられないことで、離婚原因、子供の養育放棄、そしてうつになることが多いとのこと。独身だとまだいいけど、家族がいれば、離婚原因になるとのこと。それと、発達障害は遺伝的なこともあり、親も発達障害ということが多いとのこと。
やはり、行政がたすけてあげないとね。
いかが、ADHD当事者の整理収納アドバイザー西原さんの著書、アマゾンでも買えます。たぶんサピエにもあるかな?
西原 三葉
「ADHD」の整理収納アドバイザーが自分の体験をふまえて教える! 「片づけられない……」をあきらめない!。
去年の6月から日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した私。目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。
1年たって、やっと、月のうりあげが100万円をこえてきてうれしいね。利用者からも感謝の声をもらえるようになってきたね。
その利用者の中には、ADHD、ASD、発達障害の方もいて、部屋がかたづけられないそんな利用者もいる。ごきぶり、古新聞などが散乱。どこになにがあるかわからない状態。
そこにも、ヘルパーさんを派遣して、いまでは、ごみを集めることもしなくなったヘルパーさん。ようやく、寝る場所が確保できましたと感謝の声。
そんな利用者さんがいるということで、今日は、オンラインの講演会を聞いた。ADHD、発達障害当事者で、整理収納アドバイザーをやっている人のお話。
とてもためになった。
盲人ウエカジ的ADHD整理収納アドバイザーのおはなしのポイント
1、物を分類すること
者がかたづけられない、五味屋敷の住人の特徴としては、いるものといらないものが混在していて、それを分けられないということ。
たとえば、大事なコレクションの電車の時刻表や、アイドルのサイン色紙などが、いらないチラシ、ポストにはいっていたチラシとまざってしまう。そうすると、発達障害の人は、どうするかというと、全部をいるものとして、保存してしまう。
まずは、この物の分類をすることが大事。
それも、こちら側が、勝手にするのではなく、その利用者によりそい、利用者に判断させる。このまざった、チラシはいりますか?有効期限がきれているチラシですよ、この時刻表はいりますか、これも昔の時刻表ですよ。すると利用者は、チラシはいらないけkど、その時刻表はいると答える。
これが、物の分類。
2、可視化
物を分類したら、そのよりすぐったものは、段ボールにいれて、その段ボールに、時刻表いれと書く。こうすることで、可視化される。これが大事。
発達障碍者の中には、見えないものはないものとおもいこんでしまう人がいる。
私も、発達障碍者の人とスーパーにいって、商品をみつけてもらおうとするも、わかりません、ありませんという。でも、絶対あることを私はしっている。なので、足元のタナにないですか と再度聞くと。ありましたと答える。
つまり、見えてないものはないものととらえてしまう。段ボールの中の雑貨のなかからあるものをとりだしてといっても、ないですと答え。これも、奥のほうにあって見えないから、ないといってします。
発達障碍者には、そこに物があるということを、目でみてわからせるようにしてあげないといけない。
物を分類したら、クリアボックスの中にいれて、さらに、表面にラベルをはって、目で見えるようにしないといけない。
3、床をみせてる
物をかたづけられない人は、床の上も散乱している。まずは、床をみせてあげる。スペースをつくってあげる。山のようにごみがつみあがっていても、まずは、床をみせてあげて、達成感、できるということをおしえてあげるということが大事。
ごみの山を目の前にして、どうしていいかわからない状態の利用者に、まずは床をみせてあげる。これが大事。
4、業者におねがいしても・・・
ごみ屋敷専門の業者もいるけども、業者は、利用者の医師によらず、一般的にごみとおもわれるものをごみとしてしまう。たしかにそうだけども、それでは、利用者が不安になる。勝手にすてられる、大事なものも捨てられるのではないかと不安になる。
ひとつひとつ確認しながら、物を分類、可視化させて、整理するので、とても時間がかかる。これは、五味屋敷業者ではできない。
一方、行政も手助けはできない。大掃除はホームヘルパーの対象外。なので、ごみはどんどんたまっていくばかり。
だけど、ヘルパーに週1日でもはいttもらって、ごみがたまってないか確認してもらうのは大事。人の目がはいることは大事。
いい講演会だった。さすが、ADHD当事者なので、よくわかっている。
五味屋敷の利用者さんのところに、ヘルパーと一緒にいくと、まずそのヘルパーさんが言うのは、これは、業者にはいってもらわないとだめです、私たちではどうすることもできません。必ずヘルパーさんはそういう。でも、私は、そうじゃないんです、業者ではなく、ヘルパーさんが利用者によりそって一緒に考えていくことが大事ですという。これが大事。
ヘルパーさんが入ることで、これ以上ごみをためなくなる、それだけでもいいんです、まずは、寝る場所を確保してあげましょう。そういう私。
ただ、講演会の最後で、一緒に整理整頓しても、半分の利用者は、またごみいをあつめてしまう。やはり継続的な行政の力が必要と講演者。そのとおりだね。
ちなみに、整理収納アドバイザーに家にはいってもらうのは6時間30000円とのこと。それでもお客の予約は2か月先までいっぱいとのこと。需要はあるね。
あと話の中で印象的だったのは、かたづけられないことで、離婚原因、子供の養育放棄、そしてうつになることが多いとのこと。独身だとまだいいけど、家族がいれば、離婚原因になるとのこと。それと、発達障害は遺伝的なこともあり、親も発達障害ということが多いとのこと。
やはり、行政がたすけてあげないとね。
いかが、ADHD当事者の整理収納アドバイザー西原さんの著書、アマゾンでも買えます。たぶんサピエにもあるかな?
西原 三葉
「ADHD」の整理収納アドバイザーが自分の体験をふまえて教える! 「片づけられない……」をあきらめない!。