静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

游喬庵・無@大岩本町

2023年07月15日 07時11分25秒 | 静岡かけそば放浪記

游喬庵・無@大岩本町
静岡かけそば放浪記24

 

 忘れたころにやってくる名物企画、「静岡かけそば放浪記」その24弾です。
私はお蕎麦なら絶対にかけそばで、もちろんざるそばもいただくことはありますが、一つだけならかけそばです。
今回はお散歩のついでに大岩にあるお店にやってきました。
お店の名前は、「游喬庵・無」さんです。

 

 このお店は以前から気になってはいましたが、今回初めての訪問になります。
お店の開店時間は午前11時半で、その時間ぴったりにお店の前に着きました。
昔風の作りのお店でなかなか風情がありますね。
しかし困ったことに時間になってもお店が開きません。

 

 そして私が待っている間に軽自動車が一台お店の真ん前に止まりました。
こちらは誰も出てこないでそのまま車の中で待っている様子です。
なるほどそのほうが賢いな。
今日も35度に近い猛暑ですから外で突っ立って待っている私が情けないです。

 そして外で待つこと7分、ようやくお店がオープンして中に入ることができました。
私は三人目に入りました。
すると不思議なことに中には中年の女性がすでに席に座っていたんです。
この方はいったいどこから入ったんでしょうか。

 

 それはともかく何とか小上がりの席に靴を脱いで座りました。
そして店員さんが注文を取りに来るのを待ちます。
すると私たちの後から入ってきた中年男性のお客さんが店員さんを呼び留めて、先に注文してしまいました。
その方は店内でも携帯で話していましたので、何か気分が良くなかったです。

 まあイライラしても仕方がないので、ここは気を長くしてじっくりと待ちます。
すると5分ほどしてようやくお冷やが出てきました。
暑い中をじっと待っていたのでこのお冷やが最高に美味しかったです。
そしてようやく私の注文ができました。

 

 しばらくして初めからお店にいたお客さんにはお酒が出てきました。
そしてつまみがあれこれと出て、最後にお蕎麦も出てきます。
その後で定刻通りに入ったお客の分が出てきました。
最初に出てきたのは例の男性の大盛りなんとかでした。

 

 

 そして私の前に入った年配女性お二人の天せいろです。
待っている間にお客さんが二組ほど入ってきましたが、まだ席に余裕があります。
そしてようやく私のかけそばが出てきました。
待つこと20分ですから、まあこんなもんでしょう。

 

 嬉しいことにかけそばにはネギと揚げ玉も付いていました。
まずはお蕎麦に卓上の一味を振りかけます。
そして天かすにネギを全部入れてしまいました。
といっても器が上げ底なのでそう多い量ではありません。

 

 

 ではかけそばをいただきましょう。
まずはお蕎麦をいただきます。
おや、これはなかなかのものでした。
平打ちのやや太目で、きっちりしたお蕎麦です。

 

 お蕎麦の香りもあるしのど越しも滑らかです。
そしてお汁がまたいい。
これも鰹節がしっかり香るいい感じのお出汁でした。
静岡市内にはけっこう美味しいお蕎麦屋さんがありますが、その中でも上位に入ることは間違いないでしょう。

 そして何よりも汁が美味しい。
まあこの暑さで汗をかきますから、塩分が不足していたせいもあるかもしれません。
実に良いお汁で、私としては普段以上に飲み過ぎてしまいました。
なおお店では蕎麦湯も出してくれました。

 

 こちらのお店ですが私の家からは散歩の範囲内にあるので、飲みでも使えそうです。
ただ通しの営業ではなく中休みがあるので、それが残念でした。
最近の家康ブームで、立ち寄るお客さんも増えてきたのかもしれませんが、頑張っていただきたいお店です。
美味しく食べ終わってここでお会計です。

 現在は物価も高くなってきましたからかけそばの800円もまあ仕方がないお値段ですね。
一番乗りでお店を後にしました。
ごちそうさまでした。

コメント (2)
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