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静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

静岡かけそば放浪記@河内庵

2024年07月01日 07時04分23秒 | 静岡かけそば放浪記

静岡かけそば放浪記@河内庵

 

 忘れたころにやってくるシリーズ、「静岡かけそば放浪記」です。
しかし今回は日が悪かった。
夜半からの大雨で正午ごろには警報も鳴り出すぐらいの荒天です。
それでも一度決めたスケジュールは変更したくないので雨の中を歩いて浅間通りまでやってきました。

 

 ついたお店は老舗のお蕎麦屋さんで、「河内庵」さんです。
開店時間の午前11時を少し過ぎた時間ですが驚くことにもう先客がお一人いらっしゃいました。
私は入り口近くのテーブル席に一人で座ります。
まずは席に置いてあるメニューを見ますが、もちろん注文するものは決まっていますね。

 こちらのお店に来るのは4年ぶりですが、様子は全く変わっていません。
温かいお茶を持ってきてくれた店員さんにかけそばを注文します。
「暖かいのですか?」
と聞かれましたが、ほかにあるのかな。

 

 メニューにはミニミニセットというものもあり、これが人気のようです。
それ以外では「うどん雑炊」というのが気になりました。
これは珍しいですね。
機会があれば食べてみたいものです。

 

 そしてよく見るとドリンク類もそこそこありました。
軽く飲んで締めに雑炊というのも面白いですね。
そんなことを考えていると、先客さんよりも早く私のかけそばが出てきました。
相変わらずのシンプルなかけそばです。

 

 まずは七味唐辛子を三さじほどかけ、ネギも全部入れてしまいます。
では、おそばをいただきましょう。
うん、適度な腰のある美味しいおそばですね。
そしておつゆもいただきます。

 これは熱い出汁でいいですね。
欲を言えば私にはもう少し濃いめにしてくれたほうが好みです。
最近は年齢のせいか濃いめの味を好むようになってきました。
まあ塩分の取りすぎは血圧によくないので、あまり汁は飲めないんですがね。

 

 すると店員さんが湯桶を持ってきてくれました。
最近は汁そばにでもこの蕎麦湯を出してくるお店が多くなりました。
盛りそばならともかくかけそばには不要だと思いますが、好きな方もいるんでしょう。
私はお客さんから注文があった時だけ出せばいいと思うんですが、文句を言う輩もあるんでしょうね。

 

 あっという間に美味しいおそばを完食してしまいます。
ただ今のお値段は680円でした。
やっぱりそばはかけそばに限るな。
お会計をしてお店を後にします。

 次は雑炊が気になりますね。
ごちそうさまでした。

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萩屋@新装開店

2023年12月22日 07時11分28秒 | 静岡かけそば放浪記

萩屋@新装開店

 

 雨の金曜日です。
今日のランチはご近所のお蕎麦屋さんを目指しました。
お店の名前は「萩屋」さんで、静岡市内でもかなりの老舗です。
しかししばらく建物の改装をされていてそれに伴って半年ほどお休みされていました。

 

 今日は新装なったお店を久しぶりに訪ねてみることにしました。
ただ今の時間は午前11時を少し過ぎた時間ですが、以前はこのお店の開店時間は午前10時でした。
たぶん同じ時間の営業だろうと早めにお店に着きました。
入口にはちゃんとのれんが出ていますからこれは大丈夫です。

 

 お店の窓には外からも見えるようにメニューが貼ってありました。
あれ、以前と比べるとだいぶ変わっていますね。
では中に入ってみましょう。
「こんにちは」

 すると予想した通りで先客はおらず、お店の女性がお一人椅子に座っていました。
その方が奥に行くと、すぐに紙おしぼりとお茶を出してくれました。
そこで注文を告げます。
今回の注文は「かけそば(800円)」です。

 

 確か数年前来た時はこのかけそばが600円でしたから、価格が変更されたということでしょう。
参考のためにメニューも撮っておきます。
以前と比べるとかなりシンプルになっていて驚きました。
種物の種類が少なくなっていて、酒類もありません。

 

 それだけ原点に戻ったということなんでしょうか。
テレビではNHKの放送が流れています。
そして注文したかけそばが出てきました。
これも以前とは少し違う風貌ですね。

 

 まずはメインのかけそばです。
ゆずが一欠けにカイワレも乗っていました。
そして薬味のネギと山菜が付いています。
この山菜が付いているのは初めて見ました。

 

 とりあえず一味を振ってネギも全部入れてしまいます。
ではいただきましょう。
うん、これは以前と変わらない美味しいお蕎麦です。
いわゆる外二というもので、そば粉の割合が多く、のど越しもいいですね。

 

 そして汁もまた美味しいです。
きちんと出汁をとっていることがよくわかりますね。
まずはお蕎麦をすすり、途中では山菜を合間にいただきます。
こういう箸休め的なものがあると、飽きずに食べられますね。

 

 そしてそばをいただく合間に、ついているレンゲでお汁を飲みます。
お蕎麦にレンゲは合わない感じもしますが、和風の大きなしゃもじ風のものよりは使いやすいです。
久し振りに萩屋さんのお蕎麦をいただきましたが、相変わらずの美味しさでした。
やはりかけそばが一番だな。

 あっという間に食べ終わって、お茶も飲み干してお会計です。
ごちそうさまでした。
また来ますよ。

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おそばcafeプシケ@横田町

2023年10月28日 07時09分35秒 | 静岡かけそば放浪記

おそばcafeプシケ@横田町

 

 国道1号線を越えて戻り、伝馬町の通りに着きました。
ここからスマホのナビでお店を探します。
ところが伝馬町界隈は「おいべっさん」の準備でだいぶ混乱していました。
そのために少し迷いましたが、何とか目指すお店にたどり着いて一安心です。

 

 こちらが、「おそばcafeプシケ」さんです。
以前から気になっていたお店ですが、今回ようやく行くことができました。
喫茶店風のお店なのにおそばがメインというのは面白いですね。
では中に入りましょうか。

 看板に書いてあるメニューが、「はんぺんフライそば」と「エスプレッソコーヒー」だというこの組み合わせがユニークです。
開店時間は午前11時半と書いてありますが、現在は正午の少し前ですから大丈夫でしょう。
そして中に入ると先客は誰もいらっしゃいませんでした。
女性の店長さんが迎えてくれて、私は広い4人掛けのテーブル席に座りました。

 

 メニューの説明がありましたが、ここは無難に看板にもあった「はんぺんフライそば(630円)」を選びました。
御店主は奥の厨房に戻って、お蕎麦を作り始めます。
待っている間にお店の中を眺めてみますが、いろいろとテレビ局の色紙が貼ってありました。
私は知りませんでしたが、数年前にテレビにも出たようです。

 

 

 お店は結構しゃれた造りで見飽きません。
壁のメニューも黒板アート風の感じで面白いですね。
テレビを見ながら待っているとわりあいに早くお蕎麦が出てきました。
これが看板メニューの、「はんぺんフライそば」ですね。

 

 かけそばに乗っている具は黒はんぺんのフライが二枚です。
ただし大き目のはんぺんを二枚に切ったものが二つ乗っています。
これは揚げてから切ったのではなく切ったものに衣をつけてあげてあります。
そして揚げ玉にナルトも付いていました。

 

 添えてあるネギと一味唐辛子を入れてお蕎麦をいただきます。
使っているお蕎麦は「玉善」さんのものだと書いてありましたが、シンプルで美味しかったです。
そしてやはりはんぺんフライはいいですね。
注文を受けてから揚げたものでしょうが、静岡人には馴染みのあるものです。

 

 しかし私の記憶の中でも、これをお蕎麦に載せたものは初めてです。
こういうアイデアには驚きました。
食べている間にお一人年配の男性がお客さんとして入ってきました。
おかみさんとお話をしましたが、コロナ禍でおいべっさんもしばらく縮小されていたそうです。

 それがようやく復活して賑やかさが戻り今年は期待しているということでした。
昔は商売をしているお店には必ず大きな熊手の飾りがありましたが、最近はほとんど見かけません。
街の姿もだんだんと変わっていくものでしょうか。
お蕎麦は美味しかったですが、もう少し汁が熱ければ万全でした。

 食べ終わってお会計をし、お店を後にしました。
ごちそうさまです。

 

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桃中軒@沼津

2023年10月02日 05時11分38秒 | 静岡かけそば放浪記

桃中軒@沼津

 月曜日に浜松から帰って来たかと思えば、今日は大学時代の友人たちと熱海で一泊旅行です。
まずは余裕を持って、午前11時すぎの東海道本線で静岡駅を出ました。
今回も電車は順調に進んで富士駅まで来ました。
窓の外には夏の富士山が見えますね。

 

 たしか春の集まりの時は、私はこの富士駅で立ち食いそばをいただきましたが、今回は違います。
そのまま通過して電車が沼津駅に着きました。
実は東海道線の静岡県内では立ち食いそばの店舗がある駅は少ないんです。
静岡浜松富士三島沼津そして熱海ぐらいでしょうか。

 

 ここ沼津の立ち食いそばはかなり昔に一度食べたことがありますが、今日はもう一度確認に来ました。
電車を降りてホームにある立ち食いそばのお店に向かいます。
お店の名前は「桃中軒」と書いてあります。
ただ今の時間は12時半なのでお昼時ともあってか、お店はかなり混んでいました。

 こちらの店舗は現金引換えのシステムなので、順番を待つしかありません。
そして店員さんは中年女性がたった一人でした。
これは忙しそうですね。
四角い店舗ですが二か所が開いていて、お客さんはそこに二つほどある受け取り口から注文や受け取りをするようです。

 私はその一つの前に立って、中の店員さんに声を掛けます。
しばらくしてその女性の店員さんがお冷やと割り箸を出してくれました。
そこでもう一度確認のために「かけそば」と告げます。
中年の女性店員さんですが、とにかく忙しそうですね。

 

 そして待つこと数分でかけそばが出てきました。
立ち食いそばとは言え提供が早いのはいいことです。
具にはナルトが数枚乗っていてネギもたっぷりあるのが嬉しいですね。
では一味を掛けていただきましょう。

 

 なおこのかけそばは1杯330円でした。
ここで右隣のお客さんが食べ終わっていなくなったので、丼を持って横に引っ越します。
混みあったときには譲り合いが大切ですね。
さて、肝心のかけそばですが、お蕎麦の腰が弱くこれは少し物足りませんでした。

 でもお汁は出汁が効いていて美味しかったです。
これならうどんのほうがお勧めかな。
私のいた場所に入った中年女性のお客さんは「冷たいかけそば」を注文されていました。
ほう、立ち食いなのに冷たい蕎麦もできるんだ。

 

 さらに別のお客さんの注文も入ってきました。
後で考えてみると、電車を降りたお客さんが注文することが多いですから、電車の発着に応じてお客さんが集中するんでしょう。
私はすぐにおそばを食べ終わって、丼をお返しします。
やっぱりかけそばは良いなあ。

 

 お店の横には営業時間が書いてありました。
朝とお昼の時間帯だけの営業らしいですが、こういうお仕事も大変だなあと思いました。
せめて券売機ぐらいは導入していただければお仕事が楽になるんですがね。
すると予定よりも早く食べ終わったので、時間調整中の電車に間に合ってしまいました。

 

 とはいえこれは三島止まりなので乗る時間は同じですが、何となく得した気分です。
ではごちそうさまでした。

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游喬庵・無@大岩本町

2023年07月15日 07時11分25秒 | 静岡かけそば放浪記

游喬庵・無@大岩本町
静岡かけそば放浪記24

 

 忘れたころにやってくる名物企画、「静岡かけそば放浪記」その24弾です。
私はお蕎麦なら絶対にかけそばで、もちろんざるそばもいただくことはありますが、一つだけならかけそばです。
今回はお散歩のついでに大岩にあるお店にやってきました。
お店の名前は、「游喬庵・無」さんです。

 

 このお店は以前から気になってはいましたが、今回初めての訪問になります。
お店の開店時間は午前11時半で、その時間ぴったりにお店の前に着きました。
昔風の作りのお店でなかなか風情がありますね。
しかし困ったことに時間になってもお店が開きません。

 

 そして私が待っている間に軽自動車が一台お店の真ん前に止まりました。
こちらは誰も出てこないでそのまま車の中で待っている様子です。
なるほどそのほうが賢いな。
今日も35度に近い猛暑ですから外で突っ立って待っている私が情けないです。

 そして外で待つこと7分、ようやくお店がオープンして中に入ることができました。
私は三人目に入りました。
すると不思議なことに中には中年の女性がすでに席に座っていたんです。
この方はいったいどこから入ったんでしょうか。

 

 それはともかく何とか小上がりの席に靴を脱いで座りました。
そして店員さんが注文を取りに来るのを待ちます。
すると私たちの後から入ってきた中年男性のお客さんが店員さんを呼び留めて、先に注文してしまいました。
その方は店内でも携帯で話していましたので、何か気分が良くなかったです。

 まあイライラしても仕方がないので、ここは気を長くしてじっくりと待ちます。
すると5分ほどしてようやくお冷やが出てきました。
暑い中をじっと待っていたのでこのお冷やが最高に美味しかったです。
そしてようやく私の注文ができました。

 

 しばらくして初めからお店にいたお客さんにはお酒が出てきました。
そしてつまみがあれこれと出て、最後にお蕎麦も出てきます。
その後で定刻通りに入ったお客の分が出てきました。
最初に出てきたのは例の男性の大盛りなんとかでした。

 

 

 そして私の前に入った年配女性お二人の天せいろです。
待っている間にお客さんが二組ほど入ってきましたが、まだ席に余裕があります。
そしてようやく私のかけそばが出てきました。
待つこと20分ですから、まあこんなもんでしょう。

 

 嬉しいことにかけそばにはネギと揚げ玉も付いていました。
まずはお蕎麦に卓上の一味を振りかけます。
そして天かすにネギを全部入れてしまいました。
といっても器が上げ底なのでそう多い量ではありません。

 

 

 ではかけそばをいただきましょう。
まずはお蕎麦をいただきます。
おや、これはなかなかのものでした。
平打ちのやや太目で、きっちりしたお蕎麦です。

 

 お蕎麦の香りもあるしのど越しも滑らかです。
そしてお汁がまたいい。
これも鰹節がしっかり香るいい感じのお出汁でした。
静岡市内にはけっこう美味しいお蕎麦屋さんがありますが、その中でも上位に入ることは間違いないでしょう。

 そして何よりも汁が美味しい。
まあこの暑さで汗をかきますから、塩分が不足していたせいもあるかもしれません。
実に良いお汁で、私としては普段以上に飲み過ぎてしまいました。
なおお店では蕎麦湯も出してくれました。

 

 こちらのお店ですが私の家からは散歩の範囲内にあるので、飲みでも使えそうです。
ただ通しの営業ではなく中休みがあるので、それが残念でした。
最近の家康ブームで、立ち寄るお客さんも増えてきたのかもしれませんが、頑張っていただきたいお店です。
美味しく食べ終わってここでお会計です。

 現在は物価も高くなってきましたからかけそばの800円もまあ仕方がないお値段ですね。
一番乗りでお店を後にしました。
ごちそうさまでした。

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