きそば鈴一@横浜
今日はコンサートに備えてのバンド練習の日です。
スタジオの場所は横浜なので東海道線で静岡駅を出発しました。
しかし最初から大誤算でした。
というのは切符を買うのに時間がかかりすぎたからです。
久しぶりに買うのでうっかりしていましたが、遠距離の切符はみどりの窓口で買うんですね。
今まではチケット屋さんを利用していくことが多かったので、それに気が付きませんでした。
そのために予定していた電車にタッチの差で間に合わないという事態が生じました。
でもまだまだ時間にが余裕があるので大したことではありません。
これはたまたまですが、この日の朝テレビで見た星占いで、私の星座が最下位でした。
そのためにいやな予感がしていたんですが、この日は確かに運に見放されていたようです。
静岡駅を25分ほど遅れて出発しました。
そして無事に横浜の駅に到着しました。
まずは予定していたラーメン屋さんに向かいます。
そこはすぐに見つかりましたが、お昼時だとあって長い行列でした。
それに並ぼうかどうかと迷います。
これがもし予定通りの時間についていたとしたら、時間に余裕があるので間違いなく並んでいたでしょう。
でも30分ほどタイムロスをしたので、並ぶ時間が気になりました。
そこで予定を変更してすぐに出てくるお店に向かいます。
お店の場所も近いのでこちらもすぐに見つかりました。
そのお店がここです。
横浜駅のすぐそばにある立ち食いそばのお店、「きそば鈴一」さんでした。
只今の時間は午後1時を少し過ぎたあたりですが、予想以上にお店が混んでいて驚きました。
それはともかくまずは前にある券売機で食券を購入します。
選んだものはもちろん「コロッケそば(490円)」でした。
しかしそのあとはどうしたらいいんだろうか。
カウンターの前に行くとお店の方が「食券を出してくれ」と言われました。
そこで手にした食券を前のステンレスの部分に置きます。
しかし誰のものなのかこれでわかるのかな。
その後はお店から少し離れた場所でお蕎麦の名前を呼ばれるまで待つことになります。
しかしこのご主人らしい方はけっこう指示がきついですね。
傍らで一人の店員さんが指示されたおそばを手際よく作っていきます。
さっと温めて器に入れ、具をのせてだしをかけるだけですから、あっという間に出来上がります。
すると例のおじさんが「天ぷらそばの人」と大声で呼ぶわけです。
それを聞いて注文した方が受け取りに来ます。
これがすんなりと通るのが不思議です。
同じ注文がいくつかあったときにはどう区別するのか、私にはよくわかりません。
例えば天ぷらそばが二人いる時なんかはどうするんでしょうか。
そう考えているとすぐに私の「コロッケそば」が呼ばれました。
慌てて窓口に行き、まずはお蕎麦に一味を振りかけます。
そして割りばしとともにどんぶりを取りました。
ところがこのどんぶりを置く場所が空いていないんです。
二か所ほど外にそばを置く台がありますが、お客さんがいっぱいでそこには置けませんでした。
仕方なくおそばを手に持ったまましばらく待ちました。
すると幸運なことに一人の方が食べ終わって場所が空きました。
とりあえず丼をそこに置いてまずは写真を撮ります。
今の時間では半分ぐらいのお客さんが立ったままおそばを食べています。
こういう光景は壮観ですね。
落ちついたところで、ではコロッケそばをいただきましょう。
まずは麺ですが、これはまあ普通のお蕎麦でした。
そしてコロッケに移ります。
このコロッケはけっこう大きめでボリュームがありますね。
コロッケをかじってその後ですするお蕎麦がまた美味しいんです。
コロッケとお蕎麦は最高の組み合わせだと思いますね。
実は先日のテレビ番組「秘密のケンミンショー極」でもこのコロッケそばが取り上げられていました。
このお蕎麦は関西にはないそうですから地域限定なんでしょう。
でも、東京では私が学生の時にもありましたから、歴史は古いと思います。
コロッケを食べながらお蕎麦も順調に減っていきました。
お蕎麦もけっこうボリュームがあってお腹が膨れますね。
私が食べていると、若いギャルがお二人、どんぶりを置く場所を探してやってきました。
お二人のお蕎麦はわかめそばに月見そばでした。
立ち食いのそば店ですが、若い方にも人気があるお店だと思いました。
壁には鳩に餌をやるなという看板が出ています。
残ったそばを鳩にやったりしたら、また環境が悪くなるのでこれには注意です。
私はものの数分でコロッケそばを食べ終わりました。
久しぶりにいただくコロッケそばは実に美味しかったですね。
食べ終わったどんぶりは返却口に返しに行きます。
すると先ほどとは大違いでお客さんが少なくなってきました。
あの時の大混雑はいったい何だったんだろうかね。
なお、お冷はセルフで飲めますが置く場所がなかったので私は取れませんでした。
では、ごちそうさまです。
私も過去に3回ほど行きましたが、いつも朝の時間帯をズラした午前9時-10時前でした。
丼を置く場所が殆ど無いホントの路緬店です。屋台に近いですよね。
左手に丼を持って、ガードレールによりかかって食べる人もザラです。
雨の日は空いてます。アタリマエか。
まったく予備知識がなかったので驚きましたね。
道路で立ったままそばを食べている方はたぶん初めて見ました。
そこまでしても食べたくなるとは不思議な魅力のある立ちそばですね。
ジャンさんも常連だったとは知りませんでした。
いいお店ですね(笑)。