静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

アサヒスカイルーム@吾妻橋

2017年08月07日 07時25分10秒 | 居酒屋
アサヒスカイルーム@吾妻橋



 雷門を越え、通りを渡って吾妻橋方面に向かいます。
かわいい瞳の猫ちゃんも静岡人を迎えてくれました。
この橋のたもとあたりは背景が良いため観光写真のスポットになっています。
自撮り棒を使ったカップルや、団体の観光客などが勢ぞろいして大撮影大会が開催中でした。




 向こうに見えるのが、本日の飲み歩きツアー第1店目です。
黄金に輝くビルで飲むビールは美味いだろうねえ。



 横にはスカイツリーも並んでいますから、これはいい背景ですね。
天候はまだ小雨模様ですが、濡れるほどではなく、そのまま歩いて橋を渡ります。
無時対岸にある左飛ビール本社に着きました。



 そこからエレベーターで21回まで上ります。
エレベーターも最近はスピードが速くなったようで、あっという間に最上階です。
ここから最後の1階分はエスカレーターで上ります。



 それにしてもあたりに人気がありません。
平日とはいえこれほど静かですと少し不安に感じますが、お休みということではないのでまあ大丈夫でしょう。
たどり着いたお店が、「スカイルーム」です。
こちらのお店がまたすごいお店なんですね。

 まずは入口で料金の先払いです。
ドリンクは、「スーパードライ634ミリ」が税込み870円です。
多少高めですが、いえいえそうではありません。
おつまみには「セロリのピクルス(650円)」と「チキンフリット(650円)」を選びました。

 番号の書かれたプレートをもらって、適当な席を探します。
ところがお客さんが意外と多く、いい席はすべて埋まっています。
その中でも良さそうな場所を見ると、若いカップルがいて横のカウンターの上に何やら荷物が置いてあります。

 「すいません、ここよろしいでしょうか」
「あ、すいませんでした」
荷物をしまってもらってそこの席に座ります。
何となく強引に入ったような気分ですが、これは仕方がないですね。



 しばらくして、生ビールが出てきました。
どうですかこの生ビール。
特別製のグラスにはしっかりと「東京スカイツリー」のシルエットが浮かんでいますね。
そうか、それで容量が半端な634ミリなんですね。



 同時におつまみのセロリのピクルスも出てきました。
これはしゃれていますが、ビールのお供としては酸味が強すぎるでしょうか。
セロリをつまみながら冷えた生ビールをのんびりと飲みます。



 さて、ビールが美味しいのは当たり前ですが、このお店ではもう一つのお楽しみがあります。
それはこの眺望です。
地上22階ですが、これは想像以上に高いです。



 ここから見えるのは眼下の隅田川です。
水上バスが悠々と川を進んでいきますが、それが実に小さく見えますね。
この界隈では群を抜いて高いビルなので見晴らしは最高です。



 もう一つの風景は「東京スカイツリー」です。
これがまたしっかり見えていいですね。
下界を見降ろしながら飲む生ビールの味は最高です。



 お客さんは若い女性が多かったですが、外人さんもいらっしゃいました。
ここでのんびりランチを楽しんでいる女性一人客や、コーヒーで談笑している女性三人組など、用途も様々のようです。
まだ12時過ぎですから、さすがに本格的に飲んでいるのは私たちだけでした。

 しかし困ったことに、もう1品注文した「チキンフリット」がなかなか出てきません。
お客さんはそれほどいませんから、混んでいることはないようでしょうが、それにしても遅い。
「わざと出るのをおそくしてもう1杯飲ませようって魂胆なんじゃないかい?」
二人でそんな冗談を言い合っていたその時でした。



 「フリットをお待たせして申し訳ありません、おまちの間にこれでもお召し上がりください」
突然ウエイトレスさんが近寄ってきて小皿を差し出しました。
まさか聞かれていたわけでもないでしょうが、これにはびっくりしましたね。
サービスのピーナッツをかじりながら、しばらく間を持たせます。



 するとそのあとはすぐにフリットが出てきました。
カリカリのえびせんもおまけに付いています。
揚げたてのフリットはジューシーで美味しいですね。
まあ待つ間に景色も楽しめましたから、文句はまったくありません。

 そうこうしているうちに午後1時を過ぎて、ラウンジは急に空いてきました。
思い出してみると私たちの後から入ってきたお客さんはほぼいませんでした。
まだ認知度が少ないせいかもしれませんが、これほど空いているならのんびりと快適に飲めていいです。
何しろ入場料もかかりませんから、高いところのお好きな方にはお勧めの場所です。

 これはたぶん気のせいでしょうが、高所で空気が薄いせいか、酔いのまわりも早いように思いました。
ゆっくりと小1時間も風景を楽しんで、ラウンジを後にしました。
どうもごちそうさまでした。


  

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする